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さすらい旅の途中
旅の途中の兄弟ブログです。「さすらい旅の途中」は休止です。

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 私はどうやら「ものより思い出」にこだわる方らしい。結構、人がしたこと無い経験をすると優越感に浸るタイプである。
 人の見たことのないもの。人の言ったことの無い場所。それとその道の第一人者の話を聞く。他人が行ったり、見たり、聞いたりしたことの無いことが出来ていると、優越感がある。
 でも、他人が持っていない高価な車やものにはあまりこだわらない。
 例えばベンツとか、ポルシェとかは特に乗りたいとも思わないし、アルマーニのスーツも着たいとは思わない。
 只結構有名人の話を聞くのは好きである。ざっと思いだすところでは、サッカーの岡田監督、数学者のピーターフランクル、Jリーグの創始者川淵チェアマン、漫画家の故はらたいら、モシドラの小説家の岩崎夏海、同様にチームバチスタの海堂 尊、評論家の田原総一郎、政治家の亀井静香、女子マラソンの高橋を育てた小出監督、ニュース解説者の池上 彰なのである。

 ところで、本論に戻そう。20日は、羽生の講演会を聴講した。
但し、今回の講演会で思ったのは今までの講演者とは少し違っていた。流石に、若いというせいもあるのだろうが、原稿を見ながらの講演であった。
 本人は、プロの棋士である。講演の内容は、「勝負どころで、迷いを断ち、次の一手を打つ。」というものであった。
 棋士が、次の一手を打つ時は、1に直感、2に読み、3に大局観を使っているとのことである。
羽生名人の場合は、10代はでは読みが中心だったが、歳を重ねるにつれて、1の直感と3の大局観の割合が増えていったという。
 なぜなら、ある程度経験を重ねていくと、経験に裏打ちされた直感が養われるという。
 次に話していたのは、「長考に好守無し。」という言葉。どうやら、将棋の世界でも、長く考えていれば良い結果が出るとは限らないとのことであった。それは、単にまよっているだけの行為に過ぎないとか。
 勝負については、勝負は下駄を履くまで分からないということ。これは、将棋の世界だけではなく、野球やサッカー全ての勝負事で言われていること。
 そして、大事なことは、ミスした後にミスを重ねないということ。これは、どうやら良くあることだそうだ。というのも、ミスすると心が動揺し平常心で無くなるためにまたミスが起きると。
 そして、将棋の世界においては、リスクを取る(危険を冒す)ということは、非常に大事であると。小さなリスクを少しづつ取ることで、今までと違った将棋ができるとのことである。
 人生に置き換えて考えれば、確かに多少のリスクを冒してでもやらなければ大きく儲からないこともあるかななんて思った。

 今回の講演会の良否を書くのは止しとして、少なくとも少しは賢くなったかもしれない。

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