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2週間のミロンガ道中の中で気づいたのが
どこに行ってもコカコーラおじさんがいないこと。
(以前の投稿参照)
http://blogs.yahoo.co.jp/nuevomilonguero/12050978.html
去年も2年前も必ずあの席に座っていたのに。
気になっていたところ、とあるミロンゲーロから聞いた話。
4月のはじめにあるミロンゲーロがなくなった、と。
そう、それがコカコーラおじさんです。
コカコーラおじさんの友達ミロンゲーロに聞いたところ、
おじさんは70歳ほどだったようですが、
心臓に何かわずらっていたようで、
ミロンガの踊っている最中になくなったそうです。
あとで、あるタンゴ雑誌の記事をみて再確認しました。
そこにはコカコーラおじさんの写真が。
最後の最後の瞬間までタンゴに生きたのですね。
体の中には血じゃなくてタンゴが流れてそうな、
ほんとにタンゴそのまま人生を生きてきた、というミロンゲーロだと
わたしは肌で感じていました。
昔バンドがどうだったか、とか、歌詞を教えてくれたり、
音楽のこだわりもあって、
素敵なタンダじゃないと踊らないミロンゲーロでした。
とても素敵なダンサーでした。
わたしもぜひもう一回踊りたい、とおもって
今回ブエノスアイレスに来たのに、とても残念です。
ミロンガの最中に人がなくなるのは以前にもあることでしたし、
彼らの年齢を考えれば、起こりうることでしょうが、
一人、また一人、とタンゴの歴史のようなミロンゲーロダンサーが
いなくなっていくのはとても寂しいことです。
人生だから、仕方ないよ。と彼らはいいます。
そういった人生を受け入れる姿勢がまたタンゴらしいなとおもいます。
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