きくりんの日々

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写真にあるように、僕の部屋の勉強机のイスには22年に渡って「清原和博」というシールが貼られ続けています。一説には剥がすのがめんどくさかっただけという解釈もあるようですが、でも、僕が清原という選手を特別な存在として応援し続けてきたことは間違いありません。

しかし、ここはそういった個人的感情を捨てて、できるだけ冷静かつ客観的に、清原選手の残した数字についてちょっとだけ考えてみたいと思います。

まず、通算打率は「.272」ですから、こと打率に関しては「普通」の選手、もしくは普通よりちょっとだけいい選手ってくらいですよね。

となるとやっぱり清原のすごさは、あまたプロ野球選手が存在した中で「歴代5位」に当たる「ホームラン525本」という数字にあると言えましょうか。…でも、清原が「ものすごいホームランバッターだった!」という印象は正直、僕の中にはあまりないんですよねぇ。

単純に、ホームラン王を一度も取っていないからということもあるのでしょうが、それ以上に、西武時代は秋山・デストラーデ、巨人時代は松井(秀) と、清原をしのぐホームランバッターがほぼずっとチームメイト内に存在したということが、清原の「一番感」を損なっている気がします。

でも、通算525本という数字は、清原よりもずっと「ホームランバッターらしい」印象を残した秋山よりも100本近く多いですし、同じくホームランバッターらしい中村(紀)よりも(現時点で)200本近く多いわけです。松井(秀)だって日米通算で525本に到達するかというと、なかなか厳しいかも…というくらいすごい数字なんですよねぇ。

清原の上の数字を残した選手は王、野村、門田、山本(浩)と伝説的なホームランバッターばかりで、しかもみんな「ホームラン王を何度も取っている」選手ばかり。清原が、この4人に匹敵するホームランバッターか、と言えばやっぱりイメージとしてはそこまでじゃあないよなぁ、というのが正直なところ…ですよね?

じゃあ、なぜに清原がこんなすごい数字を生んだのかと言えば、やはり「史上最年少21歳で100本塁打達成」、そして3年後に「史上最年少24歳で200本塁打達成」と、キャリアの前半で「ものすご〜い貯金」を作った、というのが非常に大きかった!

そして、調子の悪い年でも、マスコミにボロクソ叩かれながらなんだかんだ「25本」近く必ずホームランを打っていたというのが大きく、「シーズン20本塁打以上が16回」という「歴代3位」に当たる驚異の安定感を、実は見せていたみたいです。


でも、「安定感」では許されないほどの「期待感」があったために、「ダメだったシーズン」の印象が強く残り、「実は巨人時代もそこそこ打っていた」という事実が、印象としては消えてしまっているんだと思います。

輝かしい西武黄金時代でさえ、8度のリーグ優勝、6度の日本一を果たしたチームの4番でありながら、なぜか一度もMVPを取れず、あんなに打ちまくった感のある日本シリーズMVPさえ一度もないという、実に不可解なほどタイトルに縁はありませんでした。

それでも最後には、気づいたら「ホームラン525本」というすごい数字が残ったし、オールスターMVP7回(歴代1位)という「お祭り男」のイメージもあるしで、本当に清原和博という選手の評価、位置づけ、イメージは多様ですよね。

王、長嶋、イチロー、松井(秀)らと同列に語られる選手のようでもあり、そうでないようでもあり、でも人気は圧倒的であり、僕もファンであり、そして、この日記がどこに向かっており、どう終わっていいのかはまったくわかりません。実はここ一時間くらい書いたり消したりしてて、もうよくわかりません。

一体、これが何を言いたい日記だったのか定かではありませんが、とにかく、「清原選手お疲れ様でした!」 と、たぶんそういうことです。

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