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剣ボロ Gauntlet(2)

剣ボロ (けんぼろ)
ケンボロ (けんぼろ)
Sleeve Vent Top Facing
Tab Opening
Pointed Tab End (ワーズ・ワードー絵でひく英和大図鑑による)
Gauntlet (男の服装学(Making the man)による)

シャツの良し悪しを考えてみる

イメージ 1 アラン・フラッサーの「男の服装学(Making the man)」は80年代の紳士服業界に大きなインパクトを与えた影響力の多きな本だったが、当時は、アルマーニ等のイタリアン・モードが紳士服を大きく変えようとしていた時期で、「男の服装学(Making the man)」はそれを見直そうとする動きにもなったが、流行の大きな流れは替える事が出来なかった。その矛盾の影響を最も大きく受けたのは消費者だったのではないだろうか。
 アラン・フラッサーは、紳士服の基本的でトラディショナルな着こなしと、それを購入できる世界中の有名店を紹介し、賢い紳士服の選び方、購入の仕方を丁寧に解説した。確かに、ウィンザー公以来ダンディズムのあり方は英国調の着こなしであり、生き方でもあったのは間違いのないことで、紳士服の着こなしの素地になる物ではあった。しかし、このガウントレット・ボタンを例にとってみても、紳士服全体を観てみると、「そうでありたい」とするブランドと、「そうではありたくない」と考えるブランドがある。いや、あってもいい。選択肢はブランドにも存在する。「トラディショナルでありたい」と考えるか、「コンテンポラリーでありたい」と考えるのは自由である。袖口については、「ボタンを付けて重くなる」よりも、「すっきりとスマートに見せたい」と考えるのもデザイナーや消費者の自由であると私は考える。
 では、シャツの良し悪しをどのように見分ければいいのだろうかという問題にたどり着く。ガウントレット・ボタンの有無が「メーカーの仕立てに関する良心を示す物として考えることも出来る。」とするのは、早計である。言い切ってはいないので、他にもあると言うことだが、しかし、見分けることも出来る。なぜこんな小さな箇所に拘らなければならないのかとも思うが、車や家電を購入する際も同じようなことに注意するだろう。メーカーの物づくりに対する姿勢を見極めようとするのと同様の事である。

続く

剣ボロ Gauntlet(1)

剣ボロ (けんぼろ)
ケンボロ (けんぼろ)
Sleeve Vent Top Facing
Tab Opening
Pointed Tab End (ワーズ・ワードー絵でひく英和大図鑑による)
Gauntlet (男の服装学(Making the man)による)

 ワイシャツなどの袖口あきの重なり部分に縫い付ける剣形の布
 上(表)の剣ボロに対して、下は下ボロと言う。
 非常に小さなパーツで、ディテールではあるが、この剣ボロにシャツの良し悪し、ひいてはブランドの良心を語ろうとする傾向が強い。多くのメーカーや評論家達の、多くの知恵と技術と哲学が集積する奇妙な現象が起きている。

ガウントレット (Gauntlet)

イメージ 1 ガウントレットは、袖の脇あきを示すイギリスの言葉で、カフスの少し手前に当たる箇所である。よく仕立てられたシャツには、カフスの開いているところを留める、脇あきボタンがついている。洗顔するときや、カフスを留める時に折り返せるようにするために、このガウントレット・ボタンは、工夫されたものだった。その意味で、このボタンは生活上の必要から生じてきた物といえる。しかし、場合によっては、この部分から手首がむき出しになることは、靴下とズボンの折り返しの間に足が見えるのと同じように、趣味のよい物ではないといわれるから注意したい。一方、ガウントレット・ボタンをかけることによって、前腕のあたりがきれいにフィットするから、これがあるということは、メーカーの仕立てに関する良心を示す物として考えることも出来る。
男の服装学(Making the man))から 

Gauntlet
  n.
    (中世騎士の)こて(籠手)
    長手袋
    (長手袋の)手首
    fling [throw] down the gauntlet 挑戦する.
    take [pick] up the gauntlet 挑戦に応じる; (人・意見などを)擁護する.
  goo辞書から

続く
ギャバジン (ぎゃばじん)
ギャバ (ぎゃば)略称
Gabardine
Gaberdine

ギャバジンとバーバリー社の歴史

イメージ 1
  1856年 トーマス・バーバリー(当時21歳)
   イギリスのハンプシャー州ベイジングストークにバーバリー社創立
  1880年 トーマス・バーバリー
   ギャバディン(Gabardine,ギャバジン)を発明
  1888年 トーマス・バーバリー
   英国で耐水性に優れたギャバジンの特許を取得
   以来1917年まで、ギャバジンの製造を独占した
  1891年 バーバリー社
   ロンドンに本社を置く
  1901年 バーバリー社
   Equestrian Knight(乗馬の騎士)のロゴを使い始める
  1911年 アムンゼン
   人類で初めて南極点に到達した際、ギャバジンの防寒具を使用
  1914年 英国陸海軍
   ギャバジンのバーバリー・トレンチ・コートを採用し、50万人以上が着用し、エリザベス2世のロイヤル・ワラントをバーバリー社が取得。
  1915年
   (株)丸善が初めて日本に輸入した。
  1917年 バーバリー社
   ギャバジンの独占製造権が切れる
  1924年 バーバリー社
   コートの裏地として使用されていたデザインを「バーバリー・チェック」として宣伝し、一大ブームを起こす
  1955年 バーバリー社
   グレート・ユニバーサル・ソトアズに買収
  1989年 英国皇太子によって
   認証を授かっており、イギリス王室ご用達でロイヤルの称号を得る
  2000年 バーバリー社
   銀座に日本で初めてとなる旗艦店をオープン
  2003年 バーバリー社
   ハウスコレクション日本上陸
  2004年 バーバリー社
   表参道に日本で2番目となる旗艦店をオープン
  2007年 バーバリー社
   丸の内に日本で3番目となる旗艦店(約300坪)をオープン


 サイト内参考用語
  |クレバネットタイロッケン
 参考書籍
  服飾辞典 文化出版局(編集) 文化出版局(発行)
 参考写真
  インポート布地・fan-annex
   ウールギャバ・リバーシブル【CUCCIRELLI社】スカート着分0.8m
   コットンギャバ・地織り【REGGIANI社】スカート着分0.8m
 参考サイト
  (株)丸善 洋品小史
  ウィッキーペディア
   バーバーリー
  バーバリー・ブルーレーベル
  バーバリー・ブラックレーベル
ギャバジン (ぎゃばじん)
ギャバ (ぎゃば)略称
Gabardine
Gaberdine
イメージ 1
 斜文線が緯糸の方向に対して45度以上をなすようにたて糸密度を多くした2/2又は3/1の綾織物。一般に無地染めとする。(JISハンドブック 繊維
 中世期にユダヤ人が着ていた外套の名前が由来の生地名。1880年、トーマス・バーバリーが、農民が羽織っている汚れを防ぐための上着をヒントに、耐久性、耐水性に優れた素材を開発したのが始まり。

ギャバジンの特徴

イメージ 2
  織組織
    3/1の急斜文織
    2/2の正則斜文織
    2/1の正則斜文織
    経糸の密度を緯糸の密度よりも著しく密にするので、正則斜文織に織っても急角度になり、通常右から左で(ノの字)、逆に左から右へ(逆綾)の綾目が現れる
    表は綾目が強く浮き出て、裏面は綾目が目立たない
  使用繊維繊維の種類がギャバジンを特定するものでは無い)
    ウール
    綿
    シルク
    レーヨン
    アセテート
    ナイロン
    ビニロン
    ポリエステル
    アクリル

  
    ウール
      通常、経緯共に梳毛糸を使う
      経:60,56,48〜30番の双糸 緯:経と同番手の太目の単糸
    綿
      経:42または44番の双糸 緯:経と同番手の双糸、又は、20,30番の単糸
      バーバリーは綿のギャバジンに特殊な防水加工を施したもの
    化学繊維の場合
      経糸密度を緯糸密度の2倍から2倍半にして織る
      樹脂加工して、風合いや防皺(ぼうしゅう)性を上げる

パット

イメージ 2
パット (ぱっと)
Pad
 通常、パットと呼ばれるが、正式にはパッド。
 パッド(Pad)は、当て物、詰め物の意味。
 一般的にパットと言うと、肩パットか、胸パットを指す。

肩パット    Shoulder Pads
パット入りブラ Padded Bras

肩パットの目的と由来

イメージ 1 肩パットの本来的な目的は、肩甲骨の頂点から肩先点に掛けて(a.の赤のライン)の傾斜(曲面)のカバーしきれない部分(b.の赤の斜線部)の補正が目的と言われている。しかし、一般的な認識の殆どは、「補強」として肩線の水平化にあると思われている。もちろん、そのことで用いられる事も間違いではないし、デザイン的な観点から見て主目的と考えてもいいだろう。そうした流行も過去に幾度かあった。由来から言えば、おそらく先に挙げた理由になる。もともとの利用目的から副次的な目的が生まれる事も歓迎しなければならないが、出来れば本来的な意味も知っておくべきだと思います。

サイト内関連用語
  |コンケーブショルダー

参考写真、図
  被服構成学 理論編  文化女子大学被服構成学研究室(編集) 文化出版局(発行)
    7-6 上半身水平断面重合図(仰観図)から外包囲を求めるに解説を加えた図]
    7-13 肩先部と正中線位置と厚みの差(人体の石膏像を真上から見た図)


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