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リューベック(Luebeck) ※旅行の目的地
町の入口に建つホルステン門(Holstentor,写真),先の尖った大きな二つの屋根を戴く門は,それ自体が黒い城のような迫力です。そして,門全体が明らかに手前に傾いていました。
その下をくぐり,坂を上って町の中心へ。市庁舎も黒い色をしたれんが造り,リューベックの紋章が並んでいます。建て増ししたような作りです。ここの市庁舎の地下にもレストランがあり,寒いし天気も悪いので早々に夕食にしました。大きなシュニッツェル,薄い豚カツのような料理なのですが,長さ30センチほどもあるその大きさに感激?!給仕さんの「ちょっと足りなかったかな?」なんていう皮肉もあって,二人ともしっかり完食しました。(これだから,ヨーロッパ旅行は太るんですね。)
(市庁舎と広場)
市庁舎の北隣には,マリエン教会があり,かのバッハが惚れ込んだというパイプオルガンがあった教会です。残念ながら,第二次大戦の空爆で全て焼け落ち,再建された今ののオルガンの音色ではないそうです。塔の下にはその時に落ちて割れた「鐘」が,無残な姿のまま保存されています。 道路工事が多く,歩行者専用道路なのに市庁舎の周りの道は大混雑でした。
旧市街の北西部には,ハンザ商人たちが暮らしていた街並み。れんが造りの建物が多く,同じドイツでも南の方とは町の雰囲気もかなり違います。町全体が運河に囲まれた小さな島のような町で,西側は思いの外坂道が多いです。東の地区は,観光ルートにはない落ち着きがあり,いろいろな時代の建築を見ることもできます。 そして,通りに面している建物と建物の間に,細い通路があり(道の名前が記されています),そこを入ると中庭があり,表通りからは想像できない緑豊かで,小さな家々が並んでいました。
(中庭,左の通路が表の通りにつながっています。
表通りの騒音もほとんど聞こえず,小さい村に来たような所でした。)
三日目は,お天気にも恵まれボートに乗って水上からの見物です。運河沿いの美しい緑を眺めながら,旧市街を右回りに一周(約1時間で7〜8ユーロ)。船を操縦しながら器用にガイドをしてくれます。内容があまり分からなくても,歩き疲れた足も休められお勧めです。やっと夏が感じられ,ほっとした一息。
町を上から眺めるために,塔の上に登れる,聖ペトリ教会(St.Petrikirche,上の写真で右の塔)へ
戦争で多くが焼け,町には,新しいものと古いものが入り交じっていますが,それでも統一感のある街作りを目指しているのがわかりました。
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ブレーメンからリューベックへの道中で,訪れた小さな町を少しご紹介。
フェアデン(Verden) ブレーメンから南東に約40㎞
メインストリート(写真)には,規模は小さいながらも一通りの店が軒をつらねて,かわいらしい通りがつくられています。入口にはこんな小さな町でも,観光案内所がありました。
土曜日だったので,通りには大道芸やギターを弾くおじさんも立っていて買い物に来た人で混んでいました。その通りを少し外れると,表通りの建物よりも古そうな歪んだ木組みの家々が残っていました。
通りの突き当たりには,町の大きさには不釣り合いなほど大きな教会が現れます。(意外にも?)観光をしている人が何人もいて,教会もそれを歓迎している風でした。中庭側には,Steinernerman(石の男?)という石像が教会の壁から突き出ています。
目的地に一直線では面白くないということで,あえて毛色の違う町に行ってみました。この町の見所は「城Schloss」です。湖畔に建つ優美な姿で有名です。(が,フランスでお城などを見学したことのある人は,外観のみがお勧めです。) 雲が低く垂れこめる雨が降るあいにくの天気のせいなのか,はたまた旧東ドイツの名残なのか・・・ 早々に引き上げドライブを続けることにしました。 フェーマーン(Fehmarn)
リューベックに到着したものの雨が降っていたので,1日目の前半は郊外に出ることにしました。 バルト海(Ostsee)の島へ橋で渡り,さらにその先端を目指します。ドイツとデンマークを結ぶ鉄道がフェリーで運ばれていくのを以前テレビで見てちょっと気になっていたので行ってみました。
そして,その現場を見ることができました。ドイツのICE列車(4両編成)がフェリーの中にするすると飲み込まれて行きました。他にも大型のトラックが何十台も入り,2階には乗用車が次々と乗り込んで行きます。もちろん,自転車で乗船する人もいますし,そのまま乗り込む人もいます。約45分でデンマークの島に渡り,列車はそのままデンマーク国内を走ります。(今回は船を見送るだけでした。) 1,着岸する直前
2,ICE列車がゆっくりフェリーに近づいてきました。上には,車がぞくぞくと。
3,見えづらいですが,下のところに列車の赤いラインが。
ノイシュッタット(Neustadt in Holstein)
北からの風を受けて回る無数の発電用風車を見ながら,リューベックに戻る途中に寄った町です。波はほとんどなく入り江の中は小さな湖のようです。この町にかぎらず,海沿いの町は夏休みで遊びに来ている人が多く車も渋滞するほどです。 |
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「リューネブルクのアム・ザンデ広場,Am Sande」 ブレーメンからリューベック(Luebeck)までは,レンタカーで移動しました。1日目はブレーメンからリューネブルクまで。
車を使うと,列車の本数が少ない田舎のほうにも気軽に行くことができます。道路地図に記されている景勝道路表示を参考にして,ルートを決めたりもしました。
レンタカーを使うときは,ネットで事前に予約しておきます。借りる場所,各会社によっても料金に差があります。でも,油断は禁物です。当日オフィスを訪ねると,オートマ車のつもりが用意されていたのがマニュアル車だったり(ドイツではマニュアルが主流),大きめの車→4t トラックだったり…などの日本では考えられないような事が起こることがあります。自分の優先順位をしっかり決めて落ち着いて対応しましょう。
ドイツの高速道路(アウトバーン)は制限速度が無いと思われがちですが,場所によっては80〜120km./hの区間もあります。また,一般道路でも集落から離れたところでは80km/h以上で走行できる道路もあり,道路が直線に近いため,日本での距離と時間の感覚には相当違いがあります。しかし,集落周辺の時速制限(50km/h)については,たとえ他の車や人がいなくても速度を落としていることには感心しました。メリハリを効かせた運転が求められます。
リューネブルク(Lueneburg)
ハンザ都市の一つで,岩塩を精製して塩を売って繁栄した歴史があります。塩は,主に北の海の魚を塩漬けにするために使われたそうです。しかし,塩を採るために地下水を大量に汲み上げつづけたため,町は地盤沈下によって地面がでこぼこに,写真では分かりづらいかもしれませんが,多くの古い建物は傾いています。泊まった小さなホテルも床や天井が傾いてました。また,荷物の運搬に使われていた運河あり,今はその川沿いにレストランなどが並んでいます。
ここでも,市庁舎への見学ツアーに参加(撮影は禁止)しました。外からの印象とは違い,内部はほとんど木造でした。英語のツアーはありませんが,徳島県鳴門市との姉妹都市関係がある縁で作られたという日本語での解説書をもらいました。 雨に見舞われながらも小さな路地を通って隅々まで散策しました。日本のガイドブックからは,「すたれた」町の印象を受けましたが,実際には通りは小さいながらも人の行き来が多く,ドイツ人観光客の姿を多く見かけました。そして,修復されていく街並みはこれからもっと魅力的になっていくと感じました。 「Hotel Schefflerの廊下」
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