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ファッション・デザイナー別コスチューム担当映画 逆に、ファッションは映画の中で題材としても取り上げられるられる事も多く、タイトルの一部にもなったり、もちろん、劇中で形容的にも用いられる。世相を反映する先端のモードは、多くはアイロニーを含んだ表現をされる事が多い。または、上流社会の現実離れした高級ファッションを劇中の人物描写に用られる事は、常識的に行われている。しかし、抽象的な人間模様を、アパレル(ファッション)産業を舞台に上手く表現された映画も、中にはある。 参考写真 プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)のDVDの表紙 ここでは、ファッション・デザイナーが映画のコスチュームの全て、あるいは一部、または衣装提供等した映画を、デザイナー別に一覧にしてみようと思います。また、ファッションナブルな映画を担当したコスチューム・デザイナー(スタイリスト)も同じく一覧にしてみようかと思います。 ファッション・デザイナーと映画の目次
ファッション・デザイナー別コスチューム担当映画 イヴ・サンローラン (Yves Saint Laurent) ジョルジュ・アルマーニ パトリシア・フィールド (Patricia Field) ユベール・ド・ジヴァンシー ラルフ・ローレン (Ralph Lauren ) コスチューム・デザイナー別映画区分 ベアトリス・アルナ・パスツォール (Beatrix Aruna Pasztor) 参考サイト |
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織編物の状態で行う染色(JISハンドブック 繊維 (2006)) 後染めと先染め ファッションは色との戦いであると言っても過言ではない。その為、アパレル業界では、ピースダイが一般的な生地(無地)の染色方法で、先染めは、ストライプやチェック等の意匠性の高い物に用いられるのが殆どである。単色の生地(無地)には先染めの糸を使うのは「ばかげた事だ」と考えられている。流行のスピードの速さが増した近年には余計にその傾向がある。リスク回避はビジネスの鉄則であるが、消費者の立場になって、改めて考えてみると、それらの事は知りたいし、仮に知った場合より優れた物が欲しくなるのは当然の反応だろう。しかし、それを誰も理解して貰おうともせず、理解しようともしない現状では、それらの事はこれから先も無視され続けていくだろう。つまり、無地物(単色で染められた生地)は品質的に劣っていて、価格も安いと言っても言い過ぎではないだろう。 しかし、上記の事情は日本国内においての話である。世界をマーケットとした場合、ロットの問題は簡単にクリアー出来る。その為、プルミエール等の世界規模の展示会に出品し販売を行っている生地メーカーの取り扱う無地物については、国内の常識は当てはまらない。優れた生地を多く排出するイタリアでは、無地に対する考え方も違っており、「無地のブルー」は現在でも基本中の基本として弁別閾も高いといわれている。これは、インポート素材がいいと言われる理由の一つである。日本は、これを文化の違い、歴史の違いとして、何時まで弁解し続けるのだろうか。 もちろんピースダイには利点もある。その一つが経済的な効果効率だが、批判的に書いてしまったものの実質的には大きな利点である。他の利点も、言ってみれば「短所が長所である」と言われような事で、生機で織り上げられた生地に染色を行う為に、薬品によりいくらか生地が傷つく事になる。その為、意図しなかったような柔軟効果が得られる。また、染色の仕方によりその特徴を更に生かすことも出来る。近年では柔軟剤などの開発も進んでおり、染色工程の中で常識的に用いられている事から、ソフトなタッチに仕上げる事も出来る。染色、加工の成果ではあるが、優れた肌触りと質感も期待できると言えるだろう。これは、人間の知恵、化学の成果と言えるだろう。また、染料染めのみでなく顔料による染色でビンテージ風の味のある色合いを出すことも出来る。他に、二浴染め等による染め分けも計画的に行える。 (2008/10/20) |
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プライベート・ライアン Saving Private Ryan 1998年(米) パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 命の重さを素直に表現した映画多くの人の将来と夢を掛けて守られた自由と正義は、その人達の犠牲によって為されたものだ。決して戦争を肯定するものではないが、亡くなった方々の犠牲を無駄にするような人生を送るわけにはいかないのだ。それを思い出させてくれる。私達は、先祖達の命を受け継いで、今ここにいる。不合理な事や、悪が支配するような事も多々おこるが、それでも、歴史は私達の味方だ。それら、過去に失った尊い命の重さをもう一度思い出し、今の自分の生き方を見直すことの出来るいい映画です。 繰り返された、多くの戦争は指導者達にゆだねられた権利と責任である。しかし、一部の利益の為だけに起こされる戦争は何も残すことはなく、貴重な命だけを失うことになる。アメリカは考えるべきだ。自分達の選んだ指導者の背後にある理不尽な利益追求者達の事を。 第二次世界大戦以降、独裁制に対しての自由主義国の戦いは必要であったかは難しい。しかし、もし戦争を続けなければならないような資本主義社会であるのならばそのあり方は、見直さなければならない。正しい選挙が行われないのならば、独裁制となんら変らない。化石燃料に依存する経済体制にも問題はあるのかも知れない。まだ、生きていると信じたいマスコミがなければ、私達は何を選ぶことが出来るだろうか。 私も、ライアンのように、年老いたときに彼と同じことが言えるだろうかと今は考えている。 2008/09/10記載 スティーブン・スピルバーグ|イアン・ブライス|マーク・ゴードン|ゲイリー・レヴィンソン 監督 スティーブン・スピルバーグ 脚本 ロバート・ロダット 撮影 ヤヌス・カミンスキー トム・サンダース 音楽 ジョン・ウィリアムズ 衣装 ジョアンナ・ジョンストン 特撮 シュテファン・ファンマイアー|ニール・コルボールド 出演 トム・ハンクス|マット・デイモン|トム・サイズモア|エドワード・バーンズ|バリー・ペッパー|アダム・ゴールドバーグ|ヴィン・ディーゼル|ジョヴァンニ・リビージ| ジェレミー・デイヴィース|テッド・ダンソン|ポール・ジアマッティ|デニス・ファリーナ|イェルク・シュタットラー|ディラン・ブルーノ|コーリー・ジョンソン|ジョン・シャリアン|ネイサン・フィリオン|リーランド・オーサー|ライアン・ハースト|ハーヴ・プレスネル|ハリソン・ヤング amazon DVDのコメント
サイト内関連用語 アメリカ軍兵士の目をとおして語られるこの物語は、第2次世界大戦の歴史的D-デイ侵攻作戦から始まり、上陸後は兵士たちの危険極まりない特別な任務へと続く。ジョン・ミラー大尉(トム・ハンクス)は、ジェームズ・ライアン二等兵を探し出すため、部下とともに敵陣深く浸入する。4人兄弟のライアン二等兵は、ほかの3人の兄弟をすべて戦闘で亡くしたのである。作戦遂行が不可能に思えたとき、兵士たちは命令そのものに疑問を持つ。たった1人の兵士を救うために、なぜ8人もの兵士が命をかけなければならないのか。彼らは戦場の過酷な現実に取り巻かれ、それぞれ自分なりの答えを出す。そして名誉と誠実さと勇気をもって、不確かな未来に打ち勝つ強さを見つけるのである。 2008/09/10記載 |ミリタリー|M-41フィールド・ジャケット| 参考サイト CinemaScape−映画批評空間− プライベート・ライアン |
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剣ボロ (けんぼろ) ケンボロ (けんぼろ) Sleeve Vent Top Facing Tab Opening Pointed Tab End (ワーズ・ワードー絵でひく英和大図鑑による) Gauntlet (男の服装学(Making the man)による) 剣ボロきりっぱなしを処理するためのパーツだから、当然その切り口の部分は剣ボロで包(くる)まれているが、しかし、その開きどまりが問題だ。多くの簡単に作られるシャツは、剣ボロ、下ボロの止りの部分は切りっぱなしになっている。それは、ステッチで2重に留めるため、ほとんど解(ほつ)れる事が無いからだ。ほとんどそのままでも問題ない。しかし、その止りの箇所を丁寧に処理する姿勢のあるメーカーには、それ以上の拘りがあると考えられる。20年程前までは、その部分はほとんど問題にされなかった。最大大手のシャツがそれだった。しかし、日本人の衣服に対する関心の高さと、文化度の高さの向上からその部分もなおざりにされなくなっている。 「剣ボロの裏処理」といわれ、方法はいくつかある。 (1) 最も丁寧で手間の掛かる方法として、 「玉縁処理」 がある。 このように剣ボロの処理には、確かにメーカーのシャツに対する考え方、良心が顕れる。今では、その拘りも頂点に達していると言ってもいいかも知れない。ルイジ・ボレリは、手でグリカンを入れ、ガウントレット・ボタンのボタン・ホールまで手穴だ。当然、ボタンにも、ボタン付けにも拘っている。普通あり得ないが、シャツのボタンに足(根巻き)がついている。ここまでくると、もう他にやりようは無いように思える。「たかがシャツ、されどシャツ」である。 参考書籍
男の服装学(Making the man)」 アラン・フラッサー(著) 片岡 しのぶ(訳) 平凡社(発行) ワーズ・ワードー絵でひく英和大図鑑 ジャン=クロード コルベイユ| アリアン アーシャンボウ| 長崎 玄弥(著) 同朋舎出版(発行) 参考写真、イラスト 男の服装学(Making the man)」 アラン・フラッサー(著) 片岡 しのぶ(訳) 平凡社(発行) 手持ちのシャツのスキャン Polo by Ralph Lauren インド産 (株)インパクト21 |
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剣ボロ (けんぼろ) ケンボロ (けんぼろ) Sleeve Vent Top Facing Tab Opening Pointed Tab End (ワーズ・ワードー絵でひく英和大図鑑による) Gauntlet (男の服装学(Making the man)による) シャツの良し悪しを考えてみるアラン・フラッサーは、紳士服の基本的でトラディショナルな着こなしと、それを購入できる世界中の有名店を紹介し、賢い紳士服の選び方、購入の仕方を丁寧に解説した。確かに、ウィンザー公以来ダンディズムのあり方は英国調の着こなしであり、生き方でもあったのは間違いのないことで、紳士服の着こなしの素地になる物ではあった。しかし、このガウントレット・ボタンを例にとってみても、紳士服全体を観てみると、「そうでありたい」とするブランドと、「そうではありたくない」と考えるブランドがある。いや、あってもいい。選択肢はブランドにも存在する。「トラディショナルでありたい」と考えるか、「コンテンポラリーでありたい」と考えるのは自由である。袖口については、「ボタンを付けて重くなる」よりも、「すっきりとスマートに見せたい」と考えるのもデザイナーや消費者の自由であると私は考える。 では、シャツの良し悪しをどのように見分ければいいのだろうかという問題にたどり着く。ガウントレット・ボタンの有無が「メーカーの仕立てに関する良心を示す物として考えることも出来る。」とするのは、早計である。言い切ってはいないので、他にもあると言うことだが、しかし、見分けることも出来る。なぜこんな小さな箇所に拘らなければならないのかとも思うが、車や家電を購入する際も同じようなことに注意するだろう。メーカーの物づくりに対する姿勢を見極めようとするのと同様の事である。 続く
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