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今日は、二週間のレンタル期間を終え、地元の図書館に借りてきた本を返す日です。
早く返さないと図書館閉まっちゃいますので、慌てて書きます。
先日も紹介しました実験社会心理学の本「急いでいるときにかぎって信号が赤になるのはなぜ?」
について、書き足りなかったことを少し書き殴ってみます。
まずは表題の件。
これは「相関関係の錯覚」というもので、たまたま同時に起きた出来事の相関関係を誇張する傾向の
ことです。要するに「思い込み」ですね。
「満月の時に自殺や殺人が多い」なんてのもこの類。
印象の強いものが二つ重なると、そこに関連性を見出してしまいがちなんです。
だいたいそういう時は、割合(確率)を出すときの全体数とか分母の想定が間違っています。
信号の例で言うなら、青信号だったときと、急いでいないときの事が忘れられちゃっている。
急いでいて青信号だった場合と、赤信号だったけど急いでいない場合と、青信号で急いでいない場合は
あまり気にもとめないので印象に残っていないんです。
「急いでいる」「赤信号」という印象深い二つがたまたま結びついたときにそれが記憶に残る。
そしてそんなことを何度か繰り返すと、「急いでいるときにかぎって信号が赤になる!」という思い込み、
迷信が生まれるというシステムです。
この落とし穴にはけっこう陥りがちですよね。
「きくりんは事務所外ライブではほとんどすべらない」という説も、きっと僕のただの思い込みです。
嫌なことはすっかり忘れて、うけたことのみ覚えているだけで…。
続きまして「人種効果」について。
よく欧米の方が「日本人はみんな同じ顔に見える」なんておっしゃいますでしょう?
あと日本人が「黒人はみんな同じ顔に見える」なんて言う場合も、まぁその逆の場合もありましょう。
その件について興味深いデータが。
「ある人種(民族)について差別意識をもっている人ほど、その人種(民族)の顔の識別ができない」
とのこと。
韓流ブームがくる前、韓国人といえばみんな目が細くて、頬骨出てて、後ろ髪伸ばしてる、
みたいなイメージが漠然とありましたでしょう?
あれが必ずしも差別心によるものとは言いませんが、この手の偏見はその文化と触れ合う機会を増やす
ことで簡単になくせます。
ウォンビンとチャンドンゴンを見間違う人はもういませんでしょ。
だから僕が昔からよく言われる「韓国人ぽい顔だね」という言葉の無意味さを噛みしめ、その手の発言は
僕にではなく韓国人に対して非常に失礼ということを知ってほしいですね。
しかし、現代日本における「韓国人男性=イケメン」イメージとか、欧米における「日本文化=クール」
イメージとか、時代は変われば変わるものですねぇ。もっとも、それもまた偏見なんですけど…。
続きまして「バーナム効果」。
「人々には、パーソナリティーに関するあいまいな描写を自分自身にぴったり当てはまると感じ、
しかもそれが誰にでもあてはまることに気づかない傾向がある」、というもの。
だから占いが流行るし、占い師やスピリチュアルな仕事が成立するわけです。
「あなたは正義感が強く、それで周囲とトラブルになることがありますね?」なんて言われれば、
ほとんどの人が当たっていると思ってしまいます。
特に「正義感が強い」のように自分を肯定したり喜ばせたりするものであれば、簡単に鵜呑みにして
しまう恐れがあるとか。それで幸せでポジティブな気分になれるなら、まぁそれでいいんですけど…。
(占いをあんまり否定すると女の子に煙たがられる傾向があることを30歳にしてきくりんは学びました!)
最後に「ウェスターマーク効果」。
「生まれてからの数年間を一緒に育った二人の子供は大きくなってもお互いに性的関心を抱かない」
という説。
だから、幼なじみのカップルは少ないし、血のつながりに関係なく、
妹萌え漫画のようなことは現実にはほとんど起こらないということです。
ただ、わりと幼い頃に一年以上別れて過ごした期間があったりすると、後になって互いに性的関心を
抱く可能性が増す、というデータも出ているそうで。
さすが、あだち充先生!
きちんとウェスターマーク効果を勉強した上で名作を生んだわけですねぇ。(「みゆき」より)
あっ、でも、みゆきはそうだけど、南ちゃんはずっと幼なじみで一緒に過ごしてるはずだよなぁ。
まぁ南ちゃんにはそれを凌駕するだけの魅力があったということでしょう。
因みに僕は、南ちゃんではなく、新田明男の妹「新田由加」派です。
・・・じゃ、今から図書館に行ってきまーす!!
なお、本日の写真は、NHKの楽屋にてふたたび女子用ブレザーに袖を通し気合を入れる、
きくりんの図です。今回はカツラがよくなっていて髪の毛のキューティクルが倍増していました。
O.Aは11月10日予定!!
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