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昭和23年(1948)1月10日発行の2円です。
東京都内では22年10月ごろより発売されていると「日専」に記されています。
第1次の同図案から菊の紋章が消え、目打と裏糊がついています。
未使用単片ならカタログ評価1600円から。けっこう高いですねえ。
使用済はごらんのとおりワンサカあります。
使用例として多いのは、発行後1か月に第2種(はがき)料金が2円となったので、
1枚貼り私製はがきが適応使用として一般的でしょう。
しかし、発行された時点は第1種1円20銭、はがき50銭の時代です。
このカバーはアメリカ・ニューヨークあての平面路(船便)書状4円に該当します。
消印は不鮮明ですが、23.3,27の日付。 占領軍の検閲と開封を示すテープもついています。
これなら適正使用例といえるかも。
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新昭和切手
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きょうから第3次新昭和切手です。
菊の紋章がなくなり、国名が左書きとなっているものを第3次新昭和として分類されています。
昭和23年(1948)9月10日発行の1円50銭です。
大きく数字が描かれた変哲のない切手ですねえ。
用紙は白紙と灰白紙があり、刷色に濃淡のバラエティがあります。
未使用単片でカタログ評価500円。使用済は120円。
用途は、この切手の発行の2か月前の7月10日から、はがき料金がそれまでの50銭から2円に値上げとなり、50銭はがきに貼り足すのためのもの。
2円の新官製はがきもこの1円50銭切手と同じ日の発行となっていますが、いまのように全国一斉に発売とはならなかったようで、行き渡るまでには相当日数を要しています。
この1円50銭切手が発行されるまでの2か月間は、50銭はがきに他の切手を加貼したものとなり、いろいろな貼りあわせがみられます。
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昨夜からかなり涼しくなったようで、窓を開けたまま寝ていて、夜中に慌てて閉めるようになりました。
昭和22年(1947)8月10日発行の100円です。
これも、第1次(目打・糊なし)のものが目打入り・糊ありとなって、図案も刷色も変わりがないようです。
未使用単片ならカタログで1万8千円。さすが高額切手ですねえ。
使用済はごらんのとおり別納の押印と思えるものがたくさん残っていて、駄モノですが、時刻もちゃんと入っているのでそれなりに利用できます。
田型2点の穿孔は ○にTH 、これは東京出版販売(株)でしょう。
50円切手のところで書き漏らしましたが、現金書留で50円や100円の1枚貼りなら、国内使用として見応えがあるでしょう。
これはアメリカ・テキサスあての航空便。
料金は書状40グラムまでが6円、第3地帯あて航空増し料金が120円で、
計126円となります。
いろいろと切手が貼ってありますが、いずれも第2次新昭和切手です。
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むかし貼った仮貼りリーフの一部で、みっともないありさまですが、
昭和22年(1947)7月出現の50円です。
まえのシリーズで目打、糊なしの同図案が出ていますので、事前の告示もなく発売されたのでしょう。
未使用単片でカタログ評価16000〜18000円。
使用済はたくさんあります。
発売時、70円といえば高額で、国内での郵便使用は少ないと思います。
翌年7月10日以降なら、書状5円となって書留20円、速達15円、配達証明30円となりますから、そのあたりでの国内使用はあるでしょう。
この封書はアメリカあて。 1949年(昭和24)8月30日の消印。
切手は3円+30円+50円=83円 となります。
郵便料金変遷表をみながらの検算です。
1949年6月1日から外国あて航空通常郵便物は
書状 基本料金 24円。 あて先地帯別増し料金は第3地帯で59円。
アメリカ本土なら第3地帯に該当します。
なるほど、これで83円か。 ひとりで納得。
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昭和22年(1947)5月15日発行の10円です。
未使用は行方不明です。使用済を仮貼りしたリーフの一部をアップします。
螺鈿(らでん)とは漆器などの伝統工芸品の装飾技法とか。
くわしくはネットで検索してみてください。
この10円切手は凹版印刷で横型です。
なぜ横型なのか、それはよく知りませんが、のちに縦型も出ています。
渋い色合いで地味な感じがします。
未使用単片ならカタログ評価4000円ほど。
使用済は○十円で、いくらでもあるということでしょう。
でも田型の欧文消はすこし奮発したと思いますよ。
問題は使用例です。
発行されたときの郵便料金は
書状 1円20銭
はがき 50銭
そのとき10円といえば、内容証明、訴訟審判書類(特別送達)、引受時刻証明などですが、そんな立派なモノは持ち合わせていません。
左の封書は書状5円時代になって書留料が20円。それに2枚を貼ったもの。
はずかしながら、これしか持っていません。
書状5円時代の2倍重量便なら10円ですから、1枚貼りの重量便封書もあっていいはず。
もっとのちになって、書状10円時代になると1枚貼りの書状も、おそい使用例としてあると思います。
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