馬場の湯壱號共同浴場(東鳴子温泉) また行きたい度:★★★★8 住所:宮城県大崎市鳴子温泉馬場102 電話:なし HP:なし 立ち寄り時間:地元の方が多い夕刻時を避ける 料金:300円+母屋にひと言声を掛ける 源泉名:馬場の湯1号 ナトリウム−炭酸水素塩泉(口答確認) お湯の色:「これぞモール泉」という黒湯 ニオイ:ほんのりアブラ臭 この日の体感温度:約46〜47度 こんな人に向いている:泡付きのあるお湯が好きな人、共同湯好きな人 こんな人は向いていない:熱いお湯に入れない人、挨拶が出来ない人 温泉ソムリエからひと言:美肌の湯なので湯巡りのスタート湯向きです! 最終入湯日:2009年6月21日 訪れた回数:1回 詳しい地図で見る 「馬場温泉」で芳醇な木の香りを楽しんだ後、 玄関を出てすぐ右手にある母屋のような建物の 縁側に座っているご老人に声をかけました。 私「すみませーん。こちらの共同湯にも入らせて頂けないでしょうか?」 ご老人「そっちさ入ったなら、こっちも入ってげ(確かこんな感じの東北弁)」 で、私がおいくらでしょうか? と言うと、なんとご老人、 「馬場温泉で料金を払って入った方は無料で入って良い」とのこと。 ただし「きちんと挨拶をしに来た人だけ」ということも一緒におっしゃっていました。 どうもインターネットでは「馬場温泉に入ればこっちも無料で入れる」 ということが広まってしまい、ご老人の前を挨拶もせずに 素通りして勝手に入ってしまう方がいるとのこと。 このことに対して凄く憤慨されていらっしゃるようで、 「挨拶も出来ないヤツは入れない」ともおっしゃっていました。 で、私は馬場温泉の玄関付近から目が合った瞬間、 大きな声で声を掛けたので印象が良かった様子。^^; お風呂へ入る前に「どこから来た?」とか「湯巡りしてるのか?」とか 数分、このご老人と話し込んでしまいました。(^^ゞ 実はこのご老人こそがこちらの共同湯のオーナーさんでして、 前述の「馬場温泉」はご子息が経営されているとのこと。 ただ温泉としての所有権的には別々ですし、 料金も基本的には別々に発生する(挨拶が無い場合)とおっしゃられていました。 というわけで、こちらの共同湯は「馬場温泉」と 一緒にカウントされている方が多いんですけど、 私がこちらのオーナーとお話しした限りでは「別カウントが適切」と思いまして 別々の記事にさせていただきます。 で、その共同湯はこんな感じ。 「馬場温泉」の駐車時用のすぐ脇。庭の真ん中にぽつんと湯小屋があります。 ひとつしか湯船がありませんので、貸し切りにして使うタイプ。 だからこそ、「挨拶」をして、こちらのお湯を日々利用されている地元の方の迷惑にならないよう 配慮しながら利用しないといけない…というワケです。 さて、そんなことを感じながら湯小屋に入ると… (´ー`) おぉ、馬場温泉とはうって変わってほんのりと上品なアブラ臭! しかも、湯船を見てビックリ…。 お湯の表面がアワアワです! 2人も入れば窮屈になりそうな小さい湯船にざぶざぶとお湯が掛け流された状態。 しかもお湯が超フレッシュなんでしょうね。 湯面が泡立っていて、入る前から期待が高まります。 で、入ろうと掛け湯をすると… (゚Д゚) うおぉぉぉ、かなり熱い!! 体感温度で46〜47度はありそうな温度。 しばらく誰も入っていなかったことに加え、 この湯船のサイズですのでかなり熱いです。^^; とはいえ、入念に掛け湯をしてつま先からソロリと入ると、 ジンワリと体に熱さが伝わり、意外と熱いお湯にも入れるんですよね。 いやー、これは大変気持ちがイイ! 肌触りはサラサラツルツルというかスベスベ。 まさに重曹泉らしい入浴感です。 さらにものの数十秒で体には無数の気泡が…。 これだけ熱いお湯なのに、これだけ泡付きがいいお湯は初めてですね。 いやー、これはイイなぁ…。 熱かったので2分くらい入って休憩、を2セットして楽しみました。 ちなみに、一旦、人が入ってしまうとこんな感じで お湯の表面にはアワアワが無くなってしまいます。 いやー、素晴らしいお湯をいただきました。 で、湯上がり後に、最初に挨拶をしたご老人に「凄くいいお湯でした。ありがとうございます!」 っと言うと、「なかさ入っでお茶でものんでいげー(確かこんな感じ)」と…。^^; 居間にお邪魔させて頂き、お茶だけでなく、 ふきのとうの煮物や、キュウリの漬け物まで頂いて小一時間あれこれとお話を…。 鳴子の温泉話や、この共同湯のこと、お持ちの3本ある源泉の話を伺ってしまいました。 んー、初めて来た人に、ここまで親切にしてくれる東北の方って、本当の人間味を感じます。 成分表はありませんが、ご老人の話ではこちらが「馬場の湯1号源泉」を使っているとのこと。 泉質名は「ナトリウム−炭酸水素塩泉」。旧泉質名だと「重曹泉」です。 まぁ、そんなことを言わなくても、お湯は見るからにモール系の重曹泉ですよね。^^; くどいようですけど、重曹は肌の表面にある角質を乳化させ、汚れを洗い流す作用がある成分。 お湯に浸かっているだけで汚れが洗い流される美肌のお湯です。 で、私のまた行きたい度は高評価の8。
ぬる湯好きですけど、これだけの泉質だったらまた行きたいと感じてしまいますね。 きちんと挨拶が出来、地元の方への配慮を忘れない方には、ぜひ訪れて頂きたい所ですね。 |
温泉備忘録【宮城】
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ちょっぴり項目を増やしました。^^; 馬場温泉(東鳴子温泉) また行きたい度:★★★★8 住所:宮城県大崎市鳴子温泉馬場102 電話:0229-83-3378 HP:なし 立ち寄り時間:11:00〜16:00 料金:400円 源泉名:馬場の湯2号 ナトリウム−炭酸水素塩泉 pH7.0 お湯の色:「これぞモール泉」という黒湯 ニオイ:甘い木の薫り この日の体感温度:約44〜45度 こんな人に向いている:質の良い黒湯を体験したい人、温泉の薫りにこだわるする人 こんな人は向いていない:熱いお湯に入れない人 最終入湯日:2009年6月21日 訪れた回数:1回 詳しい地図で見る 鳴子湯巡り2日目の6湯目として訪れたのは「馬場温泉」という宿。 東鳴子の中心部からやや川渡方面へ行った東鳴子のはずれにあります。 国道沿いですので、非常に判りやすい場所。 駐車場もありますので、湯巡りしやすいところです。 中へ入ると鳴子にしては比較的、綺麗な雰囲気。 宿というよりは、センター系銭湯のような作りです。 フロントで料金を払い、すぐ右奥の浴室へ。 で、ガラリと浴室のドアをあけると… うおぉぉ、木の薫りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! おぉ、なんとも芳醇な甘い薫りが浴室に満ちあふれています。 木を切ったときの薫りとでも言いましょうか…。 もう、お湯に入る前から気分が良くなるほど、実に心地の良い薫りなんです。 たぶんそうとうフレッシュなモール泉なんでしょうね。 ここまで薫りの良いモール泉は初めてですよ。 で、お湯はというと見事に真っ黒。これぞモール泉ですね。 不思議なことに湯口に顔を近づけると、ほんのりとアブラ臭もします。 ただ温度はちょっと熱めで44〜45度はありそう。 ただこれがまたスゴク柔らかいお湯で気持ちがイイ。 この薫りと柔らかいお湯がもう少しぬるかったら…なーんてこと 考えたくなるくらいいいお湯です。 熱いお湯であるにもかかわらず、 何度も休憩しながら40分くらいこの素晴らしいお湯を堪能してしまいました。^^; さて、成分表。
泉質名は「ナトリウム−炭酸水素塩泉」。旧泉質名だと「重曹泉」です。 重曹は肌の表面にある角質を乳化させ、汚れを洗い流す作用がある成分。 お湯に浸かっているだけで汚れが洗い流される美肌のお湯ですね。 んー、やっぱ鳴子温泉郷は重曹泉がベースになっているところが多いなぁ。 個人的にはこのお湯も薫りも大好きな傾向。 私の好きな硫黄泉ではありませんけど、また行きたい度は高評価の8。 いやー、これで39度くらいのぬるいお湯だったら、 9くらいつけたくなってしまうほどお気に入りのお湯です。 すばらしいモール泉の黒湯を体験したい方は、ぜひ訪れて頂きたい所ですね。 |
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長らく宿題をためたままだった温泉記事。^^; 実はいろいろと「記事のフォーマットを見直そう」ということで、 時間がかかっておりました。 今までの方式ではタイトルがえらく長くなってしまったり、 立ち寄りデータなどが見づらい点もありましたので…。 これからはスッキリシャッキリした記事にしていきたいと思います。 高友旅館(東鳴子温泉) また行きたい度:★★★☆7 住所:宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣18 電話:0229-83-3170 HP:http://www.takatomoryokan.com 立ち寄り時間:10:00〜16:00 料金:500円 源泉名:幸ノ湯 含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩泉 pH6.7 [黒湯] 顕の湯 ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩泉 pH6.8 [プール風呂] 玉の湯 ナトリウム−炭酸水素塩泉 pH6.5 [ひょうたん風呂] 最終入湯日:2009年6月21日 訪れた回数:1回 詳しい地図で見る 行ってからだいぶ間が開いてしまった温泉レポート。^^; ですが、メモと記憶を頼りに書いていきます。 鳴子湯巡り2日目の5湯目として訪れたのは「高友旅館」という宿。 前日に訪れた「田中温泉」とは道を挟んだ真正面にある宿です。 佇まいは、いかにも鳴子にありそうな「昔からある宿」という造り。 パッと見ただけでは、昔は高級旅館だったのかなぁ…という雰囲気すら漂います。 道を挟んだ正面にある「田中温泉」との荒廃ぶりとのギャップが、なんとも…ですね。 ただ、この外観から感じるイメージ。 玄関を一歩、入った瞬間に吹き飛びました。^^; 暗い。。。ーー; うす暗い。ではなく、「暗い」です。。。ーー; 時間は午後3時頃。 小雨がパラパラと降っていたので確かに表もそれほど明るくはなかったんですけど、 それにしても営業しているのか??? っと思うほど「暗い」です。 ただ、フロント付近の明かりだけはついています。 (・ω・) うーむ、これはECOな旅館なんですかねぇ… とか、かなり無理矢理な思考回路を働かせつつ、 フロントで料金を支払い、メインの浴室となる「黒湯」へ。 なんだか外観を見たときは「田中温泉」とは違いそうなイメージを 勝手に抱いていたのですが、ムムム…な雰囲気が漂い始めました。 で、黒湯の浴室に入ったとたん、うわ〜キタコレ…って感じでしたね。 この写真だけで見ると「鶯色をしたお湯で良さそうじゃないですか」 っという感想をお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、 「臭い」がまた凄まじいのです。。。。 んー、田中温泉に勝るとも劣らない超コゲ硫黄臭+アブラ臭。。。 やはり道を挟んだ対面にある旅館ですね。 田中温泉と同系統と形容していい「ゴムを燃やしたときに嗅ぐような臭い」がするんです。 ただこちらの旅館が好きな方も、かなりいらっしゃるんですよね。 「慣れ」なんでしょうけど、私はまだダメでした…この臭い。。。。 お湯はやや熱めで43度くらい。 しっとりする感じの入浴感で、臭いとは裏腹に優しい肌触りのお湯です。 この日は写真のように鶯色のお湯でしたけど、 日によっては真っ黒いお湯になるそうです。 んー、真っ黒いお湯であの臭いだったら…っと思うと、コワイモノがありますね。。。 で、しばし入浴していると、トンデモないものに気が付きました。。。 (((( ;゚ρ゚))) ナンデスカ? この析出物は…。^^; よく見るとこの鶯色をした湯船の上にもうひとつ湯船があり、 そこから掛け流されたお湯がこの析出物を作り上げているようです。 横から見るとこんな感じ…。 この色といい、形といい、洞窟じゃあるまいし…という気分です。。。 奥にある「石があったであう部分」にも、同じ様な析出物がビッシリついております。。。 (゚∀゚)アヒャヒャ アリエナイ!! そんな気分になりつつも、上の湯船に行ってみます。 意外にもお湯は透明ですね。 どうもこれが「プール風呂」と呼ばれるところだそうで、 意外とお湯が張られていない時があるそうです。 つまり、この時はラッキー! いや… 手放しで「ラッキー」と喜べないものを発見してしまいました。。。 うーむ、私もこのお湯に入浴していると、 こんな析出物が首の辺りについてしまうのだろうか…。 そんな気持ちになってしまいそうなくらい、ヘンテコリンなお湯です。 恐る恐る入ってみると、こちらも入りやすいお湯ですね。^^; サラリとしたお湯で、とてもこんな析出物を作り出すとは思えないほど柔らかい印象。 いや、いいお湯です。 見た目や臭いと、入浴感とのギャップが激しすぎます。。。^^; こんな感じで源泉投入量も多いので、お湯がフレッシュなんでしょうね。 それにしても、この壁についた析出物もイボイボ状態でなんとも不気味。。。^^; さらに例の析出物を上から見てみるとこんな感じでした。 もうなんというか…ここまで来ると、不気味な感覚を通り越して、アートですな。。。 いやはや、まだ温泉歴が少ない私にとっては、鳴子温泉の刺激は強すぎます。。。^^; さて、成分表。 読みづらいので拡大。黒湯のものですね。 泉質名は「含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩泉」ですね。 重曹泉系の硫黄泉です。 比較的、鳴子温泉郷は、この重曹泉系の硫黄泉が多いように感じますね。 お肌の古い角質を洗い流してくれる美肌の湯。 しかもメタケイ酸がかなりの量ですので、非常にお肌をシットリさせる効果も期待でき、 臭いや見た目とは裏腹に、美人の湯でもあったりします。^^; んー、温泉は臭いや見た目によらない…ってことでしょうか…。 また、「アンモニウムイオン」が検出されていますね。 この臭いはアンモニウムと硫黄の臭いが混ざった臭いなんでしょうか…。 なんとなく、このあたりがクサイ気がしますね。 で、こちらを後にして、少し廊下を歩いた先にある もうひとつのお風呂「ひょうたん風呂」へ向かいます。 先程の黒湯ほどではないですけど、こちらも不気味な臭いがほんのり…。 こちらのほうがやや透明度のある黒湯っぽいお湯でしたね。 温度は43〜44度くらいでしょうか…。やや熱めでわずかに加水されていました。 んー、こちらも入浴感は悪くないですね。 熱さのために入り始めはジンと来ますけど、 シットリとした肌触りで入りやすいお湯です。 黒湯よりはアッサリしている感じですかね。 さて、成分表。 こちらの泉質名は「ナトリウム−炭酸水素塩泉」ですね。 成分的には全体的に黒湯の半分程度。 硫黄成分があちらよりも少ないために「含硫黄」の項目がなくなります。 お湯の効能的には同じことが期待できそうですけど、 その度合いは半分程度…という感じですかね。 とまぁ、ものすごくインパクトのあるお湯ばかりの宿。 いやー、これ、湯歴200湯を越えた今だったら余裕で楽しめるとは思いますけど、 まだ50湯たらずのこの時の自分では、イッパイイッパイでしたね。^^; えぇ、温泉初心者には、あまりオススメはいたしません! ただ、湯巡りにそこそこ行っていて、いろいろな温泉を経験されている方だったら、
このインパクトは「ゲラゲラ」と笑いながら入浴できること受け合いです! 「なんだ!? このお湯は…!?!?!?」ってな感じで…ね。 温泉にインパクトを求める方には、必ず訪れて欲しい宿です。 私の「また行きたい度」は、高評価の7デス! |
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2009.6.21 立ち寄り利用 行ってからだいぶ間が開いてしまった温泉レポート。^^; ですが、メモと記憶を頼りに書いていきます。 鳴子湯巡り2日目の4湯目として訪れたのは「ゆさや」という宿。 前日に訪れた「滝の湯」のすぐ脇にある宿です。 こちらを利用する場合の時間は12:00〜15:00で、料金は大人500円のようです。 玄関を入ると古くからこの地にある宿という印象。 やはり鳴子地区の中心にある宿なだけに、きれいに手入れされています。 さて、お風呂。 この日、男性が立ち寄りで利用できたのは名物の「うなぎ湯」。 大きい内湯の方でした。 HPなどを見ると時間によって分けられているようにも思っていたですが、 宿の方にお聞きすると、女性の利用者が多いときはこちらが女性の内湯になるようです。 んなわけで、通常は男性の立ち寄り湯はこちらになるそうな…。 入口から入ってすぐ左側には5角形の湯船。 奥にはグニャグニャっとした曲線で縁取られた大きな湯船があります。 先客は1名。挨拶を交わしつつ、まずは5角形の方から…。 ただ5角形の方はこの日は新湯が注がれておらず、 温めのお湯がはられているだけ。 サッと入りましたけど、38度くらいでしたかね。 あまりフレッシュさを感じられなかったので、 確認だけですぐに出てしまいました。^^; で、大きい方の湯船。 ほんのりと薫る硫黄臭と共に、透明度のある緑色のお湯が張られていました。 温度は43〜44度くらい。ただお湯の表面が激熱でして、 桶でかき混ぜながらでないとなかなか入れません。^^; 入ってみると、確かにニュルニュルしますね。 感覚的には「琢秀」と同じくらいのニュルニュル度。 入りながら肌を擦ると本当にうなぎを掴んでいるかのような感覚がなんとも言えません。^^; ちょっと熱めではあるんですけど、なかなかいいお風呂ですね。 湯口付近は激熱でしたので、触れませんでしたけど、 たぶん硫黄の苦味があるお湯なんだろうなぁ…というニオイがしました。^^; さて、成分表。 おっと、この手の緑色のお湯にしては珍しく、 ナトリウム−硫酸塩泉な「芒硝泉」がベースの硫黄泉。 最近、いろいろな温泉の成分を見ていて判ったんですけど、 「硫酸塩」が骨格になる泉質の場合、普通は「酸性寄り」になりやすいんですよね。 (逆にアルカリ性になりやすいのは「炭酸水素塩泉」が骨格になる泉質) でも、こちらのお湯はなんと「アルカリ性」。^^; それも「弱」ではなく、「中」にあたるpH8.9のアルカリ性です。 なぜそんなことが起きるのか…と調べていたら、 この手の「芒硝泉ベースなのにアルカリ性」という泉質、群馬の方にもありました。 「日本三大美人泉」のひとつと言われる「川中温泉」なんかもそうなんですけど、 どうも「ストロンチウムイオン」がカギみたいですね。 まぁ、推測の域は出ない話なんですけど…。 「ストロンチウム」は、水と激しく反応しやすい物質でして、 強塩基(強アルカリ性)の「水酸化ストロンチウム(Sr(OH)2)」になりやすいとのこと。 つまり、こちらの成分がそこそこあるお湯は、他の成分とのバランスもありますけど、 比較的、アルカリ性になりやすいのだと思います。 なんか難しい話になっちゃいましたけど、お湯の傾向としては、
気分を落ち着かせつつ、肌がしっとりする傾向があるお湯といった感じ。 あ、あと、なにげに「硫化水素イオン83.4mg」って、結構な硫黄の濃さですね。 ニオイ的にはそんなにしなかったんだけどなぁ…。^^; 鼻がやられていたんでしょうか…。 なにはともあれ、なかなか珍しいお湯であることに変わりはありません。 ぬるぬるで硫黄臭のするお湯が好きな方は、ぜひ立ち寄って頂きたい宿ですね。 |
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2009.6.21 立ち寄り利用 行ってからだいぶ間が開いてしまった温泉レポート。^^; ですが、メモと記憶を頼りに書いていきます。 さて、鳴子湯巡り2日目の3湯目として訪れたのは「高東旅館」という宿。 この前に訪れていた「琢秀」がある「中山平温泉」からは、 車で10分くらい走った場所にあります。 こちらの宿、実は立ち寄り湯を、現金では受け付けていなかったりします。 では、どうやると立ち寄り湯ができるのか? というと、 鳴子温泉観光協会などで購入できる「鳴子の湯巡りシール2枚」でだけ入れるんです。 もちろん事前に調べておりましたので、買ってあります。 こちらを利用する場合の時間は11:00〜15:00で鳴子湯巡りシールは大人2枚/子供1枚のようです。 さて、こちらの宿、玄関を入るとかなり綺麗な宿です。 シーンとした広い玄関は、最近建て替えられたような印象のあるきれいな木造。 琢秀ほどゴージャスではないにしろ、 西多賀旅館みたいに綺麗な宿が、川渡にもあるのかぁ…、という感じです。 この玄関からして、これでお湯が良ければ、 「泊まってみたいなぁ…」と思えるほど清潔感アリですね。 期待が膨らみます。 で、玄関で「すみませーん」と宿の方を呼ぶのですが、 シーンとした玄関に私の声が響くだけ。^^; 4〜5回は結構大きな声で呼んだのですが、誰も出てくる気配がありません。 これはダメかなぁ…と思いつつも、玄関から少し入って右側を覗くと、 「帳場」があるではないですか。 失礼して、帳場のドアをノックすると、 感じの良いおばあちゃんに出てきて頂けました。^^; どうもテレビを見ていらしたようで、聞こえなかったようです。 というわけで、シールを2枚渡してお風呂場へ…。 帳場からは玄関を通り越した反対側にありました。 楕円を半分にしたような湯船に、トクトクと微白濁の鶯色をしたお湯が注がれています。 ほんのりと硫黄臭が薫るお湯で、温度は43度くらい。 まろやかに体を包み込むような優しい肌触りで、非常に気持ちがいいです。 うーむ、ここは泊まってジックリ楽しみたいなぁ…。 そんな気分にさせてくれるお風呂でしたね。 前日の朝イチで入った「藤島旅館」の印象にも近い印象のお湯ですけど、 湯船が小さい分、個人的にはミョーに落ち着きます。 ふと窓の外に目をやると、どうも源泉貯めのようなものがありました。 この距離からの引き湯であれば、お湯はかなりフレッシュ。 確かにいい印象になるはずですね。 うーむ、ますますこちらは泊まってみたいなぁ…。 余談ですけど、HPを見ると判りますけど、 宿泊料金、激安ですね! 自炊がメインのようですけど、布団持ち込みの場合は1泊2,727円! 布団付きでも3,777円ですし、一泊二食付き[松花堂]でも、6,402円〜6,822円です。 うーむ、暖かい時期であれば、布団持ち込みで泊まってみたいかも…。^^; また、この内湯の対面には、家族風呂もありました。 こちらは見学だけにしておいたのですが、お湯は透明度のある緑色。 しかも、お湯の表面をよく見ると、油の膜が張ったように虹色になっています。 たぶん50度以上はあるんじゃないかという温度でした。 入るにしても、相当湯もみをしないとダメでしょうし、 立ち寄り湯なのに家族風呂まで断り無しに使うのはいかがなものか…と思いましたので、 結局、こちらには入りませんでした。^^; まぁ、今度、宿泊するときの楽しみとしてとっておきたいと思います。 さて、成分表。
内湯も家族風呂も同じ源泉のようですね。 ベースは重曹泉で、硫黄分が含まれるもの。 カルシウムイオンもそこそこ含まれておりますので、 硫黄とカルシウムで緑色のお湯になりやすいのだと思います。 家族風呂は誰も入っていなかったので、あまり酸素と混ざり合っておらず、 硫黄成分が結晶化(湯の花化)する前で、透明度があるんでしょうね。 というわけで、成分的にも川渡温泉らしい成分分布。 いやー、宿もきれいそうですし、こちらはぜひ次回は泊まってみたいなぁ…。 |


