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決戦のミロンガ「ゴージャス」を後にし、
次に向かったのは、私の大好きなお友達で、初期のころからずっとお世話になっているM先生の
旦那さまと旦那さまのお父様の主催しているミロンガ。
長くM先生と知り合っていますが、私が前回ブエノスアイレスを去ってから、
新しく付き合いはじめたひとで、わたしは会ったことがなかったので、
ちょっと御挨拶に・・・・。
このミロンガは「グリコ」という場所で開催されていました。
最近始まったらしいけれど、雰囲気がいいらしい。
「ゴージャス」の入口の前でタクシーを拾う時、
いつも一緒に踊っているミロンゲーロMCさんにつかまった。
「あらあら、どこのミロンガ行くんだい?」
(つまり、いま10時過ぎで、次に行く、ともう仮定している・・・・(笑))
「ああ、グリコです。」
「そう、僕も今からちょっと後であっちに向かうよ、友達がたくさん来るから」
「へえ、そうですが、では後ほど・・・」
と別れて、タクシーに。
そうか、このMCさんのお友達がいるなら、間違いないかも。
と思いながら、会場へ。
M先生の旦那さまにごあいさつ。
ほお、落ち着いた感じで、さすが、M先生に合っていると思うよ。
旦那さまARさん、そのお父様は往年ミロンゲーロJCさん。
ARさんがエスコートしてくれました。
この「グリコ」というスタジオは私は一回しか行ったことがなく、
「バナナ」のスタジオよりもだいぶ広いですが、週末のミロンガ(金土日)などは
非常にたくさんの人が集まるミロンガです。
しかし、アルゼンチンではよくあることですが、・・・
チラシをあまり配っていないし、Tangautaとかその他のタンゴ雑誌には出ていない(苦笑)。
情報が間違っていたり、場所が違っていたりそんなのが多々ある中で、
噂と口コミ、仲間うちだけが知っている「裏ミロンガ」なのでした。
初めてこのミロンガにきたし、「ゴージャス」でカベセオ決戦に疲れていたし、
その日はもう何人か素晴らしいダンサーとすでに踊ったので、
べつに踊んなくてもいいや、なんて思っていたところ、
やっぱり踊ることになってしまった(笑)。
しかも、ほかのミロンガで私が踊ったことのあるミロンゲーロもいたので、
それに付随して踊る機会が増えてきました。
ARさんのお父様JCさんのお知り合いのPTさんと踊ったのですが、
そこで、さらに、金曜日にPTさん主催のミロンガがあるので、来てくれと。
彼はオーガナイザーをするレベルのミロンゲーロだったのでした。
その他にも、CDミロンゲーロ(先生)さんという、
わたしのよく行っていたミロンガで何度も踊った人がいて、
いつもの通り踊りました。
帰りにタクシーを探していたら、
ちょうどCDさんは自分のアシスタントと一緒に帰ろうとしていたところで、
車で来ていたので、一緒に送ってくれました。
何とも内輪で裏ミロンガな夜でした。
翌日。M先生と再会し、昨晩の話題になった。
昨日は何とも面白いことがあった。と。
M先生の義理のお父さん、そのミロンガのオーガナイザーの往年ミロンゲーロJCさん。
私の噂を二人でしていたらしく、もちろん、私がM先生の生徒であること、
ブエノスアイレスに長期に滞在し、伝統ミロンガに通いつめていたこと、など・・・・。
JCさんは私と踊りたかったらしく、近くまで接近しよう、としていたその時、
わたしは別の往年ミロンゲーロの誘いを受けている最中だったらしく・・・・(笑)。
わたしはM先生の義理のお父さんのJCさんには気付かなかったので(失敗!!)、
先にPTさんがJCさんを退けて、私とのカベセオを奪ってしまっていたのです(爆!)。
もちろんPTさんも素晴らしいミロンゲーロです。
JCさんも皆が認める素晴らしいオーガナイザー。
そのまさにミロンゲーロな誘い奪い合いを傍から見ていたM先生は
苦笑いせずにはいられなかったらしく・・・。
もちろんそんな男性の側の決戦も日常茶飯事なのですが、
M先生いわく・・・・
「あのJCお父さんが誘いに行こうとしていたのに、PTさんが先に奪ってしまったから!!
なんであなたがJCお父さんでなくてPTさんと踊っているのよ〜〜〜と叫びたかったわ〜〜〜!!」
わたしはやっぱり日本人ですから、外者だ、ということは外見から明らかなので、
初めて私をみたら、まず、ミロンゲーロたちは誘おうとはしません。
スーパーミロンゲーロと踊るには、少なくとも、知り合いになってから
1年以上で、踊りのレベルも素晴らしくないと彼らは誘いません。
上手いだけじゃ、誘ってもらえないし、
彼らも、まったく知らない人とは踊りたくないのです。
しかも、JCさんや、PTさんのような素晴らしいレベルのミロンゲーロは、
なかなか女性を誘うのにも、一回だけ、その瞬間しか誘う行動はとらないのです。
そして、もしその一回きり誘った時に、この事件のように、途中で失敗したり、断られたら、
その後はなかなかしばらくは誘おうとはしないのです。
それが、一回きりしか誘わない、という彼らの非常につつましい?
横柄な性格にしては、控え目な、少々臆病なミロンゲーロの一面なのですが、
ミロンゲーロたちは、一瞬の心のつながり合い、その時その時の出会いを
求めています。
決して、今日あの人と踊らなくちゃいけないから、
無理やり、何でもいいから踊るんだ!とは思っていません。
この瞬間、この音楽、この時、二人が以心伝心で、ふっと
「お互い踊りたいな!」と視線を求めあった瞬間、
そのすべてがマッチしたパーフェクトな瞬間を求めているのです。
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横柄な性格にしては、控え目で、少々臆病なというミロンゲーロの性格は私と同じで、失敗したり断られたらその後は誘おうとしないというのも私と同じです。
私はミロンゲーロの資質だけは、持っているのでしょうか?
それにしても上級ミロンゲーロへの道は遠いな。
ハッチ三等兵
2008/5/5(月) 午後 1:01 [ woo**whis*y ]
こぱんだ@タンゴ修行中です。私の練習日記、時々読んでやってくださいね。
2008/6/2(月) 午後 3:48 [ こぱんだ ]