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金売吉次、源義経の物語には必ず出てくるに出てくる名前だが、奥州藤原を支えたブレーンとのこと。金を売る、というのはどういうことか分からないが、当時の金融関係者で金鉱の利権も握っていたと思われる。数字なんて信用できないので、金を実際に動かしていたのだろう。
テレビのニュースを見ていると、トピックスの終値だとか、円だ、ドルだ、ユーロだなんて言葉が飛び交う。これがどういうことなのか未だよく理解できないが、まあ要するに、世界的投機市場の相場を表しているとおもわれる。
ある財界関係者は「通貨を売り買いするなんておかしい」と述べている。実際、札束を動かしての売り買いとは思われなので、これは、コンピュータ上の数字だけのやりとりなのだろう。数字のやりとりだけで会社が倒産したり、労働者が首を切られたりするのである。
通貨の売り買いこそ、資本主義堕落の始まりではなかったか。資本主義は商品社会である(資本論)。物の価値は、どれだけの労働力がつぎ込まれたかで決まる。通貨の売り買いは、ものを作らずして儲けることから始まっと思われる。
通貨そのものはただの紙切れ、それ自体に価値はない。国家の信用で価値がたもたれているのである。いまドル安になっているが、アメリカの信用が失われということである。
株券も通貨と同じような役目を果たしている。かのホリエモン、今にして思えば、株の額面でえらそうなことを言っていた。株は、会社が倒産すればただの紙切れだ。ある友人はゴルフ会員権を持っていたという。なん100万円で買った会員権を20万円で手放したというのだ。しかし20万円でも売れたのはいいほうだったと。
サブプライムローン問題、ありとあらゆる債権をごっちゃにして売り出し、全世界にばらまいたというのである。その多くは不良債権だったのだ。価値以上のありもしない価値をつけるのがバブルである。バブルはいつかはじける。そしてはじけた。
こんなことをしていたら人間社会は崩壊する。いま、東京の日比谷公園には派遣切りにあった“難民”が押し寄せている。金売吉次がいま現れたら、愚かな現代人を見て笑うことだろう。
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道祖神さま こんにちは〜♪
経済同友会終身幹事の品川正治氏も同じことを言っておられました。
品川氏は資本主義は終焉すると予言されていますが私もそう思います。
2009/1/3(土) 午後 4:06
吉田松陰様、三が日はいい天気が続いています。
資本主義の弱点がこれほど明確になったのは戦後初めてです。はやく終焉させないと地球がもちませんね。
2009/1/3(土) 午後 4:14 [ 道祖神 ]
通貨さえ商品にする資本主義の経済体制が永遠につづくとは思えません。では資本主義の次の経済体制とはなに?それを解き明かしたのが、マルクスやエンゲルスだったのではないでしょうか。
2009/1/4(日) 午後 9:51
お気に入り登録ありがとうございました。
通貨を商品にするのと同じように人の生命も商品にしています。
実は子供に生命保険をかけていた人を知って、生命保険会社に訳を聞きに行きました。
生命保険会社員は「そう言う商品もございます」だと、
通貨も人の生命も商品なのですね。
2009/1/4(日) 午後 10:52 [ hannreinakinisimo ]
道祖神様。過剰資金を集めてファンドをつくり、原油や穀物に投機をしたり、通貨を短期的に売り買いして利ざやを稼ぐー確かにこれは資本主義の堕落の一つです。資本主義の堕落はそれだけでありません。株主には高配当し、一方では派遣切りをする。これも資本主義の堕落です。瞬間的な利益が確保され株価の高値が維持されればいいというアメリカ型の資本主義の堕落ですね。しかし労働者のクビを切り、非正規を増やしておいて企業のモチベーションは低くなることこそあれ、高くなることはありません。
2009/1/5(月) 午後 5:53 [ ワンダーフォーゲル ]
hann様、ありがとうございます。まったくそうですね。生命が商品、彼らの発想はそれなんでしょう。
申し訳ありませんが、当ブログは捜査不能に陥りました。別の「山梨の日々その2」の方へ移行していただきたくお願いします。
2009/1/6(火) 午後 6:29 [ 道祖神 ]
WAT様今晩は。当ブログは操作不能になりました。新しい「山梨の日々その2」移行をお願いするものです。
ある人が「企業と労働者があって資本主義なのだ」と言っておられましたが、まさにその通りだと思います。今の日本は「企業あって労働者なし」です。どうしていいか分からないから、「とりあえず首切りをやってみた」というところでしょう。その安易な発想は自民党そのものですね。
2009/1/6(火) 午後 6:36 [ 道祖神 ]