この前は、切手に押された消印「福山検査済」だったが、実は、福山という地名は備後の国(広島県)だけでなく、北海道や鹿児島にもある。
切手上の消印だけでは、「備後の国の福山の消印」という確かな証明にはならないのである。
そこで、郵便物全体を示して、備後の福山であることを証明するものがあれば説明がつく。
これは明治初年のはがきで、備後・福山から大阪にあてたもの。
料額印面を消している「福山検査済」と下部にある「備後福山郵便役所」という四角な印で、これが備後・福山から差し出されたものであることがわかる。
収集家は封筒まるごとを「エンタイア」、もしくは「カバー」と呼んでいる。
こういうものがあれば、さらにくわしいことがわかってくる。
|