なごみ動物病院ブログ

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前回は「シーズーさんの皮膚の赤み、痒み、べたつき」のご紹介でした。

今回も「シーズーさん、皮膚の赤み、痒み、べたつき」の症例紹介です。

シーズーさんをあえて連続で掲載してみました。



5才のシーズーさん。

2才頃から皮膚炎を繰り返していたそうです。

写真はこちら↓
イメージ 1
首から胸にかけてです。
皮膚が真っ赤になっています。
掻き壊したため、一部がただれています。

イメージ 2
脇から肘にかけても真っ赤です。
べたつきも強いです。
写真だと分かりにくいですが、掻きすぎて毛が薄くなっています。

イメージ 3
お腹から膝にかけても真っ赤ですね。
全体にベタベタしています。

お腹にはそういう模様にも見える黒い部分がありますが、これは色素沈着
炎症が長く続いたため、皮膚の中の色素がそこに留まってしまったんですね。
また被毛も所々、茶色く変色しています。
これも分かりにくいですよね(^^;;



治療ですがまずは検査。

いつも通りの検査を行いました。

見つかったのはカビ(マラセチア)。

結果に従い

○抗生剤、抗真菌剤の内服

○マラセチア用のシャンプー (これはすでにお持ちでしたのでそれを継続)

を行いました。


治療開始1ヶ月で痒みは半分程度に減少しました。

皮膚の再検査を行ってもマラセチアはかなり少ない。

皮膚の赤みやべたつきも“ある程度”減りました。

・・・・・・ある程度は減ったのですが、症状は目標とするレベルまでは減ってくれませんでした。


そうなると残った痒みの原因として“食物アレルギー”と“アトピー性皮膚炎”を疑わなければいけません。

前者の対策として除去食(除去食についてはこちらの記事)を与えていただきました。

・・・・・・ですが改善しません。

そこで治療を後者にシフトしました。

用いた薬は免疫抑制剤。

ステロイドに変わる薬としてアトピー性皮膚炎で良く用いられている薬ですね。

ステロイドの作用のいいとこ取りをしたようなお薬で、やっかいな副作用も少なく、用いやすいです。

(デメリットはお値段が高いこと ^_^;)


お薬を変えてから2週間で劇的に改善しました。

痒みがほとんど0になったんです!

べたつきやフケもほとんど無くなり、一部を除いて皮膚はキレイになりました。


改善が見られたため、そこから少しずつ薬を調整。

抗生剤を休薬し、免疫抑制剤や抗真菌剤の投与量を調節しながら継続。

治療開始から3ヶ月後の現在、ご自宅で掻く姿はほとんど見ないとのお話をいただいています。


それでは治療後の写真です。

イメージ 4

首の皮膚がキレイな色に戻りましたね^^

イメージ 5

脇〜肘にかけてもキレイになりました♪
分かりづらいと思いますが、毛の数(密度)も増えています。

イメージ 6

皮膚の赤みが落ち着きましたね。
全体的にキレイになりました♪

それと皮膚の色素沈着がかなり薄くなってますね。
変色していた被毛も、舐めなくなったおかげで元の色に戻りました。
比較すると分かりやすいですね(^^)b


今後はお薬の数や種類、投与量を調節して、如何に少ないお薬で皮膚を維持できるか検討していく予定です。



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