なごみ動物病院ブログ

Facebookが更新多いです。ブログはゆっくりですいません。

全体表示

[ リスト ]

今回は柴犬・12才の女の子

4〜5年前から皮膚病が続いていたそうです。

お腹や後ろ足に皮膚炎があり、舐めていました。

写真はこちら↓

イメージ 2

お腹から内股にかけて所々赤くなっていますね。

写真では分かりにくいですが、一部は薄皮がむけたようになっています。



皮膚病の治療で大切なのはこれまでの経過を確認すること。

そのため難治性皮膚疾患用の問診票に記入いただきました。

そこから出てきたキーワードは

初発年齢は7〜8才。

季節性無し。

一般的な治療に反応していない。

フードはリーズナブルなモノ。

の4つ。

これらからどうもアレルギー疾患の可能性は低そうです。


院内検査ではカビや寄生虫は確認されず。


以上より治療法は以下ような事が考えられました。
①フードを適切なモノに変更
②腸内細菌のバランスを整えるため、サプリメントを併用
③現状の皮膚炎治療に抗生剤
④強い痒みに対しステロイド

①と②をメインに、③を併用、初期のみ④も使用する事としました。

①のフードも治療食ではなく、皮膚用に調節されたプレミアムフードを使用しました。


治療始めてからの経過です。

1ヶ月半で皮膚の赤みは消失しました。

被毛も少し伸びました。

しかし痒みはある程度残っていたようです。


初診時から3ヶ月後には痒みはほとんど気にならないレベルになりました。


写真は初診時と3ヶ月後の比較です。

イメージ 1

真っ赤な部分が無くなってますね。

被毛もお腹全体的に伸びて、脱毛部分が狭くなっています。

皮膚が黒くなっているのは長く皮膚炎が続いた結果。

皮膚が良好に維持できれば元の色に戻るはずです。


現在はプレミアムフードとサプリメントのみ継続していただいています。

皮膚は良好な状態を維持されています。

最初こそお薬を用いましたが、以降はフードとサプリメントのみでコントロールできており、飼い主さまには

大変喜んでいただけました。



繰り返しになりますが、今回用いたフードは治療用ではありません。

皮膚に良いように調整されているものの、あくまで健康な子用のフードです。

お値段も1kg 1458円、3kg 3542円 (税込み)ですので、市販されているプレミアムフードとほとんど変わりません。

それでも治る子は治ります。


今回の症例に関してはリーズナブルなフードだから皮膚炎が治らなかった、のかもしれません。

意外と多いんですよ、そういうケース。

飼い主さんの中には「この病院はやたらとフードの値段にうるさいなぁ」とお感じになった方もおられるでしょう。

・・・たぶん多いと思います(^−^;;;

でもフードをちゃんとしたモノに変えるだけで治せる病気は多いんです。

皮膚病以外に泌尿器疾患(尿の病気)、消化器疾患(下痢、嘔吐)などもそうですね。

どんなフードが良いのかよく分からなければ、闇雲に与える前に一度病院までご相談くださいね(^^b

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事