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1956(昭和31)年の2種です。 「登り鯉」と「波に燕」。
「登り鮎」は歌川広重、「波に燕」は尾形光琳の名画の一部を採り入れたもの。
どちらも、切手収集家の使用例です。
ふだんから手紙をやりとりしていれば、とくに書き添える文言もなかったのでしょう。
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記念・特殊はがき
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1955年(昭和30)7月1日発行の2種です。
図案は、両者とも、鳥羽僧正筆と伝えられている鳥獣戯画の部分です。
左は「カエルとウサギの相撲」、右は「サルとウサギの水浴」。
鳥獣戯画は、学校の教科書にも登場しましたが、子供のころとちがって、年を 経たいまあらためて鑑賞すると、生き生きとして躍動感に富んだ動物たちの姿が みごとに描かれているさまに感動します。
図案が淡い色なので、文面と重なったものが多く、収集にはできるだけ図案が はっきりわかるものを探します。
発行枚数は、それぞれ1500万枚となっています。
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昭和29年の2種です。 図案左は、「タコとカッパ」。小川芋銭の作品です。
よく見ればタコはわかるのですが、はてカッパとは?
右は、「童女カッパ」。
ご年配の方なら懐かしい清水昆のおなじみのカッパです。
発売枚数は各1千万枚。
実際に売れたのは何枚なのか、公式発表はないようです。
昭和20年代といえば戦後の混乱と復興期。
29年夏なら中学生になったころ。
暑中見舞状を出す余裕のある庶民はまだそんなに多くなかったと思います。
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1953(昭和28)年の2種です。
図案は「カエル」と「カレイ」。
カエルは夏の風物ですが、カレイはどうなんでしょう。
両方とも、中川一政画伯の作品です。
大きな図案で色も濃くなっていますから、手紙文は図案を避けているものが 多いようです。
一般に、カエルの方がよく使われていたのでは。
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1952(昭和27)年の2種です。
はがき料金は昭和26年11月1日から5円となって、
料額印面は5円を表す大きな数字に波の模様です。
これならおもてを見ただけで暑中はがきとわかります。
裏面の図案は淡い色で全面に配され、左は薄い赤色の「アサガオ」、
右は薄いグレーの「すみ流し」。
むかしはみなさん筆まめでした。裏面はびっしりと文字で埋まったものがほとん どです。
それにしても、このあたりのはがき、ヤケの少ないものはヤケに少ないのです。
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