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その1からの続きです。 ちなみに、もうひとつのお風呂。 有馬温泉で一般的に『銀泉』と言われる『炭酸源泉』を使った沸かし湯ではない様子。 塩素臭とかはしませんでしたけど、入浴感も「特になし」という程度でした。 そんなわけで、湯あたりには気をつけつつ、 やはりメインの湯船を堪能するしかないでしょってことで、 1〜2分の入浴+休憩を繰り返して楽しみました。 パッと見た目は、どうぇどうぇ〜って感じですけど、 慣れるとこの色づき方が芸術的に見えてくるから不思議です。w こんなかんじでチョロチョロと冷ましながら掛け流されています。 この竹箒の先を突き刺したような感じがなんともいえません。w この色合いはやっぱすごいものがありますね。 ものすごい鉄サビのニオイがします。 透明度は1cmあるかないかくらいですかねぇ。 かき混ぜると、まさに泥水をかき混ぜたときのように モワモワと沈殿物が舞い上がります。 んー、茶色い湯の花が超大量…という感じでしょうかね。 もちろんお約束、湯口でお湯も舐めてみましたけど、 キョーレツな鉄分の味を感じた後で、 これまたキョーレツな塩味がやってくるという、凄まじいインパクトを持つお湯でした。 もちろん飲泉許可はありませんので、自己責任です。 でも、結構この泉質、汗をかきやすいので、この塩味が結構イケたりします。w 鉄分は貧血防止にも役立ちますので、意外と舐めながら入るといいのかもしれません。 ま、何度も言いますが、お湯を舐めて何かあっても、自己責任ですけどね。 ちなみに湯船から上がり、タオルで体を拭くと… タオルが真茶になっちゃいました。www もう最初から最後まで「笑い」と「衝撃」が止まらないお湯でしたね。 いやー、スゴイです。有馬温泉! さて、そんな凄まじいお湯の成分表。 んー、成分表も凄まじいデス!!! 成分総計62.1g/kgは、あの「超高張性」で驚愕していた 「かんながわ温泉 白寿の湯」の約2倍にあたる量! 想像を絶するというか、さすがは現在入浴できる中では日本一の成分濃さです。 またこの「Na」と「Cl」の多さに隠れてしまいがちですけど、 お湯の見た目を形成しているであろう「鉄イオン」の量が尋常じゃないです。 温泉法では10mg以上、療養泉としては20mg以上で 泉質名に「含鉄」という表記がつくんですけど、なんとまぁ121mgもあります。 もう笑うしかないくらいに鉄が溶けているお湯なんですね。 もちろんこんなお湯は初めて。。。 この他にも、温泉地ではあまり見かけない 「リチウムイオン」や「ストロンチウムイオン」なども強烈な量。 「亜鉛イオン」や「バリウムイオン」もなかなか見かけませんし、 非常に珍しい泉質のお湯だということが成分表から判ります。 それともひとつ。 成分表だと泉質名の表記が「含鉄・ナトリウム−塩化物強食塩泉」になっていますけど、 「鉄」は「ミリバル%」では20%に満たないので、「・」ではなく「−」が正しい表記。 また「塩化物強食塩泉」ではなく「塩化物強塩温泉」が正しい表記です。 この手の成分表の表記間違いはよくあるんですけど、 当ブログでは、正しい表記に修正して、書いておきたいと思います。 そうそう、早朝、宿の周辺を少し散歩してみました。 宿の裏手には「源泉」が出ている温泉神社「有馬天神社」がありました。 グツグツという音と共に、蒸気が立ち上っています。 ここから宿まで50mくらい。お湯の劣化は最小限だと思いますね。 ちなみに朝食ですがやはり有馬温泉だけあって、割合きちんとした料理が出てきました。 結構、おいしいです。この味で1泊朝食付き、しかもこの温泉なら大満足ですね。 いやー、こちらはまたゆっくりと泊まってみてもいいなぁ…。 そうそう、宿の中でこんなイラストを見たのですが…
んー、どっかで見たことがあるような気がするのは気のせい? |
温泉備忘録【兵庫】
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2009.5.15 宿泊利用 今日は鳴子温泉に来ていますが、鳴子温泉の宿から有馬温泉の記事をアップです。w 我ながら…アホですなぁ。 んが、アップしようとしたら5000文字オーバーですと…。^^; んなわけで、2回に分けます。 実のところ私が生まれたのは「兵庫県神戸市」。 生まれてすぐに千葉へ来ておりますので、 関西弁はほとんどしゃべられませんが、親戚関係はほとんどが関西です。 そんな「地」にゆかりがありますので、温泉好きになってからというもの、 「里帰りのときに日本一の総成分量を誇る有馬温泉へも行けたらなぁ…」とか思っておりました。 で、なんというか、アレなのですが、身内の不幸がありまして…。^^; メチャメチャ忙しい時期でしたので、徹夜に近い状態で抱えている仕事をすべて前倒し。 なんとか仕事を終わらせて、急遽、西宮へ向かったわけであります。 (・ω・) うむ、なんとか仕事を終えて、きちんと別れの挨拶が言えそうだ…良かった、良かった。 と思う反面… ( ̄ー ̄) 式が終わったら、有馬温泉に立ち寄り湯か!? などと徹夜で半分ハイテンションな状態でしたので、 良からぬことを考えているのは言うまでもありません。^^; んなわけで、喪服と、コンデジ+防水ケースとタオル、を片手に、新幹線へ乗ったワケです。w 今にして思うと、我ながら、なんつー、バチ当たりな荷物…。^^; で、無事に式も終わり、私の母と会話していたときのこと。 母「アンタ、忙しくて帰るんだったら、ひとりで先に帰っていいわよ」 私「せっかく、こっちまで来たんだから有馬温泉へ寄って帰るワ」 母「えー、有馬温泉へ行くの? 泊まり?」 私「いや、日帰りのつもりだけど、もうこの時間だと泊まっちゃうかもしれない」 母「えー、じゃあ、私も行く…」 私「はい? 今なんですと???」 えー、これにはいろいろと伏線があったのですが、 親戚一同が介した食事のときに「有馬温泉」の話が出たりしまして…。 そのときに母が小さい頃、有馬温泉から近いところに住んでいたにもかかわらず、 「一度も有馬温泉へ行ったことがないこと」が笑い話になっていたんですね。 まぁ、母が若かった当時は「温泉=お年寄りが行くところ」みたいな風潮が強かったようですし、 母も親戚一同が行く温泉地ということも気になった様子。 そんなところに私が「行く」と言ってしまったモンですから…ねぇ。 んなわけで、急遽、母と泊まりになってしまいました。^^; まぁ、母も千葉と西宮を行ったりきたりしまくって疲れていたでしょうから、 親孝行を兼ねて温泉に行くのも悪くないですかね…というわけでの宿泊でした。 しかし、この話をした時点で、すでに18時前です。 今から泊まれる宿があるだろうかなぁ…という思いもあったのですが、 一応、事前にある程度の気になっていた宿の予約状況は調べていたんですよね。 で、宿に電話をしてダメ元で交渉してみると、 「朝食付きでしたらご用意できます」との解答。 (゚Д゚) なんともありがたいお言葉! この時点でもう18時すぎだというのに…ねぇ。 すごく丁寧に乗る電車の案内までして下さり、非常に好印象です。 んなわけで、もう辺りは暗くなりかけていましたが、 そそくさと西宮から有馬温泉へと向かいました。 泊まったのは「上大坊(かみおおぼう)」という名前の旅館です。 非常に細い路地を入った先にあるかなり雰囲気のある旅館です。 兼ねてから「有馬温泉で泊まるならココ」と思っていたところです。 場所は兵庫県神戸市北区有馬町1175。 詳しい地図で見る 宿泊料金は1泊朝食付き(2名)で1名あたり7350円でしたかね。 高級旅館が多いという有馬温泉の中では破格のようです。 2食付きにしても2名で泊まりなら1名あたり1万1550円のようですので、 事前に予約するなら夕食も食事アリにしてもいいかもしれませんね。 さて、肝心のお風呂。 こちらは脱衣所で服を脱いだ後、階段を下りていく作りになっています。 とはいえ、この階段を下りた先に広がる温泉ワールドを想像すると、 階段を下りていくワクワク感がなんとも言えないんですよねぇ。 温泉マニア心をくすぐる作りとでもいいましょうか…。 で、階段の途中からお風呂が見えました。 またまた貸し切り状態_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!♥♥ けっしてドロ水溜場ではありません! ^^;;; これがこの宿のメインとなるお風呂「金泉」です!!! いやー、写真で何度も見たことがあったにも関わらず、 実物を目の前にするとホントに身震いしますねぇ。^^; いやー、マジメにこれは今まで見た温泉の中でもいろいろな意味で最強! もう、見るもの、体感するもののすべてが想像していたものを超越。 一見すると「きたなーい」とか思う色合いですけど、不衛生なニオイはまったくありません。 それどころか、この手の茶褐色の温泉らしい鉄分のいいニオイがします。 有馬温泉の中でも珍しいといわれる 「源泉100%、加水無し、循環なし、掛け流し」を完全に実現している温泉宿なんです。 ここで少し有馬温泉の「成分的な話」をしないといけません。 有馬塩泉には「おおまかな系統」として2種類の源泉があるんですけど、 そのひとつがこの鉄分を多く含んだ茶褐色のお湯である「金泉」です。 このお湯、科学的な成分分析でも「非常に濃いお湯」でして、 その「濃さ」は現在、日本で入れる温泉のなかでも一番。 温泉ソムリエ的ないい方をさせてもらうと「日本一湯あたりしやすい泉質」です。 さらに湧出温度も70〜100度と非常に高温のため、 お水で薄めつつ、入浴しやすい温度に下げて使用している宿が多いんですよ。 この気持ち、利便性を考えれば、判らなくはないんですけど…ねぇ。 せっかく自然の恵みで湧出した温泉を人間が手を加えてしまっては…という感じを 温泉マニアであれば抱いてしまうはずです。 そんな温泉マニアの心を満たしてくれるのが、こちらの宿というわけなんですが、 もう最初の階段を下りるところとイイ、この超絶なお風呂とイイ、サイコーです!! |
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