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打ち合わせや商談で一日中社内の椅子に縛り付られて、アイデアをまとめはじめると、MDや生産担当に捕まって、説明を強要される。落ち着いて構想をまとめられるのは、ほとんどの人が退社し始めた頃。 簡単に夕食を済ませて、スタイル画を描いているうちに、終電の時間になってしまう。普段の日なら、やっとその頃に帰る事が出来る。社内外のプレゼンの予定がある場合は、その一週間前からは、始発で帰る事になる。展示会やショーがある場合は、それが、一ヶ月前になる。 要領のいいデザイナーも中にはいるだろうが、多くのデザイナーはそんな日々を送る。煩雑な書類に追われ、取引先の提案を受けながら情報を収集し、QR対応のコマ埋めと、シーズンテーマをこなす。そんな中で常にヒット商品を出し続けなければならない宿命を背負って、オリジナリティーの高い商品が作れるのだろうか。 デザイナーをその椅子から開放して、街に出すべきだ。新しいデザインや構想はもっと自由な勤務体系が必要なのではないだろうか。羽を抜いて作り続けた後は、新しい空気を吸って、磨り減った感性を取り戻しに街に出よう。 ある会社は、「午後に出勤して、しゃべって、化粧をして帰った。」という話もある。そのブランドは、今、とても売れている。遊ぶというか、飲むというか、踊るというか、しゃべるというか、羽を伸ばすというか、そんな自由な感じが、ファッションでは、何か生み出す力をつけるようなきがする。。そして、新鮮な、人を魅了するような、存在感のある服になり、何かが宿るような気がする。 いやいや、抽象的過ぎて説得力がない。 今はフリーで雑多な仕事をしているので、私は全くの自由だが、知人の後押しみたいな気持ちで書いたが、そんな、勤務体系がとれるアパレルがやっぱり強いし、いい人材が集まっているような気がする。
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アパレル隅っこ話
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