コンサートチケット考

紫苑を開業して11月で5年となります。
本当に早い。
でも、おかげさまでなんとか続けられています。

先日紫苑にて貸し会場コンサートがありました。
主催ではないので、紫苑としては
会場をお貸しして、飲み物をお出しするだけですが、主催する方々が、紫苑のような会場でコンサートを開催するのが初めてということで、私も数ヶ月前から打ち合わせに参加してきました。

10人ほどの演奏者の皆さんは、プロとして活動されている方、音大ご出身の方がほとんどでした。
なので、「無料コンサートにします」と言われた時、
「多少でもチケット代金をいただいたら良いのでは?」と進言させていただきました。
それでも、「そんな…申し訳ない。無料で」と謙遜して仰るので、
結局無料コンサートとなりましたが、打ち合わせの度に、
「やっぱり有料にしたら…」と言ってしまいました。
結果、無料コンサートは予想をはるかに上回るお客様が集まり、大盛況でした。
主催者の方々から
「毎年こちらで開催したい…」と
仰っていただき感謝しております。

紫苑を開業するとき、
右も左もわからない私に、いろいろアドバイスしてくださった音楽家の方のお話が印象に残っています。

開業の時、
息子のピアノ演奏で幕を開けることにしました。
これは、私のたっての願いでもありました。
長年ピアノを弾いてきて、一時は音楽の道を目指していた息子ではありますが、プロではないし、しかも開業記念ということもあり、
迷いなく「無料」といたしました。
そのあと、プロの演奏家の方にもご出演いただきましたが、やはり「無料」。
こちらは、あとで謝礼をお渡ししました。

その後、そのお話をした時、前出の演奏家の方は、
「それでも有料にした方が良かったね」と仰いました。
「無料だと、それなりのコンサートとなってしまう。
それは、出演者のみならず、
観客もそういう心持ちになる」
「500円くらいいただいた方が良かったでしょうか」と聞くと、
「いや、1,000円でも安いと思うよ」

そのお話を聞いて、私もなるほどと思いました。
以前行った某有名ピアニストのコンサート。
ピアノのソロコンサートと言ったら、デリケートな、ピアニッシモの部分は特に、ちょっとした物音も気になるもの。
くしゃみや咳など、自然現象ならいざ知らず、持ってるプログラムをめくる音でも「あれ」と感じることもある。
ところが、そのコンサートは…。
いわゆる「ランチコンサート」で、その演奏家にしては安価。
普段の半額くらい。
場所も横浜の超有名ホール。
「これはおトク!」と飛びついてしまいました。
しかし、、、コンサートが始まり、すぐに後悔することに。
演奏中、まさかの観客のおしゃべり。
飴の袋を開ける音。
一人がやると、
「あ、それでもいいのよね」となるのか、
あちこちで聞こえる。
なんだか残念だなぁと思っていたら、演奏後、演奏家のお話がありました。
大きなクラシックコンサートでは珍しいことでした、
ランチコンサートだからかもしれませんが、その内容がとても印象的でした。
「皆さん、僕は演奏中、どのように聴いていただいても気になりません。ただ、他の方はどうかなと、今後は思っていただいたら嬉しい」
クラシック界も、なかなか集客が難しい昨今。
チケット代金を下げて、なんとかクラシックを広めたいという主催者の気持ちはよくわかりますが、それでも、やはり言ってしまった彼の気持ちもよく理解できました。
どんなコンサートでも、
「演奏中はお静かに!」ですね。
チケット代金が安いからそうなったと、一概には言えないかもしれませんが、私自身、
「安いから仕方ないか」と思ってしまったのも事実です。

あの時「うまく融合できたらいいなぁ」と強く感じました。
主催者と演奏者と観客。

クラシックもさまざまな方法で
集客をしています。
例えば、演奏時間を短くしてみたり、ステーションコンサートを開催したり、演奏者が積極的に握手会、サイン会をしたり。
そういえば、先日のミュージカルでは、大変有名な主役の方が、沿道まで出てきて、観客の方々とハイタッチしていました。
それも毎回だとのことです。

それでも、、、
チケット代金は下げない。
「高いなぁ」と感じても、
やっぱり行ってみたらすごく感動したコンサートでは、
「行って良かったなぁ」と思うもの。このくらい払って当然かも、と。

チケット代金の設定については
人それぞれではあると思います。
考え方もそれぞれでしょう。

先日行った歌舞伎なんて、
本当に高い。
でも、ものすごくよく考えられた演目。
最近は三つの演目のうち
一つ一つでも観覧できるようにもなっています。
昔はそこまでしなかったと思いますが、ここにもなんとか人を集めたい気持ちが表れています。
それでも、本文は下げない。
そうですね。下げたらダメな気もします。

だから、というわけではありませんが、
紫苑も今のチケット代金より下げることはありません。
この素晴らしい方々のコンサート、ライブで、下げることなんてあり得ない。
自信を持ってそう言えます。
「3,000円かぁ、ちょっと高い」と言われたこともあります。
それに対して「損はさせませんよ!」と言ったことも。
ようやく「オーナー業」も板についてきました(笑)

先日の「無料」コンサートの後、
いろんなご意見をいただきました。
そのほとんどが、
「無料ではもったいない」ということでした。
もちろん、それが全ての方のご意見ではないにしろ、そのように言っていただけたということは、やはり出演者の皆さんの演奏がいかに素晴らしかったかということでしょう。
「今度は有料にした方が良いですよ」というお声も。
その辺りは主催者の方にお伝えしました。
「無料」→「有料」は、私からすると少し勇気のいることではある気がしますが、また来年も是非、
紫苑にて演奏していただきたいと
思っています。

さて、5年前の開業コンサートの後。
息子は、アンコールも含めて、
11曲弾きました。
当時、京都での大学生活を送っていており、ピアノを弾く生活からずいぶんと遠のいていました。
もちろんピアノがアパートにあるわけではなく、よその貸しホールを借りたりして、必死に練習してきたようでした。

ピアノを真剣にレッスンしていた頃から比べると、技術は落ちていたものの、いろんな無駄なチカラが抜けているせいか、良い演奏に感じました。

京都に戻る時、
「はい、ギャラね」と言って、少しお小遣いを渡しました。
「おおっ。やったー。」と言って喜んだ後、
「ピアノを辞めて、もう弾くことはないかと思ったけど、今回すごく楽しかったなぁ。またやりたくなった」と言って帰って行きました。

あれから数年。
息子はそんなこと言ってたなんて忘れているかのように(笑)
ピアノを弾くことはありません。
でも、帰省してきた時、
たまに母屋のピアノを弾いています。
「このピアノ、やっぱりいいなぁ」
そう、「ばあちゃん」が孫可愛さに、うっかり買ってしまったピアノ。今は素晴らしい演奏家の方々が弾いてくださっています。

5周年には間に合わないけど、
10周年では弾いてくれたらなぁ。

今、ちょっと思っています。
それまで、私もがんばろ。

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楽しみ

苦しい時

辛い時

なんだかなぁと思う時

やめちゃおうかなと思う時

楽しいことを考える

11月になったら

旅に出よう

旅って

恥ずかしいけど。

大好きな人に会いに行って

いっぱい話をしてこよう

楽しみ。

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頑張れ!

頑張れ!という言葉は好きではない

でも、

頑張れ!しか思いつかない

頑張ってる人に

頑張れというのは酷だから

やめたほうが良いと言うけど

自分には

その言葉しか思いつかない

あと少し。



頑張れ!

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突然

突然、

やーめたって言わないように

今は言わないけど

もしかしたら

言っちゃうかも。

やっぱり

相談役はすごいな。

どうしたらそんなに落ち着いて

いられるのかな。

いつも

「はい。おまたせしました」って

電話に出るよね。

私も、

そうなりたい。

そういえば、

自分に囲いを作りなさいって

言ってたな。

囲いかぁ。

垣根低いからなぁ、私。

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言っていいこと

言っていいこと

言って悪いこと

その区別は千差万別。

やっていいこと

やったらいけないこと

その区別は

やっぱり千差万別。

でも、

ヒトを傷つけたらだめよね。

その判断

千差万別。

でも、その感覚

若い頃は

絶対同じでなければダメだったけど

今は広がってる。

でも、

ホントはダメなものはダメ。

もしかしたら

このひとと仲良くなれるかもと

思って

現実に

普通に接してるけど

心の中は

ダメなんだなぁ。

その垣根が

低くはなったけど

ダメなんだなぁ。

一晩寝たら

大丈夫にするけど。

大人になったね、

私も(笑)

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