備後の国から

趣味は切手収集。旧い切手やはがきなどの郵便物を通して史実を知ることができます。身近なところにある植物や地域の風物、季節の行事など

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櫛型日付印の登場

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 消印の変遷については、熱心な収集家のみなさんがたくさんおられ、
わたしなんぞ万年ビギナーの出る幕もないので、もういいかげんでやめようと思い、
きのうで打ち切りを伝えましたが、もうひとつだけ続けておしまいにします。
 したがって、きのうアップしたモノは削除です。

 明治39年から、全国の1,2等局で、その他のところは明治43年から櫛型印が使用されました。

 これは昭和60年まで、じつに70年以上にわたって使用され続け、
日本の郵便印のなかでも、もっとも長く使用されたので、ほとんどの方が目にしているでしょう。

 むかしよく使われていた髪をとく櫛に似た模様がそのなかにあるので、収集家は櫛型印と呼んでいます。
 (櫛の部分には、上下とも櫛でなく文字などが入ったものもあります。)

 とにかく長期間にわたって使用され、各部の表示にさまざまな形式があって、
それを解説した文献もたくさんありますから、
多くの収集家がそのくわしい分類に則って消印収集をしています。

 図の左は広島・福山・明治43年1月1日の年賀状。
福山は3等局でしたから、これが櫛型印使用の初日となります。
 右のものは1年後の、明治44年1月4日、これも年賀状です。

 左は「広島」と県名が入っていますが、1年後のものは県名は入っていません。
他の局でも、はじめ都道府県名入りで、その後は局名だけとなった例は多くあります。

 1年後にはもう県名がないので、県名入りは短い間のものと思われます。
いつ都道府県名入りがなくなったのか、そういうことも調べています。

 福山では、どうやら県名入りの寿命は、数ヶ月であったことがわかりかけてきました。
その時期の消印を出来る限り追っかけてみる。
どこまでできるか・・・。
 
 はがきや切手の消印に注目してモノを探すのもおもしろいことです。

 


 

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