高校生のユリは、両親とうまくいかず、ある冬の朝、家出をする。
孤独な心を抱えたまま、行くあてもなく彷徨うユリは、伊咲という青年と出会う。 彼は幼い子供を抱える、シングルファザーだった。 伊咲と、4歳の男の子イブとの温かい生活。 しかし、二人のその笑顔には、悲しい過去が隠されていた。 ユリが出会った、まるで雪のように、儚い恋。 この恋が、溶けないように、消えないように ・・・この一瞬が、どうか、永遠になるように・・・
ユ リ 高校三年生。孤独な心を抱えた少女。 無口で、あまり人に心を開かないため、学校での友達はほとんどいない。 両親ともうまくいかずに、家出する。 伊咲 慎 27歳。中学校の美術の講師。 学生の時は画家を目指すが、家庭を持って夢を諦める。 今は、息子のイブと二人で生活している。 伊咲 いぶき 4歳。保育園のきりん組。 元気で明るい男の子だが、母親のいない寂しさを幼い胸に抱えている。 ハンバーグとアンパンマンが好き。 磯崎公太(コウ) 20歳。アルバイトをしながら、バンド活動をしているミュージシャン。 公園でストリートライブを行ううちに、ユリと出会う。 どこかふざけているような面もあるが、 ユリになかなか想いを打ち明けられない、ナイーブな一面も。 いちご イブの飼い犬。 伊咲が、ユリと一緒に公園で拾ってきた、茶色の子犬。 甘党の伊咲が、いちごの飴をいつも食べているので、イブが『いちご』と命名した。 毎朝、ユリと公園まで散歩するのが日課。 伊咲 ヒロミ 亡くなった伊咲の妻。享年25歳。 家の一室に、伊咲が描いた彼女の絵が、飾られている。 死の理由は、今も触れられないまま。 |
あらすじと登場人物
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