備後の国から

趣味は切手収集。旧い切手やはがきなどの郵便物を通して史実を知ることができます。身近なところにある植物や地域の風物、季節の行事など

郷土の消印

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 不統一印の使用がなくなって、
記番印と二重丸型日付印の組み合わせです。

 このはがきから、今のはがきに近い体裁になっています。

 印面は記番印「イヌ第四号」で抹消し、その下に証示印として二重丸印が押されています。
二重丸印は真ん中に局名が入っていて、外側に国名(K)と郡名(G)が入るものを
KG型と呼んでいます。

 ここにある二重丸印は不鮮明で、かんじんの備後・深津のKとGがよく見えず残念です。
もっとマシなものを見つけないと。

 KG型は月日のみが入っていて年号がありません。

 左下にある大阪の到着印はまた別のタイプの二重丸印ですが、
漢字で「明治九」と年号が入っていて、おかげで明治9年の使用であることがわかります。

 なお、右下の長円形の印は差出人が押した商用のハンコで、局の印ではありません。

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 これも前回と同じく、記番印の抹消と不統一印を押した二つ折りはがきです。
これは開いた状態で、そのまま表裏がわかります。

 ただこれは、はがきに1銭切手2枚を貼り足した「別配達便」。
別配達というのは、いまでいえば速達便で、配達局に到着した郵便物のなかで、
ただちに配達を希望するものだけを特別に選んで、一通ずつ配達するもので、
郵便物の少ない時代ならではの制度です。
 貼り足した2銭が、いわば速達料金となるのでしょう。

 消印からみれば前回のものと変わらないのですが、
これがオークションに登場したときに、わたしは「別配達」に魅せられて?
わざわざ会場へ出かけて、フロアで競ることになりました。

 そんなに対抗馬はいないはずと思いきや、
思わぬ伏兵があって万単位でドンドン競り上がってゆく・・・。

 フロアの雰囲気は特別な感覚を伴い、なんとか手にしたときはもう冷や汗!

 備後・福山から隣国の備中・笠岡にあてた近距離便ですが、
到着印がなく、年号を特定するものは見当たりません。

 しかし、とどさんがちゃんとコメントをくださった。

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 きょうも秋晴れ、いい天気が続いていますが、
あまり動かないようにして、おとなしくパソコンとデスクワークで過ごしました。


 今回も二つ折りはがきです。
 印面を抹消した丸い消印は記号と漢字の番号が入った日付印で、略して「記番印」と呼んでいます。
これは全国各局で、明治7年12月から使用されたものですから、もう不統一印ではありません。

 カタカナ記号は国名を表し、「イヌ」が備後の国。犬ではありません。
その中で順番をつけて、第四号が福山です。
 ちなみに、第壱号は尾道。明治のころ備後の国では尾道がもっとも栄えていた町です。

 下部には不統一印も合わせて使われています。

 裏面に大阪の着印があって、これは明治7年であることがわかります。
記番印の使用がはじまった月ですから、初期のものといえます。

 記番印も、切手上にちゃんと入ったものは人気が高く、
東京や大阪などの大都市のものは揃えやすいのですが、地方になるとそれなりに・・・。

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 今日は第3日曜日。

 久々に、「広島蒐郵会」の例会に参加することにして、
昨夜、広島切手博物館長さんにも出席を伝えたあとになって、
腰を少々痛めてしまいました。
 どうかしたとき、うっかりしていると出てくるギックリ腰です。

 急遽欠席で申し訳ないことになりました。

 軽度のようなので、数日用心すれば楽になるでしょう。


 もう7,8年前になるでしょうか。
 転勤のため、当地を離れた収友から「福山」エンタイアをまとめて譲っていただきました。

 その先頭にあったのがこの二つ折りはがきです。
はがきといっても、二つ折りはがきは形状からしてエンタイアの貫禄を備えています。

 前回アップしたエンタイアの不統一印が、これにはすべて鮮明に揃っています。

 そのうえ、あて先の大阪で押された二重丸型日付印の到着印もあります。
これで、明治7年の使用例であることも証明できます。


 ところで、
 ときに、「いいものを持っていますね」とコメントでおだてていただくことがあります。
ブログにアップしている他のみなさんにもよくあることでしょう。

 しかし、ずっと持っていても喜びは持続しません。
 なんでもそうでしょうが(意味深長ですよ)、自分のモノにしたい欲望と、それが達成された瞬間の喜びは感じるものの、その気持ちはずっと続くものではありません。

 この材料を加えてどう展開するか、そこからまた次の「楽しみ」に向かっているのですね。
もはやこれまで、と思ったたら手放すのが賢明と思います。
 そうすれば、それが巡って他の人に楽しみを与えることになりますから。

 「つまみ食い郵趣」といわれ、珍品のみを漁る一点豪華主義の人もありますが、
それとて、絵画や焼物のように、部屋に飾るものでもありません。

 話がいささかそれてしまいました。


 

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 1981年にオークションに登場した、当時の「幻のエンタイア」です。
 
 「嬉しいやら驚くやら。無事落札され備後に還ってきたので、まずはメデタシというところですが、
たいへんな経済的犠牲を払って青息吐息です。」
 これは入手に成功した尾道先生が、その披露に際して述べられたことばです。
                 (「郵趣びんご」第2号掲載」)

 これによって、長い楕円形の「福山検査済」が、はじめてエンタイアで確認されたのでした。
それまでは、切手上での印影のみが確認されていたのです。
 (このブログの左上段にあるプロフィールの切手)
 これも、もとはといえば尾道先生の所蔵だったものです。
 
「七月六日出」の日付の押印も局でなされたもので、「○月○日入」もあるようで、
これはまだ持っていません。

 時を経て、今から10年以上前だったか、このエンタイアが再びオークションに登場。
これにはこんどは当方がビックリ!

 千載一遇のチャンス、オトコならやってみろっ!
「清水の舞台」から思い切って飛び降りて、かなりの重傷を負いましたが、
ふたたびメデタク里帰りとなりました。

 はじめてお目見えした28年前、わたしはまだかけだしの初心者。
へぇ〜、こんなものが存在するのか!
 それが、めぐりめぐってこちらへやってくるとは、想像もできませんでした。

 これがきっかけとなって、郷土の郵便印にのめり込むことになりました。

 竜頭蛇尾といいますが、頭の部分さえあればあとはなんとか時間をかけて
くっつけてゆくことができます。

 困るのは「蛇頭竜尾」。かんじんのモノがないと、
いつまでたっても、コレクションとしてまとめることができません。


 

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