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1946(昭和21)年10月に、塔30銭の目打入り・糊なしが出現、
翌年3月には糊ありが出現しています。
用紙は白紙と灰白紙があり、目打数にもバラエティがあり、すかしの入り方にも種類があるので、それらを組み合わせた分類は多岐にわたります。
塔30銭は、これまでアップした第1次の目打なし、第2次の秀山堂もあって、
「塔30銭切手」として1冊の文献も存在するほど奥が深く、新昭和切手のエースでしょう。
最近のカタログでは、糊なしと糊ありを区別して、それぞれにメイン・ナンバーを与えていますが、使用済には糊がありませんからその区別は困難でしょう。
表面の図案に変化がないのに、裏面の糊の有無によって別の切手とする分類には、いささか疑問を感じるのですが・・・。
低額面ながらカタログ評価は単片で千円前後となっています。
その気になれば入手は可能でしょう。
問題は使用例です。
糊なしが発行されたときは、第1種(書状)が30銭でしたので、1枚貼り封書が適正使用となりますが、目打なしが幅を利かせていたのか、目打ありの使用はそんなに多くないのです。
第1種1枚貼りがあれば、カタログの評価15000円也。
秀山堂より高く評価されています。
左のものは、はがき料金50銭時代になって使われたもの。
台はがき楠公3銭に収納印(2銭)、加貼切手は第1次新昭和15銭に塔30銭となっています。
目打入り塔30銭切手は、こんな使われ方でも無視できないように思います。
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新昭和切手
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身辺の高齢者の状況悪化がつぎつぎと発生して、高齢化社会の現実を如実に感じています。
今夜は台風4号の接近で少し凌ぎやすくなってヤレヤレと一息ついた感じですが、
雨は歓迎でも、風はお断りですねえ。
第2次新昭和切手になります。
トップバッターは昭和21年(1946)9月26日発行の30銭です。
図案は、第1次目打なしの30銭と同じですが、切り離すための着色ルレットが入っています。
これを、「ルレット目打」と呼ぶ人がありますが、ルレットは「押し抜き」であって、
打ち抜いて小穴をあける目打とは異なります。
この切手は、民間印刷所の株式会社平山秀山堂(しゅうざんどう)で製造されたため、収集家は「秀山堂切手」と呼んでいます。
用紙は白紙ではなく、カタログでは灰白紙となっていますが、やや茶がかった厚紙で、裏糊があります。
未使用切手はたくさん残っていて評価は単片で300円ほど。
むしろ消印の鮮明な使用済の方が、市場でははるかに高くなるでしょう。
他の切手と貼り合わせたものの方が多いようで、こちらの方が評価も低くなっています。
発行翌月の10月には、印刷局によって目打の入った糊なしのものが発行されていますので、この秀山堂切手は使用量としては少ない切手として注目すべきでしょう。
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猛暑続きには閉口します。
こんな暑さはこれまで知りません。いったいいつまで続くのでしょう。
高額切手3種をまとめてアップします。ろくに持っていないのですから。
10円は昭和22年(1947)3月7日発行。3次昭和10円と同じ梅花模様ですが、
左書きで「日本郵便」となっています。
(3次昭和切手は「大日本帝国郵便」です。)
50円は昭和21年(1946)11月1日の発行で図案は能面。これは凹版印刷です。なにしろ当時では高額な切手ですから。
100円は昭和22年1月15日の発行で、10円と同じ梅花模様で凹版印刷。
ただ、こちらは右書きの「日本郵便」なのです。
切手に限らず、横書きの場合、左書きに移行した時期はこのころからでしょうね。
未使用切手は高額なものだけにそんなに残っておらず、いまではけっこうな相場となっていますが、使用済なら非郵便(為替など)にも使用され、たくさんあります。
これまであまり手を出していない新昭和切手なのですが、
どういうわけか、50円能面は未使用を1枚持っていました。
いまから、単片でも未使用を揃えるとなるとかなりの散財でしょう。
使用例を示すエンタイアは3種とも残念ながら持ち合わせていません。
1通ウン万円もするのでは、こちらの身が持ちませんからねえ。
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きのうの2円エンタイア、「とど」さんがさっそく適正な使用例をアップされています。
該当URLを追加していますのでぜひご覧ください。
昭和21年(1946)11月15日発行の5円金魚です。
この切手は、はじめ糊なしで発行されたのですが、翌年の昭和22年2月ごろから裏糊が付いたものが出現しています。
これまで、糊なしの方が刷色が薄いので区別可能と思っていましたが、「日本切手専門カタログ・戦後編」最新版を見ると、どうもそうとばかりではいえないようです。
実際、上の使用済田型は右にゆくほど濃くなっています。
いまは、糊なしと糊付き切手がはっきりと区別され、別の切手としてそれぞれメイン・ナンバーを与えられているのですね。
図上部の未使用単片は糊が付いていますが、使用済になると糊が落ちていますので糊なしと同じ扱いでしょう。
この5円も、発行されたときは2円清水寺同様に、第1種30銭、はがき15銭時代ですから、5円はまだ高額で、小包や外信便でないと適正使用とはならないでしょう。
昭和22年4月1日から第1種(書状)1円20銭、第2種(はがき)50銭となり、同時に書留料金が5円となって、左の書状のように書留便として一般に使われています。
配達証明料金も5円となりましたから、そのエンタイアも揃えたらいいと思います。
さらに、昭和23年7月10日から第1種(書状)料金が5円となったため、一般の書状に1枚貼りで適応することとなります。
この5円切手金魚には、笑い話があります。下図の記念スタンプがそれです。
1992年(平成4)8月、地元の切手展《スタンプショウ= ふくやま》’92開催に際し、会場で使用する記念スタンプを 申請しましたが、できあがった小型印を見て、アレっ??? 5円金魚切手に目打が・・・!
制作の段階でご親切にも目打を入れてくださって。
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猛暑が続いています。
この夏の暑さは格別ですねえ。首や二の腕には汗疹(あせも)が出てきて・・・。
それに、日の出とともにセミの大合唱で早起きを余儀なくされ、いささか寝不足です。こりゃ昼寝でもして英気を養わないと・・・。
この炎天下、外でお仕事をされる方、くれぐれも体調に気をつけてくださいね。
在職中は毎日バイクで走り回っていましたが、いま思えばよくぞ・・・。
材料を見失ってブログ更新が途絶えていました。
ただ集めて持っているだけでは蒐集とはいえませんねぇ。
ちゃんと分類・整理しておかないと・・・。
昭和21年(1946)12月1日発行の2円・清水寺です。
平版オフセット印刷で用紙は白紙と灰白紙があります。
未使用単片のカタログ評価は600円〜800円ですから、入手は容易でしょう。
実際はもっと安く手に入ります。
第1種(書状)なら30銭、第2種(はがき)は15銭。
そして、書留料1円、速達料1円、配達証明料1円ですから、速達書留便や書留配達証明便として2円加貼された封書なら適正使用となるのですが、そんなもんザラにはありません。
あればカタログ価は3万円也!
やはり「とど」さんが持っている!
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ところが、昭和23年7月10日から、はがき料金が2円となったため、これに適応することとなって、1枚貼りの私製はがきは後期の使用例としてたくさんあるでしょう。
(それを探していたのですがどこへやったやら)
左のはがきは、それより前の時期、はがき料金50銭時代に速達料4円として
2円切手2枚を加貼したものです。
これなら少しはマシかも。
でも、この使用例はカタログにはリストされていません。
このはがき、印面にかかって切手を貼ってあって、本来アウトのはずですが印面の50銭も通用しています。
このころは印面に貼ったものも多く見られます。
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