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今日読み終わった本、それは

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス 新潮文庫

著者:藤原 正彦氏
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101248044/qid=1145061652/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/503-0868994-4019923
です。
※「」内は全て、上記本からの抜粋です。

内容がとても知的で、面白くて、あっという間に読んでしまいました。
もしご覧になっていない方は、ぜひ読んでみてください!!!
読書感想文的なことも兼ねて書いてみますと、、、

P.82
「外国にいても、自ら努力しないかぎり語学的上達はありえない、と私は力説したのを
女房が聞き入れたのだった。」
こちらに来たイコール語学が上手くなる、
そのような自然的要因で語学力は上達しないのだと、生活すればするほど実感です。

数学者の藤原さんは、語学力+自らの専門知識、さらにはユーモアある会話をされ、
日本の文学・英米文学などにも精通されている姿を本で知ることにより、
本をたくさん読むこと、日々、語学上達の努力をしていくことの大切さを実感。
なので、今はテレビ、CD、学校のテキストと自分のまわりに英語のものを多く置くよう心掛けています。
もちろん、置くだけでなく、英英辞書を使ってみたり、英語を聞いたり、
口ずさむようにしています。
※この「読書コーナー」を作ったのも、本を読まなくては〜!と思ったのがきっかけです。
 少しずつ読んだ本のことを書いていきたいです。

P.124
藤原さんの息子の次郎くんが苛められたとき、
「諏訪高島藩の武士だ、イギリスのガキになめられてたまるか。武士の子は
名誉のために命をかけて闘うものだ」
奥さんは、それに対し「最下級の足軽のくせに」と切り返します。
そのほか、随所に奥さんのユーモアに飛んだ切り返しの会話がちりばめられ、
ご夫婦の知的でユーモアある会話に憧れました。
ますます、本を読まないといけないですね(;^_^A

P.188
「一年余りの滞英中に貪欲に異文化を吸収しようと、当初から心に決めていたから、
積極的に日本人のサークルに加わることはしなかった。有益な情報の不足による失敗や不便はあるだろうが、それは海外生活の一部と割り切ることにしていた。」
この文を読んで、私自身少し肩の荷がおりました。
来て半年、周りの日本の人たちと仲良くしないと、そうでないと取り残されてしまう。
特に日本で、情報が日本語で得られる状況の中とは違って、
webで知りえる情報は同等といえども、いざ現地に密着した情報となると、
ここにいる日本の方々の情報はとても貴重なことです。
あの病院は良いor悪い、手続きはここで行ったら良いということ等から、
スーパーでこれが美味しい、これがまずいに至るまで。
とても貴重な情報が得られるのです。でも、また、それと付随して
日本人だけで集まる中に特有の関係作りの難しさ(難しいと思うかどうかは個人差もありますが。)
があります。色々知らなくてはいけないんだ、良い関係作りを早くしなくてはという焦りの中でいたので、「割り切る」その言葉がとても救いになりました。

P.191
「日本でなら、親を初め親戚や友人がいつもいるから気づき難いが、外国へ出ると、いかにそういった人々が大切かを思い知らされる。旅行者として目をしばたたいているうちはよいが、異国で生活を始めてみると間もなく、幽閉感や疎外感が忍び寄ってくる。」
海外で生活することをなんと上手く表現した文なんだと驚きと感動でした。
日本では、仲の良い友達、家族に恵まれていることが日常であったのに、
こちらに来た途端、ゼロスタート。
きっと、日本食スーパーが近くにないから、思った料理もままならずというジレンマが
肉体的?!なものであるのなら、こちらは精神的なものと言えるのではと思います。
(比較するものではないかもしれませんが・・・)
正直、これは本当に辛いものでした。
といっても、最初の2〜3ヶ月はとにかく慣れるのに必死で
色々考えを巡らす余裕がないのですが、時間が経てば経つほどにじわじわと・・・
その気持ちを表すと、「幽閉感や疎外感」がぴったりなのです。
日本でそういう近しい間柄に「帰属」していたのに、まるで「根無し草」になったような
なんだか不思議な、そして悲しい感覚に捉われるのです。
友人を増やし、近しい間柄、信頼関係を築くにはやはり、時間が必要なこと。
今はその時間が長く感じられてなりません・・・
これからの生活を楽しくさせていくのも自分、楽しくさせないのも自分。
今はまだまだ頑張り時と、自分を鼓舞してます(;^_^A

P.208
「子供の学校への順応や女房の気持ちの安定は、私の研究環境を改善していた。後陣に憂いのないことは、集中を要する仕事には不可欠である。」
夫婦であること、特に海外で暮すことは、運命共同体であると実感することもしばしば。
「後陣に憂いのないこと」そうあるためにも、頑張らなくてはと思いました。

「古風堂々数学者」、「国家の品格」なども読んでみたいと思っています。

※因みに、Mitsuwa(日本食スーパー)の隣の本屋さんでは、
日本円が、100円=1.45ドル換算くらいでした。
なので、厳選して本を買っていこうと思ってます(笑)

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