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コーヒー豆
1. アフリカ
日本でもおなじみの、キリマンジャロやモカの産地アフリカ。このエリアのコーヒー豆は、全体的にしっ
かりとした濃度と風味が特徴です。コーヒー発祥の地エチオピアや酸味のきいた高級な豆の産地ケニアな
ど、優秀な産出国がそろっています。
1) ケニア・キーコロック(生産国/ケニア)
キリマンジャロといえばタンザニアが産地ですが、この豆はケニア産。日本ではまだまだ珍しい存在です
が、ヨーロッパでは古くから評価の高い優良品。しっかりとしたコクと上品な香りのバランスがみごとで
ミルクを加えても負けないほど、コーヒーの味に底力があります。
2) キリマンジャロ・モンデュール(生産国/タンザニア)
アフリカにほれこんだイタリア人によって、1931年に開拓されたモンデュール農園。1999年と2000年度のタンザニアコーヒー協会コンクールで金賞を受賞。酸味と苦みの絶妙なバランス、雑味のないあと味、豊かに広がる芳香は、ワンクラス上のキリマンジャロといえます。
3) モカハラーボールドグレン(生産国/エチオピア)
コーヒー発祥の地といわれるエチオピア産のコーヒー。かつてイエメンのモカ港から出荷されていたため
に、モカの名がついています。エチオピア東部の標高約2000mのエリアで一粒一粒丹念に手摘みされた豆は、古典的なモカ臭ともいわれる、苦みが少なくほどよい酸味が特徴です。
4) イルガチェフ(生産国/エチオピア)
コーヒー栽培に適したエチオピアの中でも、最も適している地区といわれるイルガチェフ村で栽培されて
いるコーヒー豆。クォリティーの高さを第一義とするため、生産量が少ない貴重な豆です。いっぱいに
広がる鮮やかな甘味とクリーンなあと味が、世界中のファンを魅了。
2. アジア
アジアの飲み物というとお茶のイメージが強いのですが、アジアコーヒーの優良な産地でもあります。アジアを代表するコーヒー産出国であるインドネシア、他に中国やイエメンでも良質なコーヒーがとれます。
1) モカマタリ(生産国/イエメン)
モカには、イエメンとエチオピア産のコーヒー豆がありますが、このイエメン産のモカマタリは、野生味
あふれる個性的な味わいが人気。酸味の向こうに広がる、果肉のエキスを存分に吸った気品あふれる甘い
フレイバーが特徴です。焙煎は、ハイローストからシティローストで。
2) 雲南省 思芽(シモン)(生産国/中華人民共和国)
中国は雲南省思芽が産地。標高約1300mの高地に点在している小規模農園で、無農薬有機農法によって栽培され、すべて手摘みで収穫。マイルドな香ばしさと当たりのよいなめらかな甘みが絶妙なバランスです。
3) ジャワ島・ロブスタ・WIB-1(生産国/インドネシア)
ジャワ島産のロブスタ種には、WIBという等級がつけられます。最後についている数字は外見上の欠点数
をあらわし、1は最も欠点の少ない豆をあらわします。一般的にロブスタ種はそのままで味わうのではな
く、ブレンド用に使われます。
4) ガヨマウンテン有機栽培(生産国/インドネシア)
インドネシア、スマトラ島北部のガヨ高地で、有機農産物の国際認定機関、SKAL INTERNATIONALの基準にのっとり、化学肥料や農薬をいっさい使用しない有機栽培によって栽培。オーガニックならではのやさしい香りと力強い苦み、豊かなコクが魅力です。
5) バリ島・神山(生産国/インドネシア)
神のすむ山としてあがめられているバリ島バトゥール山の、標高1100〜1500mのキンタマーニ高原で栽培されたコーヒー豆。小規模な農園でていねいに作られた貴重な品種です。立ちのぼる豊かな香りと香ばしい苦みは、名前のとおり崇高な奥行きを感じさせるほど。
3. 南米
世界第一位の生産量を誇るブラジルとコロンビアが、南米の主なコーヒー生産国。ブラジルはその広大な土地ゆえに、各地域それぞれで味わいがかわります。コロンビアのコーヒー豆は良質なものが多く、高い評価を得ています。
1) ブラジル・サントスNo.2(生産国/ブラジル)
No.2とはブラジルの輸出規格による等級による格づけ。しかし規格が厳しくNo.1は存在しないため、実際にはNo.2が最高級品となります。コーヒーらしい香ばしさとバランスのよさが味わえます。一般的なブレンドコーヒーのベースとして使われることが多い銘柄です。
2) ブラジルサントス・モジアナ(生産国/ブラジル)
世界じゅうにファンをもつブラジル産コーヒー。その多くはサントス港から出荷されています。名前にサ
ントスの名がついているのは、そのため。モジアナ地区産の豆は、あっさりとした香ばしさが持ち味です。焙煎の度合いはハイローストからシティローストがベスト。
3) エメラルドマウンテン(生産国/コロンビア)
コロンビア国立生産者連合の厳しい品質検査とカップテストを通過した、ごくわずかなものだけが冠する
ことを許された、エメラルドという名のコーヒー。標高1600mのアンデス高原の理想的な環境と人の手が生み出した、高貴でなめらかなマイルドコーヒーの希少品です。
4) コロンビア・スプレモ・ナリーニョ(生産国/コロンビア)
エクアドルとの国境近くのナリーニョ州、アンデス山脈水系のきれいな水を有する地域で生産されている
ため、クリアでまろやかな味わいのスプレモ(大粒)豆。焙煎はハイロースト、フルシティローストが
最適。
5) コロンビア・エクセルソ(生産国/コロンビア)
甘さとソフトな味わいで、マイルドコーヒーの代表ともいえる銘柄。コロンビアのスタンダードコーヒーは、産地などの特定はなく、大きさによってのみ等級分けされています。大きいものがスプレモで、小さいものがエクセルソ
4. 中米
カリブ海の温暖な気候に育まれた中米のコーヒー豆。その代表といえば、高級銘柄としてあまりにも有名
なジャマイカ・ブルーマウンテン。ほかにグアテマラやコスタリカなど、日本でもおなじみのコーヒー産
出国が多くあります。
1) ブルーマウンテンNo.1(生産国/ジャマイカ)
気品あふれる香りとなめらかなコク、そしてしっとりとした甘みのある、コーヒーの王様。通常コーヒーは木樽に入れられ、証明書つきで輸送されます。その中で大きい粒のものだけを集めたものが、このブルーマウンテンNo.1です。
2) クリスタルマウンテン(生産国/キューバ)
キューバの中央部、エスカンブライ山脈の標高1000m地帯は、土壌や気候、降水量などの環境が、コーヒー栽培に最適。クリスタルマウンテンは、そんな地域でとれた豆の中の良質なものだけを指す、キューバが誇る高品質コーヒー。透明感のある飲みで、甘く優雅な余韻が特徴。
3) グアテマラ・SHB(フェアトレード)(生産国/グアテマラ)
高い品質の商品をつくる農園と、それに対して正当なプレミアムを払う消費国が直接取引きする、フェアトレードのコーヒー。すぐれた酸味と深いコクが持ち味です。グアテマラの等級は生産地の標高で決まり標高が高いほど高品質とされます。上級品から順に、SHB、HB、SH、EPW。
4) グアテマラ・タンボール農園(生産国/グアテマラ)
泉から湧き出るクリアな天然水で育てられた、バレンシア地区タンボール農園コーヒー。甘味を十分に含んだ香ばしいコクと、花を思わせる甘いあと味が印象的です。適度に抑えられた苦みと酸味のバランスも絶妙。焙煎は、シティローストからフルシティローストで。
5) ハイチ(生産国/ハイチ)
カリブ海の真珠と称されるハイチのコーヒーは、やわらかな香りと心地よい甘みが特徴。やさしい風味のマイルドな味わいが楽しめます。ブルーマウンテンのルーツともいわれているハイチ産のコーヒーは、世界じゅうに輸出されており、特にフランスで人気があります。
6) ドンキホーテ・ハニー(コスタリカ・ドンキホーテ)(生産国/コスタリカ)
コスタリカスペシャリティコーヒー協会、SCACRの認定ブランド、ドンキホーテの高品質な豆。ウエストバレーのナランホ地区に位置する標高1350〜1500mの地域で、丹精込めて栽培されるコーヒー豆は、やさしく包み込むような芳香と、はちみつを思わせる甘さがあります。
7) パナマ・ママカタ農園(生産国/パナマ)
2002年、パナマ・スペシャリティーコーヒー協会のオークションで優勝した、ママカタ農園のコーヒー。この農園は、山から吹き降ろす冷たい風とミネラル分を多く含む火山灰土によって、非常に質の高いコーヒー豆を産出。まろやかなコクと心地よい甘みがあります。
8) サンブレスドマウンテン(生産国/コスタリカ)
国土面積の30%近くが自然保護区に指定されているコスタリカ。この豊かな自然環境に恵まれた土地ではぐくまれたサンブレスドマウンテンは、コスタリカコーヒーの特徴が顕著に感じられる一品。やわらかな酸味とやさしい芳香、軽やかな風味が持ち味です。
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