なごみ動物病院ブログ

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動物病院繁忙期のため、皮膚病治療の記事をなかなかアップできず、
申しわけありません。
少し余裕ができてきたので久しぶりの症例紹介です。



症例はシーズー、14才のおじいちゃん。
3年くらい前から皮膚病が続いている、とのお話でした。
最初は足先を舐めるだけだったがそのうちに全身に広がりました。
少し改善→悪化、を繰り返していたそうです。

写真はこちら↓
イメージ 1

目の周りや頚の皮膚が赤く、厚く、ベタベタしています。
フケも多い。
口の周りの皮膚も厚く、色も黒くなっています。
炎症が長く続いた証拠です。

イメージ 2

胸もお腹も真っ赤っかです。
ベタベタとフケも多い。
シーズーに多い皮膚病ですね。


これを見ると「アレルギー」と思い込む方は多いですね。
確かにシーズーはアレルギー性皮膚炎の好発犬種ですが、アレルギーの治療を
しなくても治るケースは多いです。
その理由は、
①アレルギーは無い
②アレルギーを持っているが、皮膚病の原因としての割合が低い
などです。
これらはあえて調べません。

調べない理由は、長くなるのでまた改めて。
診察室で直接訪ねていただいても結構です。
しょっちゅうお話ししていることですから(^^;



いつも通りの皮膚検査を行いました。
寄生虫は見つからず、カビ(マラセチア)が大量に見つかりました。

その結果に従い
○抗生剤、抗真菌剤の内服
○皮膚のコンディションを整えるためのサプリメント (今回はビタミンAと亜鉛)
○シャンプー(皮膚の状態に合わせたもの。今回は抗真菌作用の強い物)
をご用意いたしました。

痒みが強かったので最初の4日間だけステロイドを用いました。

治療開始2週間目では「痒みはちょっと減っただけ」との事でしたが、見た目は明らかに改善していました。

1ヶ月後には痒みはほとんど気にならない程に減ってくれました。
皮膚の赤みやベタつきが少し残るものの、フケはほとんど無くなりました。

2ヶ月後には、症状が残りやすい後ろ足の内側(膝から下)に赤みとフケが少し残るだけで、全体的にはほぼ治りました。

3ヶ月後には毛も伸びて、とってもシーズーらしく可愛くなりました^^

ではその経過です。
治療前と2ヶ月、ないし3ヶ月目の写真です。
イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5


イメージ 6

皮膚の赤み、腫れ、フケなどが改善しているのがお分かりいただけますでしょうか?

僅かな痒みが残っていますが飼い主さんはほとんど気にならないそうなので、これ以上の治療は行わず、皮膚のコンディションを整えるためのサプリメントのみ、もうしばらく続けていただく事になりました。


若い頃から皮膚炎を繰り返している子はアレルギーを持っている可能性が高いですが、中高齢になってから発症した場合はアレルギー以外が主因の事が多いです。

うちの子もひょっとしたらアレルギーじゃないかも?と思われた方は当院までご相談ください。

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