Cabeceo! カベセオ!

ブエノスアイレスの住人の踊るTANGOは、頭で踊るのではなく、コラソン同士のコネクシォンで踊るもの・・・・

Tangoingガイド

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Buenos Airesでのタンゴ生活のため情報と解説を気ままにつづります。
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Buenos Aires 2009

ほぼ1年ぶりの投稿です。

再びゴールデンウィークにやってまいりました
ブエノスアイレスです。
今回はまた以前とは趣向を変えて
現地タンゴコミュニティを楽しもうと思います。


町の様子は・・・・・
以前すんでいた頃2006年とも比べても
去年とも比べても、割と建物などは新しいものも建ってきています。
見た目は人々の生活水準てきには底が上がっているかなとも見えますが、
これは都心部のみの姿かも知れません。

季節的に夏がおわり、秋になってきていますので
そういう時期的なものもあるのかもしれないです。

さ、あとはタンゴについての観察記録を書いてきたいとおもいます。

ブエノスアイレスへの旅行を考えている人たちにとって
気になるところが物価だと思いますが、
2006年終わりから急激にあがってきた記憶は私もあったのですが、
去年にも増して、値上げしています。
たとえば・・・2009年4月現在
Subte(地下鉄)の一回券:2006年は0.75ペソだった→1.10ペソ
Colectivo(バス):2006年は0.80ペソだった→1.30ペソ〜
Taxi:大体3-4割増しの感じ

グループレッスン料金:8-15ペソが平均だった→大体15-20ペソ
ミロンガの入場料:7-10ペソ→15ペソが平均

ミロンガで注文する飲み物:水 2.5ペソくらい→平均4ペソ
             紅茶 3ペソくらい→4-5ペソ


実は、値上がりしていても日本人にとってはあまり値上がりではありません。
というのも、4月29日現在US$1ドルが100円を切っていますから、
100ペソが大体2700円ほどです。
2006年、2007年はじめごろはUS$1ドルが110円後半ほどしていましたから
100ペソが3300円前後。
簡単に計算しても同じ日本円から見てみれば、値上がる前の100ペソは今の120ペソほどで
値上がった分は円高で相殺されてしまうのです。

日本人にとってはお得かも・・・・

アメリカから新年戻ってきて
一旦そとに目を向けると
日本に再び帰ってきてから
目につくものが余計に増えて、
不機嫌になってきます。

誰も言わなかったら、何も変わらないので、
言うことにしました。

やっぱり、外部出身の私だからこそ、
言えることもある、ので、
その辺は私のバックグラウンドを理解していただいた上で
読んでください。

私はアメリカ在住中(2000年より)にタンゴと出会い、
出会ってすぐ、ブエノスアイレスへ行き、
そこで基本から現地のミロンゲーロ教師に学び、
2006年には現地長期滞在、教師としての訓練を受け、
現地ミロンガのコミュニティに入り込み、
伝統ミロンガで一列目に座っていました。

現在は東京在住です。

したがいまして、東京でタンゴをやったことがありませんでした。

スタイルがどうのこうの、といっている場合じゃないので、
踊り自体はともかく、


全員がこうだ、とは言いませんが、
東京(とは限らないけれど)タンゴを踊る人に言いたいこと。


===その1。===

LOD(舞踏線)を守って踊ってください。
追い越し、車線変更、Uターンは禁止ですよ。

社交ダンスをされている方なら、同じルールであることがおわかりのはず。
大勢の人で同じ部屋で踊っているのですから。
LODを守って踊れないのなら、ミロンガで踊る能力として不足であると思います。
少なくともBsAs現地ではそういった方々はミロンガでは
踊らないようなシステムになっております。

あるミロンガにてLODに逆行していった人もいました。(唖然)

このくらいの最低限の最低限は
1回目の初めてのレッスン(ステージダンスを除く)で教わるべきです。

東京のミロンガ会場はブエノスアイレスに比べて暗すぎることが多いので、
周りが見えにくいのも原因なのでしょうか?


===その2。===

ミロンガはグループレッスンやプラクティカ(練習会)でない。

ミロンガは社交会です。
練習会じゃないので、踊りたくなかったら踊らなくてもいいし、
踊りたいひとと踊るのが人間の心。
誘われたって、断る権利もあります。
無理やり手を引っ張って誘わないでください。
また、連れがいるカップルの人を無理やり誘うのも、
常識で誘い方を考えてください。
合意があった上で踊るのが自然でしょう?
全員が全員とローテーションして練習するレッスンでもないのですから。



===その3。===

タンゴはエアロビクスでもない。
音楽を聴いて下さい。

メトロノームのリズムだけあればいい、そんな感じの
音楽完全無視している人が見受けられます。
また、ミロンガでかかる音楽も、現地ミロンガでは
聴いたことのないようなものが多いです。
非常に踊りにくいものもかなり多いです。

この辺は音楽をかけるほうも、
踊っている人達も、両者とも需要供給で関係していることですが・・・。
日本人の好みの問題、といえばそれまでですがね。


===その4。===

ステージで見せるようなステップ
大きな動き、特に後ろに下がったり、横に大きく出るような
動きはミロンガでやらないでください。

東京のミロンガへ行くと必ず毎回足にけがをします。
蹴られたり、引っかかれたり、どつかれたり、青あざが絶えません。
しまいには足の指を踏まれて、爪が割れて剥がれたこともあります。

ブエノスアイレスにいた時は爪が剥がれたなんてことありませんでした。
ちょっとぶつかることも3か月に一回あるかどうか、という状況です。

男性は周りにぶつからないように周りと女性の動きも予測してリードするべきです。
女性は自分から大げさに動いたり、大きな動きをするべきではありません。


===その5。===

品格。

踊りに誘う時のマナーや態度、
音楽がはじまってから踊りだす時の動作。
女性をぐいぐい寄せ引っ張って組み始める男性。
腕でリードし、女性が動くのを待っている男性。
派手は動きをしないと我慢ならない女性。
音楽が始まる前からそそくさと組みはじめ、
周りが踊り始めてもいないのに動き出して、回りに迷惑をかけている人々。
コルティーナがあるのに、コルティーナ中踊る人、座らずに立っている人。


みなさん、そんなにタンゴにあこがれ、
タンゴを愛し、タンゴを踊って楽しんでいるのですから、
タンゴの踊りでない品格の部分も
磨いてみてはいかがですか?

Something Missing---タンゴってステップをするだけですか?


最近、東京のミロンガに出歩いていると、ブエノスアイレスでのミロンガとの
ギャップが目につき、いろいろ葛藤することがあります。
今日は、そんな日常の出来事から、
ある人のエピソードを思い出したので、それを紹介しましょう。


彼をフランクさんと呼びましょう。
その男性は、カリフォルニアでタンゴを踊って何年か経つ人で、
エレガントなステップを魅せるのが好きで、
ミロンガのフロアで幅をきかせて熱心に何とかステップ
を女性とやってみせるのでした。
最近ブエノスアイレス旅行から戻ってきたそうで、
あちらのミロンガへ行って踊ってきた、と自慢げにその話を披露していたのでした。

もう一人、私が知り合った、チェさんという、もう一人の男性がいまして、
フランクさんともよく話をしていたカリフォルニアのタンゴコミュニティの中の要人でした。

そのチェさんは、タンゴをはじめてかなりたつベテランの方で、
毎年最低2回ブエノスアイレスへタンゴ修行旅行へ出かける、
そう、アメリカにたくさんいるタンゴマニアのひとりで、典型的な人でした。
ですから、よ〜くブエノスアイレスの事情は知っているらしく、
ある時、チェさんが、フランクさんに、どのミロンガに行って、どんなふうに過ごしてきたかを尋ねたそうです。

ここからは私とそのチェさんの話の内容です。

「フランクさんって人に会ったんだけど、チェさんはご存じですか?」
「ああ、フランクさんね、知ってますよ。よく会いますね。」
「そうですか、彼はこの間ブエノスアイレスに旅行して、ミロンガで踊ってきたそうですね」
「ああ、そうらしいが、踊ってきた、というより・・・・・・」
「なんか問題あるんですか?」
「・・・・・・ここだけの話だけどね、”踊れなかった”んだよ、実は。」
「?何でですか?あれだけ自慢してるじゃないですか。」
「実はね、僕が尋ねたんだけど、ここだけの話、
踊ってきた、のだけでなく、ミロンガから追い出されたんだって。」
「追い出された????」
「いや・・・その・・・だから、彼が、ああいう踊りをしているから、
それをそのまま現地のミロンガでやったら、追い出されたんだよ。」

この話を聞いたときは私はブエノスアイレスに行ったこともなく、
タンゴを初めて一ヶ月!超初心者でしたので、
この話が何を意味するか、よくわかりませんでした。
しかし、その後、私がブエノスアイレスへ行き、
伝統ミロンガへ通う常連になったとき、
チェさんが言わんとしたこと、
その時何がフランクさんの身に起こったのか、がわかりました。

彼が、現地のミロンガへ行ったことは、事実なのですが、
彼の踊り方が現地のフロアで通用しなかったのです。

現地の儲かっている人気ミロンガへは、一晩で150人を越える人がきます。
会場の大きいところならもっと人が集まります。
しかし、反対に、踊るスペースはアメリカなどのたいていのスタジオと同じサイズか、やや狭めで、幅を利かせているのが、
テーブル席のスペースです(以前から投稿しているとおり、現地ミロンガは座席指定制です)。
そんな狭い場所で、大人数が一緒に踊ります。
各カップルに与えられたスペースは非常に限られていて、
フロアにはダンスの列が、円を作り、二重三重になり、
それに沿ってぶつかることなく、フロア全体と一緒に
徐々に進みながら、踊っていきます。
一曲踊っても、元の位置から2メーターも進んだか?というくらい進みません。
そんな狭い場所で有効にスペースを使って周りに迷惑かけないように、
それでいて楽しめる、そんな踊り方を現地のミロンゲーロたちはするのです。(ミロンゲーロスタイルの特徴)

現地のミロンゲーロがミロンガで踊るということを、
フロアにいる全員が一つになって踊る、と表現したことがあります。
彼らにとって、タンゴをミロンガにて踊るということは、
決して単独でガラガラのフロアで好き勝手に踊ることでなく、
周りにぶつからないように女性を守りながら、
それでいて、上手なダンサーがたくさんいるような大混雑の
大繁盛のミロンガのフロアの活気を味わいながら、
ダンスの流れに沿って、与えられたスペースのなかで、
自分の音楽の解釈を体の動きに変換し、
パートナーとのコミュニケーションを楽しむことなのです。
ですから、混んでいる=すばらしい人混み(ダンスの)=活気のあるいいミロンガ、であって、そこで踊るのを楽しみます。
決して、混んでいる=踊りにくい=楽しくない、
ではないのです。
彼らにとって、一番腹が立つのが、一人でスペースを占領し、
流れを遮り乱して、周りに迷惑をかけながら踊っている人です。
そういったフロア状況はミロンガの質をあらわしています。
非常に上手な人がたくさん集まるミロンガでは、
非常にスムースで流れのいいフロア状況になることは当然です。

タンゴが上手である、という判断をするチェック項目の中に
混んでるスペースでも上手に踊ることができる、というものがあります。
ナビゲーション、と表現されるこの能力はとくに大切で、
特にこれ、といって、ブエノスアイレスでのタンゴレッスンで
教えられている内容ではないですが、
現地のレッスンは非常に混んでいるクラスもあり、
そういったレッスン内で練習することによって、
自然と身につけていくものかもしれませんし、
ミロンガへいって、他人が大混雑の中で踊っているのを見て学び、
いずれできるようになってから、ミロンガのフロアで
踊れるようになるのでしょう。


なぜ、フランクさんが現地ミロンガで踊っているときに
追い出されることになったかわかりますか?

そう、フランクさんはフロアの流れを乱して踊っていたので、
現地人のミロンガ規範から外れており、
周りの人の迷惑・安全上、これ以上は無理、と
判断されて追い出されてしまったのです。

以前投稿しましたが、現地のミロンガでは、
ミロンガの主催者がお客が座る席を、
踊りの能力と質で判断して、エスコートします。
現地のミロンガ主催者はそうやって、ミロンガの
フロアの質も守り、コントロールしているのです。

タンゴを踊ることは、タダ単にステップをやることでしょうか?

すくなくとも、ミロンゲーロたちにとっては、ステップをうまくできるかだけが大事なのではありません。
このフロアで、この質の高い人混みで、
この活気の中で、
この音楽で、このパートナーと、タンダのひとときを
楽しむのが目的なのですから。
これらすべての条件がマッチしてはじめて、
満足げに楽しそうな顔をみせ、
”ここのミロンガはすばらしい!”
と言うのです。

タンゴを踊る人には、何か人と人とを呼び合う
「コネクション」がある。

もともとペアダンスのため、
踊りたい人同士、息が合い、呼び合い、
出会い、踊るのがその性質なのであるが、
ある時には、そんな、踊るだけの知り合いであっても、
普通の友達よりも強いつながりがあったりする。

特に顕著なのが、アメリカにて。
ミロンゲロスタイルのタンゴフェスティバルが開催されると、
以前投稿したが、
そのミロンゲロフェスティバルは、全米各地で、
毎月一回どこかで開かれている。
ポートランド、アトランタ、デンバー、サンディエゴなどなど
場所はちりぢり。
しかし、そこにあつまる、タンゴマニア(以前の投稿参照)は、
結構同じメンバーが多く「ああ、あの人、どこかでみたなあ〜」
なんてことは茶飯事で、
自然と友達になるのである。

さらに! 筋金入りのタンゴマニアになると、
毎年同じ時期にブエノスアイレスに通って、
現地で知り合いになった友達、なんてのもありだったりする。
(以前の投稿参照)

そうして、知り合いになった後、
「○×市ではミロンガがあるよ、今度遊びに来てね」
ということになり、
その友達と踊るために、
何千マイルも飛行機に乗って会いに行ったりする。

カリフォルニア在住、クッキーさんクリームさん夫婦。
ロサンゼルス在住だが、毎週ミロンガのために
車で3時間、サンディエゴへ通う。

カリフォルニア在住、Mr.Mochiさん。
お友達のミロンガへいくために、車を走らせて
8時間、ラスベガスへタンゴのためだけに行った。

イタリア人、ネイビーさん。
ブエノスアイレスにての私のお友達。
わざわざ私と踊るために、日本へ遊びに来るって。
恐縮しちゃう。

アメリカ人、BMさん。
同様に東京に遊びに来る(タンゴ)計画を、
真剣に立てている。

アジア人、チェリーくん、
ほんの数時間のために時間を割いて
ミロンガに会いに来てくれた。ありがとう。

そして、ブエノスアイレスのミロンゲロなお友達達、
いつかあなた方が訪れた時に
ミロンゲロ文化の交流会ともいえるような、
そんなイベントを日本で開催できるようになるのが夢。
いつか、待っていて下さい!

先日、ブエノスアイレスを去る時に、
「絶対、すぐ、戻ってきなさい!」
「今度来るときは、移住してきなさい!」
「ポルテーニョのいい男と結婚して、移民なさい!
金持ち紹介するから!」
「仕事を紹介してあげるから!」
なんて、引き止めてくれたミロンゲロおじさんたち、ありがとう。
絶対戻ってきますよ!当然!


私はいま、そんなTANGO CONNECTIONの
ネットワークの一点が、日本にもできて、
世界中にある点と点がもっともっとつながるように
なればいいと願っています。
そう、飛行機会社の路線図みたいに。

その1のつづき。

というわけで、男性はタンダの終わりまでそのパートナーと踊ることが
要求されるわけですが、
女性からタンダの途中でダンスを終わらせることがあります。

それは非常にまれにしか起こりません。
なぜなら、男性がタンダの途中でダンスを放棄するのが失礼にあたるように、
女性もダンスを途中で放棄するのは当然失礼にあたるのです。
タンゴとタンゴの間、皆がフロアでおしゃべりをしているときに
放棄するのはまだいいのですが、
タンゴ一曲の間、皆が踊っているときにダンス中断する場合は
一番最悪の場合になります。

どうしても放棄する理由は:

ケース#1
事故・けが・ハプニング。
隣の女性のヒールでけがをした。
あしをくじいた。
靴のストラップが外れてしまった。
誰かがケンカを始めて会場が騒然となった。
突然心臓発作で倒れた。
緊急電話がかかってきた。

ケース#2
男性がどうしようもないほどへたくそで、マナーがひどい場合。
男性がダンスの流れを全く無視して踊る。
大きなショーダンスステップを無理やり女性に強要する。
男性が女性に失礼な行為をした。

まあ、確率論から言って、ケース1の場合は少ないですが、
ケース2の場合、本当にダンスを放棄することは、
周りの人間にも分かってしまいますから、
本当にその女性は周りに知らせたいほど窮地にいるのだと理解できます。

こんな事件がありました。

いつものように、毎週×曜日のミロンガ「バナナ」に出かけると、
その前のレッスンから参加している「アイ」チャンがいた。
顔見知りなので、挨拶し、初めてお互いを自己紹介し、お友達になったのだが、
せっかくなので、私がいつも座っている指定席テーブルへ
誘うと、彼女は喜んでいたので、一緒に座ることになったのでした。

通常なら、彼女は最前列に座るような常連客、上手な客のリストには入っていないから、
そんな席にはエスコートされないため、いつもは暗い3列目に小さくなって座っているのだが、
今日はわたしの友達として、最前列デビューを飾ったのだった。

しばらくして、見知らない赤いシャツの男性がこちらのテーブルに寄ってきて、彼女を踊りに誘った。
彼女はそれを受けて、踊り始めたのだが・・・・・。

なんか様子がおかしい。
彼女を見ていると、むりやり踊らされているようだ。
赤シャツの男性は彼女を引っ張り、振り回し、周りに迷惑もかけて踊る始末。
隣のテーブルの常連オレンジさんも気づいたみたいだ。

「ちょっと、彼女、大丈夫?あの赤シャツの男は彼女の知り合い?」
「いえ、わたしも知らないんです。今日知り合ったばかりだから・・・」
「あらら・・・・なんで彼女あそこで断って戻ってきて席に着かないのかしらね?」
「私もてっきりあの赤シャツ男は彼女の知り合いかと・・・・」

彼女が悲惨なタンダを終えて戻ってきた。
彼女に即刻尋ねた。

「あの赤シャツの男性はあなたの知り合いなの?」
「ううん、全然。」
「あの人、ひどかったわねえ、アイちゃん、辛かったら、途中で断って戻ってきていいのよ?」
「え・・・そうなの?」
「そうよ、そうしないと相手がどれだけ失礼しているのか、わからないでしょう?
それに、あの人とはカベセオで誘い合った?」
「ううん、あのひと、私の席にきたから・・・・」
「あらら・・・・席に直接来る人にはYESと言っちゃだめよ〜〜」
「そうなの??」
「だって、カベセオを知らないひとは、ろくなダンサーじゃないのよ。
マナーも知らないってことだから。」
「でも、どのひとがまともに踊るかなんて、どうやってわかるの?」
「それは、フロアをよく見て、その人がどんな踊りをするか研究しないと。」
「え〜〜〜知らなかった・・・」

アイちゃんはタンゴを始めて1年。ミロンガも3列目の端っこしか体験したことのない
初心者、知る由もない。
いつもは後ろにうろうろしている、クラスメートと踊っているだけ。

もちろん、彼女は初心者であるのは、あからさまなる事実で、
その他の最前列ダンサーがカベセオで彼女を誘うことはなかったが、
もし、今日私の隣に座ることがなかったなら、
こんなルール、マナーがあるなんて、知らなかっただろう。
いつまでも、あんな赤シャツ男性みたいな人にダンスを誘われ、
それをNOと言えずに、被害者になり続けていたかもしれない。

その日、その後はわたしと常連オレンジさんと、アイちゃんへの
ミロンガ講義が続いたのは言うまでもない。

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