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この3銭封緘はがきは、戦前によく使われていたものなので少しも珍しくありません。
ましてや、このようにヤケや汚れがひどいとどうしようもありません。
ところで消印をみると 奉天 6.11.2.
おや、旧満州国からではないか。
満州医科大学医院内の看護婦さんが、郷里にあてて差し出したもの。
長々と書かれた裏面の手紙文に思わず目を通すと
途中から
・・・・ 今日は私熱はありませんが気分がすぐれず胸が苦しいので床に いました
五六日前より満鉄の十河理事がチフス?で入院致しましたので何かといそがしくつかれたのでせう
叔父さま 理事さんてあんなにえらいのですか
看護婦も先生もつきっきり それに秘書や交換手までいますよ
一日何十通かの電報や電話 とてもいそがしい人ですよ
昨日は前の総裁がなくなられたので少し熱が昇っています
とてもぜいたくばかり言はれます
一等ベッドをおいたら 特等室のベッドでないといやだと こぼしています・・・・
満鉄の十河理事とは たしか戦後の日本国有鉄道(国鉄)の第4代総裁となった人
手紙のなかみには思わず苦笑しましたが
はて、この封緘はがき、クズ入れ行きか
でも奉天の消印がある・・・
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2015年05月24日
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