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きのうから大寒。
こよみのとおり寒さがきびしい時期となりました。
晴れていると思ったら、すぐ灰色の雲がやってきて時雨となります。
戸外で仕事をされる方はさぞかし辛いことでしょうね。
あちこち整理していたら、3円80銭切手を貼った封筒が出てきました。
日付は昭和24年8月31日。
この時期なら書状は8円時代。
はたして貼付切手の額面合計は8円也。
そもそも、3円80銭という中途半端な額面は、書状料金が1円20銭から
5円に値上げとなったために急遽発行されたもの。
1円50銭切手2枚が貼ってなければいうことなしですが・・・。
3円80銭切手の使用例は少なく、評価も高いのですが、
こんな加貼例はどうなのでしょう。
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新昭和切手
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これは8円切手と同じ印面を、封筒に印刷した切手付き封筒として、昭和24年(1949)11月1日に発行されました。
封筒は二重封筒になっていて、中に通信文を入れるとそのまま送ることができます。
未使用はカタログ評価4500円、使用済なら5000円となっていて、使用済の方が高くなっています。
実際、未使用はかなり残っていますが、使用されたものの方が少ないようで、状態のよい使用済ならカタログ価をはるかに越えるでしょう。
これが速達や書留便として切手が貼り足してあればもっと稀少でしょう。
なお、新昭和切手の30銭五重塔と1円20銭の五重塔にも、切手付き封筒があり、この8円と合わせて3種しか発行されていません。
これら3種の切手付き封筒は、料額印面を切り取って切手と同じように使用できるのですが、そうした使用例も稀少と思います。
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昭和23−24年(1948−49)に発行された産業図案切手に移ります。
戦後の復興を意図した図案で構成されたこのシリーズは、雲形の昭和すかしが入っています。
まず最初は昭和23年11月20日発行の2円農婦です。
戦後の食料不足を補うため、農業はもっとも重視されていました。
この切手の未使用単片ならカタログ評価400円。
使用済はたくさんあって30円。
昭和23年7月10日から、第2種(はがき)料金が2円となっているので、用途は1枚貼り私製はがきがもっとも一般的でしょう。
子どものころ、家の状差しにこの切手を貼った郵便物がたしかにありました。
ご年輩の方々は見覚えがあると思います。
使用例はいま探していますが、いったいどこへやったやら。
見つけたらあとでアップします。
このシリーズあたりはこれまでほとんど整理していませんから、これから少しずつやってみないと途中で更新もギブアップしてしまいます。
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昭和23年(1948)4月15日発行の10円です。
第2次新昭和の螺鈿模様は横型でしたが、縦型で菊の紋章がなくなっています。
刷色も明るい紫色となって、目立つ感じです。
横型の10円螺鈿から1年足らずで再発行となったのはどういうわけでしょうか。
未使用単片ならカタログ評価3000円以上ですが、使用済は40円。
使用例ですが、発行時点では横型と同じ時期の封書1円20銭時代ですから、配達証明や引受時刻証明、特別送達料金として加貼されたものが適正使用といえますが、そんなに多くはないでしょう。
封書5円時期になると、2倍重量便として1枚貼りエンタイアが適応します。
これは封書5円時期で、速達料15円とあわせ2枚貼りとしたものです。
15円や20円切手はないときですから、
これもうなづける使用例と思いますが、カタログにはリストされていません。
ずっとあとの封書10円時期になっての1枚貼りもあるようですが、おそい使用例ではおもしろくありません。
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きょうはまた暑い1日でしたねえ。涼しくなったあとの暑さは一層こたえます。
昭和23年(1948)9月10日発行の3円80銭です。
これは未使用も使用済も、単片でのカタログ評価は1500円ほどで変わらず。
このような場合、消印の状態がよければ(局名、年月がはっきりしていれば)使用済の方がはるかに高くなります。使用済が少ない切手といえます。
この切手の発行2か月前の7月10日から、それまで1円20銭だった第1種(封書)料金が5円となったため、差額としての貼り足し用となりますが、ふつう、書状の封筒には料額印面はありません。
切手付き封筒と封緘はがきが1円20銭だったので、それに加貼してあれば最高ですが、そんなもん、やたらには出てきません。
あればカタログ評価5万円。
3円80銭を貼った唯一の所蔵品です。
貼られた切手の合計は8円。
封書5円の時代はわずか10か月足らずで、翌年の昭和24年5月1日からは書状8円となりました。
消印の日付は24.7.24
薄汚い封筒に不鮮明な消印ですが、これだけは捨てられません。
この封書、料金の変遷どおりに貼ってあるのがおもしろいと思います。
この1円20銭が切手でなくて、切手付き封筒ならねえ。
とにかく使用例の少ない切手です。
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