備後の国から

趣味は切手収集。旧い切手やはがきなどの郵便物を通して史実を知ることができます。身近なところにある植物や地域の風物、季節の行事など

郷土の消印

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驚愕のエンタイア

   梅雨の真っ最中 蒸し暑い日がつづきます

   4月1日 O氏急逝により わたしの日常は急に慌ただしく
  以来3か月 相次いだ切手のイベントもやっと一段落 
   なにか いまも抜けない疲れを感じています

   気晴らしに そろそろ切手収集についてアップしようかと・・・

   

   かなり以前に 「地元の消印」で アップした「珍品」エンタイア
   まず ここを ↓

イメージ 1
   
      1996年(平成8)5月 名古屋の某オークションに出現
      そのリストのカラー図版です

      龍切手500文1枚貼り 福山差し出しの最古エンタイアとなるもの
      封筒下部の差し立て証示印 郵便御用/備後福山/取扱所 は
      これまで見たこともない不統一印

      最低値120万 とても手を出す力はありません
      そして落札価はなんと220万!

      ほんとかな いったい誰が手に入れたのか

      ずっと記憶のなかにありました

イメージ 2

        ところが5年前の6月 ヤフオクにこんなものが登場して またビックリ

        こちらは龍切手100文、200文貼り
        抹消印は「福山検査済」 下部の角形証示印も不鮮明ながら
        「郵便御用 備後福山 取扱所」のよう
        さきの500文1枚貼りにも匹敵するシロモノ

        親しい収友から こんなモノがヤフオクに出ているよ
        画像でみると 珍品とおぼしきモノがほかにもズラズラと

        これほどの珍品を 玉石混淆のヤフオクに出すとは・・・
        
        出品者は女性のよう  これはよくある術(て)
        「父の遺品です わたしは詳しくありませんので云々・・・」
        ならば 出品者に事前に詳しく照会もできない

        締め切りまで様子をながめていたら 50万で落札!

        以来、この二つの似たモノ同士はどういうものなのか
        ずっと疑念を抱いていたのです

        それが このほど 
        押された消印のインク成分の科学的な分析によって
        押印された時期がほぼ解明できることに

        明治初年の押印用インクと 現代のそれでは
        明らかに 成分が異なっている

                 それによると
        冒頭の 龍 500文1枚貼りは なんと!
      
        よく読んで 画像もよく見てください
        これ以上 わたしが話すことはないのです
                     ↓
        http://www.japan-stamp.com/?cat=2

        2015年7月2日の項です

       


      
      

イメージ 1

イメージ 2

 
 郵便局間の通信用につくらえた局用の封筒ですから、
切手は貼ってありませんが、消印が史料になります。

 備後国の沼隈郡・水越(みのこし)の二重丸印KG型です。
封筒は水越のものですから、消印は発送に際して押印されたものでしょう。

 あて先は深津郡・大門ですが、到着印はみられません。

 沼隈郡も深津郡(のちの深安郡)も、いまは福山市に編入され、
県内からその郡名はなくなりました。
 合併によって由緒ある地名が消えてゆくのは残念です。


 KG型というのは、国名(K)と郡名(G)が外側で、真ん中に局名があるタイプで、
日付は○月○日と、月日だけで年号が省略されているため、それが何年なのかわかりません。

 KG型は1874年(明治7)から使用されはじめ、
1888年(明治21)8月31日まで使用されていますが、
その間、大きい局などは、KG型から別のタイプに次々と移行していますので、
局ごとにその変遷と使用時期を追求することが、むかしから行われています。
 
 
 郷土の消印をまとめるためには、ひとつの局について少しでも多くの材料が必要ですが、
郵便物の取り扱いが少ない小さな局では、なかなか容易ではありません。

イメージ 1

イメージ 2

 
 また寒くなってきました。
曇天で冷え冷えすると、外出する気にはなりませんね。


 ブログのネタも、「はて、きょうはどうする?・・・」
その場かぎりでまとまりがなく、いい加減なことになってしまいますが、
しがないゼネラル収集の身ですから、なにとぞご勘弁を。


 アップしたのは切手付き封筒。
文字通り、切手に相当する料額印面が印刷されている封筒ですが、
現行の郵便には見られないので、なじみは薄いものでしょう。

 1873年(明治6)に初めて発行され、
1908年(明治41)まで、いろいろと発行されながらも、そこで廃止。
 
 戦後、1947年(昭和22)に再び登場したものの、
わずか2年後の昭和24年までに3種出ただけで、また廃止されてしまいました。


 明治初年の手彫切手時代のものは、手彫封皮(てぼりふうひ)と呼ばれ、
種類はいろいろあるものの、ウン万円もするのでとてもとても・・・。

 これは小判切手時代のもので、印面も小判型ですが、
地元の二重丸型日付印なので手に入れたものでしょう。

 備後・沼隈/上山南(かみさんな)は、わたしのところから山ひとつ越えたところで、
いまでは福山市内です。

 山南(さんな)とは変わった読み方ですが、ちかくに山北(さぼく)という地名もあります。

 切手付き封筒もステーショナリーのなかでは貫禄あるものです。
できれば本気で取り組んでみたいものです。

イメージ 1

 
 また冷たい風が吹くようになりました。
一進一退しながら春の足音が近づくのでしょうね。

 
 大先輩から地元の丸一印の記念切手をいただきました。
明治銀婚がそれです。

 ひとつの局で、いろいろな額面の消印を揃えてゆくことも、
遊びとして面白く、また難しいことです。

 1リーフに収めて「けっこうサマになる」くらいの量になれば・・・。

 単片で揃えるのも容易ではありません。

 尾道先生は、それを数リーフにわたって整理されていました。
50年以上もかけて・・・。


 丸一印は小判切手の後半から菊切手の時代にあたり、
郵便物も増大して数多くみられるため、長い間、駄モノとして軽視されてきましたが、
最近はすこし様子がちがってきているようです。

 郵便に使用されたのは横書きの丸一印ですが、
縦書きの非郵便印もあって、これの分類はすこし複雑です。

 なにしろ明治時代の消印ですから、史料価値はあります。

 いま、地元備後の丸一印をまとめていますが、
あるはずなのに、まだ1点も確認されていない局もあって、
これからまだまだ首を突っ込む楽しみもあります。

 

櫛型日付印の登場

イメージ 1

 消印の変遷については、熱心な収集家のみなさんがたくさんおられ、
わたしなんぞ万年ビギナーの出る幕もないので、もういいかげんでやめようと思い、
きのうで打ち切りを伝えましたが、もうひとつだけ続けておしまいにします。
 したがって、きのうアップしたモノは削除です。

 明治39年から、全国の1,2等局で、その他のところは明治43年から櫛型印が使用されました。

 これは昭和60年まで、じつに70年以上にわたって使用され続け、
日本の郵便印のなかでも、もっとも長く使用されたので、ほとんどの方が目にしているでしょう。

 むかしよく使われていた髪をとく櫛に似た模様がそのなかにあるので、収集家は櫛型印と呼んでいます。
 (櫛の部分には、上下とも櫛でなく文字などが入ったものもあります。)

 とにかく長期間にわたって使用され、各部の表示にさまざまな形式があって、
それを解説した文献もたくさんありますから、
多くの収集家がそのくわしい分類に則って消印収集をしています。

 図の左は広島・福山・明治43年1月1日の年賀状。
福山は3等局でしたから、これが櫛型印使用の初日となります。
 右のものは1年後の、明治44年1月4日、これも年賀状です。

 左は「広島」と県名が入っていますが、1年後のものは県名は入っていません。
他の局でも、はじめ都道府県名入りで、その後は局名だけとなった例は多くあります。

 1年後にはもう県名がないので、県名入りは短い間のものと思われます。
いつ都道府県名入りがなくなったのか、そういうことも調べています。

 福山では、どうやら県名入りの寿命は、数ヶ月であったことがわかりかけてきました。
その時期の消印を出来る限り追っかけてみる。
どこまでできるか・・・。
 
 はがきや切手の消印に注目してモノを探すのもおもしろいことです。

 


 

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