なごみ動物病院ブログ

Facebookが更新多いです。ブログはゆっくりですいません。

全体表示

[ リスト ]

1年中、顔や耳、体を痒がっているチワワさんです。

痒すぎて耳を床にこすりつけたりしているそうです。

症状に季節性はあるような感じもしますが、、、スッキリする事は無し。

食べ物もその内容次第で症状が軽くなる事を経験されています。

でもやっぱりスッキリせず。

飼い主さんは

「症状は完全に抑えられなくてもいいから、副作用の無い(少ない)治療」

望んでおられました。

また本人が非常に嫌がるため、塗り薬も不可。

これらをふまえて治療法を検討しました。


治療前の写真です。

顔の右側
イメージ 1

マズル、目の周り、耳、の全てが赤く、毛は抜け、皮膚は腫れていますね。

見るからに痒そうです。


顔の左側
イメージ 2

右側と同様です。

マズルの脱毛が顕著ですね。



治療はいつも通りの検査と感染症の除外を行い、それに対する反応と症状から

食物アレルギーアトピー性皮膚炎の二つを疑い治療計画を立てました。


まず先に治療(除外)すべきは食物アレルギーです。

約2ヶ月、除去食のみを与えていただき、皮膚が改善するかを調べました。

(除去食=アレルギーの原因物質を極限まで減らしたフード)

の間、飲み薬は全く用いなかった割には痒みは悪化しませんでした。

除去食はある程度の効果があったようです。

ただ残念ながら満足いくほどではありませんでした。


そうなるとアトピー性皮膚炎の併発を考えます。

副作用の心配が少ない治療を希望されていましたので、先にインターフェロン療法を行いました。

頑張って通院していただきましたが、ある程度の改善があっただけで満足できる

効果は得られませんでした。


ここで治療計画を再検討し、しばらく低用量のステロイドで様子をみる・・・ことに

したのですが、継続使用が可能な少ない量のステロイドでは症状を緩和させら

れませんでした。


症状を和らげられないのではいくら低用量でも投薬そのものに意味はありません。

次は免疫抑制剤を用いることにしました。


この免疫抑制剤は、副作用が無いわけではありませんが、長期投与するなら

ステロイドより用いやすいです。

症状が落ち着いてくれば徐々に減量していきます。

即効性はステロイドに劣りますが、8割以上の方でかなりの効果が期待できます。

いろんな治療法を行いましたが、現状でもっとも好んで用いているお薬です。

(ネックになるのが費用です。値段が高いんで^^;


免疫抑制剤を1ヶ月飲ませていただくと劇的に改善が見られました。

治療前後の写真がこちら↓
右側観
イメージ 3

一目瞭然ですね!\(^O^)/

マズル、目の周り、耳の赤み、腫れがほとんど無くなりました。

毛も生えました。


左側観
イメージ 4

こちらきれいになりました!

ほとんど違う子ですね(^^)

もうほとんど掻く姿は見ないそうです。


現在は免疫抑制剤と除去食を用いていただきつつ、症状の安定を確認しながら

薬の減量、フードの変更(制限の緩和)をしていく予定です。


痒いのが無くなってホントに良かったね、Sちゃん♪(^^)

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事