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昨日はネット番組「ハイエナのお笑いチョメチョメナイト」の生放送でした。見て頂けましたでしょうか?
こういう番組などである程度の長時間、企画の流れはあるものの基本は自由演技でやらねばならない舞台と、
ライブ等で5分くらいネタをやるということとは、同じお笑いでも、必要とされる能力が全然違います。
それはちょうど総合格闘技とプロレスの違いのようなかんじでしょうか。
どちらの能力も大事で、両方できるにこしたことはないのですが、たいてい得手不得手ができてしまいます。
で、きくりんはといえば、総合格闘技にかなり苦手意識があります。
ファイターとして弱点をさらすようなことは言うべきでないかもしれませんが、そんなことは試合を
見られればすぐにバレることですから。
ネタだけやる舞台を何度ふんだところで、総合格闘技用の筋肉はぜんぜんつかないみたいです。
まったく別物。特にピン芸人の場合「かけ合い」というものが存在しませんから、全部思い通りに
運べてしまうわけで。(やっくんさんのネタは特殊な例)
そんなわけで昨日のネット番組でも反省点が多かったかなぁと思ってます。
他人をフォローするとかツッコむとかいう筋肉がちっともついていないなぁと…。
お笑い総合格闘技を制するには「空気を読む」という能力と「リアクション」能力が重要だと思いますが、
この後者が実は相当難しいです。外から見てるとわかりにくいんですけど。
リアクションって言っても、熱湯風呂とかアツアツおでんだけの話ではなくて、
自然な相槌とかちょっとした反応とか補足とか表情とか全部の話。
これら全部が気にならないのが正しいリアクションでしょうから、
リアクションが上手いなんて思わせないのが上手い人なのでしょう。
その点、僕を含め今の若手芸人ってネタをやるということが主な活動になりすぎてて、
そっちの筋肉がおろそかにされていることが多いような気がしてます。
だから下手な芸人よりバラドルのほうがリアクション上手いって事態が生じておりますね。
今テレビで大活躍されてる芸人さんが、
「“ちょっと待ってくださいよ!”とキレイに一歩踏み出して言えるようになるまで10年かかった」、
みたいなことをおっしゃっていた記憶がありますが、今それを身をもって味わっております。
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