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西川口と蕨の境目にある小さなはり灸マッサージ屋 2017年4月21日オープン http://nukumaruya.com/

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せっかくの真夏なので、ここで怪談でもひとつ。

「最近、うちに妖怪が現れるみたいなんだよ」

朝食を食べながら、家人が真剣な顔で相談してきます。思わず私も真剣に答えます。

「え?どんな妖怪?」

「あれ……枕返だと思うんだよね……なにか悪いことがおきないといいんだけど」

さて、妖怪『枕返』とは?水木しげるの『ふるさとの妖怪』(現代教養文庫1988年初版発行:社会思想社)から抜粋します。
……
夜ぐっすりと眠っているうちに、枕が東西ひっくり返ってしまうことがある。しかも決して寝相が悪いというわけでもない。枕だけがひっくり返っているのだ(中略)
この枕返があらあわれると、その家では何かのわざわいが起こる。その人が病気になったり、近いうちに事故にあったり、家が焼けたりするというのである。
………
イメージ 1


まあ怖い!確かにここのところ、朝起きると、隣で寝ていたはずの家人が見当たらず、あらぬところで寝ていることがよくある……何か悪いことが……って、ん?確かに家人は見当たらぬが、枕はちゃんとそこにある。枕は1ミリも動いていなさそう。

というわけで、夜じーっと家人の動きを観察。最初はおとなしく定位置に寝ている家人。しかし、2時間もするとむっくり起き上がり、もそもそトイレに行く。意識はほとんど無いのか、あちこちにごんごんぶつかる音がしている。戻ってくると私の足元にネコのように丸まって寝る。
そのうちまたもぞもぞ動きだして、布団からはみだして、フローリングの床に身体を押し付けて寝る。
身体が痛くなってきたのか、明け方になるとまた布団に戻って寝る。ただし寝入ったときとは、頭と脚の位置が逆……。

うん、それ妖怪のせいじゃないと思う

しかしなんでそんなに動くのか、家人が動いたあとを追ってみると、エアコンの風が当る位置や、ひんやりした場所を求めて無意識に移動してしていたことが判明。ネコかよ。

イメージ 2
(上の図は男の子の場合の取穴部位になります。女の子は左右逆になります)

 そんなわけで、エアコンの夜の設定温度を黙って2度ほど下げて、ついでに寝る前に家人の背中に小児斜差の灸(しょうにすじかいのきゅう:主に小児疾患、特に疳の虫に効くと言われています)をしてあげたところ、我が家から妖怪はすっかりいなくなりましたとさ。こどもかよ。

西川口 蕨 鍼灸 マッサージ
はり灸指圧治療ぬくまる屋 店主 あいざわゆきこ

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