|
『週刊新潮』に掲載された、岡田克也民主党代表と櫻井よしこさんとの対談の中で、外交問題に関する民主党見解について考察してみたいと思います。
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/archives/2005/08/post_368.html
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岡田 「小泉さんは、靖国問題での対応を誤ったと思います。つまり、今参拝すれば、日中、日韓関係は大変厳しいことになります。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
小泉首相の失敗は8月15日参拝の公約を破ったことです。靖国参拝をしないことはむしろアジア関係の悪化へつながるものです。長期的にみれば中韓との関係も悪化させるだけです。岡田代表にはぜひダマ氏の発言から真面目なアジアの声を知って欲しいと思います。
「インドネシアの独立のために戦った多くの日本人が靖国神社に祀られています。
靖国神社へ感謝の気持ちを持つのは、インドネシア人として当然のことなのです。
なぜ、日本の総理大臣がこんな重要な日に靖国へ行って兵士を追悼することができないんですか?こんな異常な状態は、インドネシア人を悲しませるだけです。」
http://blogs.yahoo.co.jp/nyan_nanaha/9585740.html
これは小泉首相にも聞いてもらいたい発言ですが、参拝を一切しないことを明言する岡田代表が首相にでもなったら、アジア外交はますます悪化の一途をたどることになります。岡田代表は、こうしたアジアの声を知らないのか、知りつつも中国、韓国のような自分たちにとって金もうけに都合のよい国だけをアジアとみなしているのでしょうか。もし前者なら、政治家としてあまりにも無知で、とても外交など任せられません。後者なら、人として問題があるといわねばならぬでしょう。ノンチック元上院議員のお話を聞かせてあげたいものです。
「アジアの国に行ったら ひたすら ペコペコあやまって 私たちはそんなことはいたしませんと 言えばよいと思っている
自分のことや 自分の会社の利益ばかり考えて こせこせと 身勝手な行動ばかりしている ヒョロヒョロの日本人は これが本当の日本人なのだろうか」
http://blogs.yahoo.co.jp/nyan_nanaha/10618002.html
中韓との関係が厳しくなるのは、むしろ日本が言うべきことを言わなかったからです。岡田代表のような考えでは長期的にみてますます外国との関係悪化に拍車をかけることになります。自分の利益のために今現在の、ほんの一時の関係悪化のことしか頭にないようでは、将来何十年たっても中韓はおろかどこの国とも友好関係は築けません。
媚中政治家は、彼らの要求が不当なものであることに目を瞑っています。正当な主張をして「雨降って地固まる」方法をとるのが、政治家の役目である国益に適う外交です。これは常任理事国入りなどよりもはるかに大事なことだと思います。それをせず自分の生きている間だけの一時的悪化を危惧して相手の不当な要求に合わせようとする姿勢は、やはり中韓における利権が目当てであると疑わざるをえないでしょう。
もしも本気で友好関係を築くつもりがあるのなら、日本の主張をしっかりやり、対等の外交関係になるように努力しなければなりません。何十年も先を見据えて、抜本的な関係改善と世界の秩序維持を考えた外交政策をとることが政治家の役割ではないかと思います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岡田 「日米同盟は重要ですが、中国や韓国との関係、アジアとの関係も同様に重要です。金大中大統領と小渕総理が、過去も大事だけど、未来志向で行こうということに切り替えた。それが今、また元へ戻ってしまうという印象を受けることは非常に残念だし、日本にも中国にも韓国にも利益にならない、と思っています。」
櫻井 「しかし、金大中氏はその後、未来パートナーというよりは対日批判を非常に厳しく打ち出しましたね。中国も、例えば日本の国連常連理事国入りに断固反対する。東シナ海の資源も中国のものだと言う。中韓両国の外交は決して友好的ではないと多くの人が感じている。日本自身の足場をきちんと持つという意味において、立場を表明しておく必要があるのではないかと思います。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岡田代表にとってのアジアとは、ほとんど中韓のことだけのようです。しかも櫻井さんが言われるように金大中前大統領は未来志向で行く日本との約束を見事に破りました。今の盧武鉉大統領も同じく約束を破り対日強硬姿勢に変わりました。いつも約束を破って元へ戻しているのは韓国なのに、それに対する批判をしないとは、よっぽど韓国が大事なようです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岡田 「私は基本的に信頼関係が必要だと思います。中国や韓国との、特にリーダー間の信頼関係。」
櫻井 「諄々と説いていけば、中国の指導部は日本の国連常連理事国入りについて、沈黙を守ってくれると考えていますか?」
岡田 「もう無理でしょうね。国民的に日本の常任理事国入りは許さんという風になっちゃいましたね。」
櫻井 「盧武鉉大統領、胡錦涛国家主席とも、岡田代表が日本国の総理大臣になった時、信頼関係は築いていけると考えていますか?」
岡田 「そう思います。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
不思議な発言です。常任理事国入りの支持を得るくらいのことですら無理と断定しておきながら、信頼関係を築けるとは意味がよくわかりません。一体どんな信頼関係なのでしょうか。かなり適当な外交観をお持ちのようで、無責任な発言に聞こえます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
櫻井 「A級戦犯や東京裁判については、ここ10年ほどのうちにかなりの新しい研究成果が出てきています。周知のように、東京裁判を遂行させたマッカーサーでさえ「東京裁判は誤りだった」と語っています。彼の下にいた占領軍総司令部(参謀部第二部長ウィロビー将軍)も東京裁判を「有史このかた最悪の偽善だった」「この種の裁判が横行するなら、自分の息子には軍務に就くことを許さない」とまで言っています。東京裁判は国際法違反で、勝者が敗者を裁くこと自体おかしいという意見も多い。そこで、A級戦犯が合祀されているから、行くべきではないという根拠を伺わせて下さい。」
岡田 「もちろん東京裁判が万全だとは思っていません。ただし、我が国は無条件降伏をしていますから、異議を唱えられるのかという問題もあります。」
櫻井 「日本は無条件降伏はしていないのです。日本が受諾したポツダム宣言でも無条件ではない。日本軍は無条件に武装を解除する、無条件はそこにかかっているんです。日本国の降伏は条件付きの降伏なのです。」
岡田 「見解の乖離ですよ。」
櫻井 「見解ではなくてこれは国際法に明記された事実です。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岡田代表は、櫻井さんにものの見事に論破されていますね。
政治家なら正しい知識をもって欲しいと思います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岡田 「遺族の皆さんの気持ちは痛いほどよく分かります。申し訳ないという気持ちもあります。しかし靖国神社にはA級戦犯が合祀されていますから、日本国総理大臣が行くことは避けるべきだと思っています。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
つまり岡田代表は、日本人の遺族の気持ちよりも、そして親日アジアの国々の気持ちよりも、中韓の反日歪曲教育によって作られた勝手な言い分の方を重視するということらしいです。これは日本の政治家の考えとして決して許されないことです。さらに、すでにA級戦犯など存在しないことは少し調べればすぐにわかることです。そもそも極東国際軍事裁判は裁判の名に値しない無効裁判であることは国際社会に広く知れ渡っています。たとえこの裁判を有効と認めたとしても、サンフランシスコ講和条約に基づいて戦犯は赦免されました。当該条約には11条という国際法的に不当な条項がありましたが、それでも日本はこれを誠実に遵守し、赦免・釈放の国会決議も行われ戦犯は存在しなくなったのです。にもかかわらずA級戦犯という言葉を持ち出すのは、中国の不当な要求を正当化しようとするための道具として持ち出しているに過ぎません。こんな嘘まで持ち出して中国と自分の利権を大事にして、日本国民の精神を病ませ税金をむだ遣いしようとはとんでもないことです。政治家の役目は、もう戦犯は存在しないという正当な主張をもって中国に抗議することです。政治家の皆さんには、決して自分のことだけを考えた行動をとらないモラルある政治を強く望みます。
|