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平凡だけど平穏な日々。
月並みだけど幸せと思える日々。 そんな暮らしをしていた我家に突然恐ろしい出来事が降りかかりました。 ひょっとしたら二度とブログを書く気になれなかったかもしれないような… けれど、こうしてまたブログを書く自分でいられる事に感謝しつつ綴りたいと思います。 夫の話です。 夫は団体職員です。勤務地である事務所が2年ほど前に移転しました。 それまでは車で20分の距離でしたが、道が空いている時でさえ1時間10分もかかる場所へ移転したのです。 単身赴任する同僚もいましたが、夫は自宅通勤を選びました。まあ、通えなくはない距離です。私は交通事故にだけは気をつけてほしいと願っていました。 先々週の事です。その頃、特に仕事が忙しく帰りは11時。夕飯を食べてお風呂に入り12時過ぎに就寝。翌日7時前に家を出るという毎日が続いていました。疲れが溜まっていたと思います。 その日、朝から何となく体の調子が悪かったらしいのですが休む事なく出勤しました。 しかし、仕事中に後頭部、正確には首の後ろの辺りが激しく痛くなって、職場で少し休んでいたものの良くならず早退して家に帰ろうと思ったようです。 後から思えば、この時点で正確な状況判断ができない思考回路だったのでしょう。 職場から自宅までは、堤防と国道が主だった道です。 職場を出たばかりの時は、まだ自力で運転して帰る自信があったと言います。 ところが段々と症状が重くなってきて国道に入った頃には、目の前の視界が狭くなり、視界の真ん中しか見えなくなったと言います。前の車だけが見えてその車の後ろをひたすら付いて行こうという運転の仕方だったらしいです。 そんな状況だったのに、いや、そんな状況だったからか、車を脇に止めて運転を中断するという正しい選択を思いつかなかったと言うから恐ろしい話です。 その結果、自宅を通り過ぎて国道を走り続け隣町まで行ってしまい挙げ句の果てにトラックに追突するという最悪の事態を引き起こしました。 しかも、その事故の事を全く夫は覚えてないと言います。気がついたらフロントガラスが割れていたと…。 この後、夫は自力で私の携帯に電話をしてきます。 「頭が痛くて早退して帰ってきた。車をぶつけたみたい。これから救急車で〇〇病院に行くから」 その声も喋り方もいつもの夫と同じでした。私は大変な事が起きたんだとドキドキしながらも、冷静にしゃべる夫の声にどこか安心し、きっと慌てて帰って来てバンパーをブロック塀にでもぶつけたのかなというぐらいに思い病院に向かいました。 病院に着くと夫はストレッチャーに乗りMRIの検査室から戻るところでした。私を見ると片手を上げて合図しました。 「どうしたの、心配したよ」 「うん、頭の後ろが痛くて目が見えなくなった」 とても怖い症状を言うのですが、目の前の夫は、特に痛がっている様子もなく目もちゃんと見えている普段通りの夫でした。 病院に着いた事でホッとしておさまったのでしょうか。 医師からの話がありました。 頭部のCTもMRIも全く異常がないとのこと。 病院に着いた時に嘔吐があり、その状態からして偏頭痛の可能性もある。偏頭痛は視界に異常をきたすこともあるから。でも視界が黒くなって見えなくなったというのは偏頭痛とは、合わない。それに一番問題なのは事故を起こした事を覚えていないという事。今日はこのまま入院して様子をみましょう。 クモ膜下などの脳卒中を恐れていた私は、ひとまず安心しました。 けれど事故と言うのが単独ではなく追突でありフロントガラスが割れるような事故と聞き驚きました。 事故のケガは、大丈夫なの?と聞くと全く何ともない。事故した覚えもないくらいだからと。 何だか腑に落ちない気持ちのまま入院手続きをして、その後、警察とのやり取り。保険代理店とのやり取り。追突した相手方へのお詫びの電話であっと言う間に時間が過ぎました。 時間が経つほどフツフツと恐怖がわいてきました。 目がまともに見えないのに運転して、もし人でも引いたらどうなっていたの? 具合が悪かった、よく覚えていないでは決して済まされない。何でそんな状態で運転して帰ってきたのか? ベッドに横になっている夫の側に座り、病人だから責めるようなことはいけないと思いつつ問いかけました。その時には次男もいました。 「そうだな。車を停めるべきだった。ただあの時は家に帰ろうとしか考えられなかった。」 夫は申し訳なさそうに言いました。 次男が 「良かったよ。人じゃなかったし、トラックだったから。普通車だったら相手の人怪我していたかもしれないし」 不幸中の幸いとでも言うのでしょうか。 死亡事故や人身事故を引き起こしていたら私達家族はこんな風に喋ってはいられない。 幸せな生活ってだんだんと壊れていくわけじゃないんだ。突然、何の前触れもなく地獄へ落とされることもあるんだ。 今まで生きてきた中で、最大のピンチに遭遇したと言っても良いくらいのその時の状況に私は怯えていました。 食欲がない…と言う私に、何か食べなきゃ!食べに行こうよ、と次男。 家族がいて良かった。子供がいて良かったと心底思いました。 病院を出て2人並んで歩きながら安堵と不安の混じった何とも言えない気持ちで食事に向かったのでした。 長くなるので続きは後日にします。 この後の1週間が長かった〜。 ご心配をおかけしたくないので先に言いますが、夫は無事に退院できて仕事にも復帰しました。 |
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何とも大変な出来事でしたねーーー!
ご主人様、先ずは無事だったこと!本当に良かったですねーーー!
一寸先は闇、全くその通りですね〜〜〜
人生徐々に悪くなっていくのは加齢くらいで、激変は一瞬に来ます!
諸条件を冷静に眺めると誠に不幸中の幸いだったと思います。
これほどの出来事は、ブログにもとどめて記録・記憶しておくべきでしょう。
美しき教育ママ様の性格からして,述べずにはおられなかったとは思いますが。
ともあれ、引き続きお大事になさってください!
2018/6/4(月) 午前 8:45
大変でしたね。
ご主人が無事に復帰でき、相手方にも怪我がなかったのは、本当によかったです。
私のブロ友さんは、去年の今頃、交通事故で弟さんを亡くされました。
車とバイクの衝突事故で、弟さんはバイクに乗っておられました。
死人に口なしといいますか、不可解なことが多く、真実が何なのかもハッキリしない…
弟は亡くなったのに、加害者は執行猶予程度の判決になりそう…
その他にも色々あるようで、聞いているこちらも身が引き裂かれる思いです。
今、長い間ブログの更新がされていないので、大丈夫なのか本当に心配しています。
一つの出来事で、人生が地獄になることって、珍しいことではないと思います。
当たり前な日常に感謝しないといけないなぁと、私もつくづく思います。
そして、子供や身内の存在って、本当に有難いですよね。
私もそのうち、子供に助けてもらう日が来るんだろうなぁ…
とりあえず、少し落ち着いたようでよかったです。
2018/6/4(月) 午後 1:38 [ kzk*tm ]
マリさん、心配でしたね💦お辛かったでしょう…。
そして事故の相手がトラックでよかった…よかったというのはおかしいけれど、
やっぱりトラックだから損害が少なく済みましたね。
私の主人の父親は、朝行ってきますと家を出て、その日のお昼休みに会社で倒れて帰らぬ人となりました。
50歳の時のことだそうです。
その話を聞いているので私はいつも心のどこかに不安があります。
それから偏頭痛の事ですが、娘は前兆の時雨降りの窓ガラスのように視界が悪くなり真っ白になってくるそうです。
前兆は白い人もいれば黒い人もいると聞いたことがあります。
また頭の痛がりようは半端なく、嘔吐も度々です。
ご主人の症状がわかる気がします。
マリさんが心配されていた大きな病気でなくて本当によかった…
それから息子さんがいてくれて精神的にも助けられよかったですね。
マリさん私と同じで心配性だから^^;
ご主人様どうぞお大事になさってくださいね。
2018/6/4(月) 午後 2:28
なんと大変だったのでしょう。
でも御主人がなんとも無くて退院された、良かったです。
息子さんもおられて心丈夫でしたね。
トラックに追突と言うのも怖いですが先方も、そしてご主人も怪我がなくて“良し”としなければなりませんね。
人生っていろいろです。
私もこれが最悪か?と思う事がありました。
社宅にドロボーが入りたまたま夫の帰宅が遅く夫は遭遇を避けれました。
高速で壁に激突、車は大破しましたが無傷でした。
心筋梗塞で死に死にになったのに今は何もなかったように
大食いで生きています。
マリさんの記事をドキドキしながら読みました。
ご主人どうぞお身体を大事にして下さいね。
2018/6/4(月) 午後 9:07 [ 花園夫人 ]
> raoron34さん
ありがとうございます。
raoronさんも奥様を突然亡くされた時はどんなに悲しかったことかと思いました。
世の中予期せぬ出来事の方がはるかに多いですね。日常の生活が続けられるのは当たり前ではないのだと気付かされました。
人生徐々に悪くなって行くのは加齢くらいと言うお言葉に妙に納得いたしました~!
2018/6/4(月) 午後 10:36 [ マリ ]
> kzk*tmさん
本当に交通事故は恐ろしいですね。弟さんを亡くされたブロ友さん、少しでも立ち直られていると良いですけど…
夫はずっとゴールド免許で運転には慎重な方でした。追突される事はあってもする事になるとは思いませんでした。今回不幸中の幸いでしたが、人をはねていてもおかしくなかった状況で、それを思うと今でも身震いします。
息子さんももう大人です。万一の時はきっと助けてくれますよ^ ^
2018/6/4(月) 午後 10:45 [ マリ ]
> みらいさん
ありがとうございます。義理のお父さんを50歳で亡くされているとは…ご主人の事が心配になるのがよくわかります。親子ですものね。気をつけて欲しいですね。
夫も若い時から強いストレスがあると偏頭痛を起こしました。でも今回のように目の前が狭くなる見え方は初めてだったようです。次男はキラキラ光る歯車が見えたらしいし…経験のない私には想像もできませんが。人それぞれなんですね。
次女さんは大学生になられて発作が落ち着かれてると良いですが…。
2018/6/4(月) 午後 10:58 [ マリ ]
> 花園夫人さん
ありがとうございます。
ご主人さん色々な試練を乗り越えられたのですね。そういった方はきっと長生きされる事でしょう^ ^また花園夫人のお力添えがあったからに違いないと思います。
私は花園夫婦様のように定年後の生活をまったりと2人で暮らすのが理想です。そのためにはまだまだ夫には元気でいてもらわなくては!
2018/6/4(月) 午後 11:14 [ マリ ]
大変でしたね…ドキドキしながら読みました。
ほんと不幸中の幸いでしたね。
視野が狭くなっていく…我が家の旦那を重ねてしまい、
事故を起こす前に運転を辞めさせて良かったと改めて感じた次第です。
家族が事故や病気になると、一気に生活のリズムも変わっていきます。
本人はもちろんですが、サポートする家族も精神的な負担が大きくなります。
息子さんの存在も有り難いですね。
旦那様の退院、職場への復帰は本当に良かったです。安心しました。
2018/6/5(火) 午前 10:17 [ 鬼嫁 ]
> 鬼嫁さん
ありがとうございます。トラックの方には悪いのですが、本当に不幸中の幸いでした。鬼嫁さんのご主人さんは目を悪くしても少しの間は運転してらしたのでしょうか。心配でしたね。運転を辞めるという事もとても辛かったと思います。鬼嫁さんにとってご主人さんの病気も予期せぬ事だったと思いますが、本当に人生、何が起こるかわかりませんね。
2018/6/5(火) 午後 9:22 [ マリ ]