なごみ動物病院ブログ

Facebookが更新多いです。ブログはゆっくりですいません。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

購入時から痒い痒い!

本日は皮膚病の症例紹介です。

 

まだ生後1年未満のトイプーさん。

まるでぬいぐるみのような可愛い女の子。

ただ困ったことに下半身(お腹からお尻、尻尾や後ろ足)がとにかく痒い!

それにフケも酷くて、サプリメントや薬用シャンプーを与えても治らない、との事でした。

写真がこちら↓
イメージ 1

尻尾の付け根の毛が抜けています。

それにフケもとっても多くて、診察台に白い粉がたくさん落ちてました。

(被毛にかかった細かな白い点がフケです)

イメージ 2

体の側面(画面の中央)の一部の毛が短くなって、まるで禿げているように見えます。

これは後ろ足で掻き続けたせいで毛が短くなったものです。



フケは皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)の結果であり、出てきて当然のもの。

でも過剰に出てきている場合は皮膚の異常のサインです。

フケが大量に出たり、皮膚がべたつく状態のことを脂漏症と呼びます。

脂漏症も軽いものでしたらシャンプーで対処もできます。

(ただし治療用のシャンプーを用います。洗い方にもコツがあります。ただ“洗う”だけでは治りません)

でも痒みを伴ったり、粉をふいたようなフケ、臭いを伴う毛のべたつき、等があるなら治療すべきです。

痒みはワンちゃんにとってストレスになり、それが問題行動に発展することがあります。

またフケやベタつき、臭いは飼い主さんのストレスになるかもしれません。



治療ですが、まずは適切な検査です。

そして症状に合わせたお薬、サプリメント、シャンプーを組み合わせてお出ししました。

フードも皮膚の健康に配慮したものをお勧めさせていただきました。

1歳未満なのでアトピーの可能性は低いですし、食べ物アレルギーを疑う根拠もなかったのでステロイドは

用いていません。


治療開始1か月後の写真がこちら

イメージ 3

尻尾の付け根の脱毛が消えました。

フケもわずかしか出なくなりました。

フケの量は健康な子とほとんど変わらないレベルです。

痒がっている姿も見なくなったそうです。

イメージ 4

胸の側面もよく毛が生えました。

もうどこが脱毛していたのか分りませんね。



皮膚のターンオーバーの関係で皮膚病が治るには最低でも3〜4週間かかるとされています。

約1か月で改善がみられたこの子は想定通りのペースでした。

ただ経過が長かったこともあり、すぐに全ての治療をやめるのではなく、少しずつ減らしながらうまくコントロール

できる方法を飼い主さんと一緒に探しています。



毛が抜けるほど痒がっていたリコちゃん

ますますキュートになりました。

イメージ 5





開く コメント(0)

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事