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天皇皇后両陛下の祈り
ー かくて日本は苦難を越え、甦る
                                              筑波大学名誉教授
                                      竹本忠雄
御歌の調べに西洋、アフリカも感動
 
皇后さまの慈悲は、また、凛たる護国の精神と無関係ではありません


海陸(うみくが)の  いづへを知らず   姿なき 
         あまたの御靈     国護るらむ
 
この御歌は「終戦記念日」と題されていることに注目する必要があります。
漠然と題されたのではありません。
 
 
それより八年前、  昭和天皇が、血涙を絞るごとく、
 
やすらけき  世を祈りしも   いまだならず
     くやしくもあるか  きざしみゆれど


とお詠みになり、「八月十五日」と御題に刻された御宸憂(しんゆう)を、
美智子様は畏(かしこ)みて、ストレートに受け継がれているのです。
 
 
そして改めて皇后様の御歌を拝すれば、日本を揺さぶる国難の一つ一つが
透明なる反映のようにそこに刻印され、その調複(ちょうふく)への祈りである
ことに気づかされ、感動を新たにせざるをえません。

フランスの隔月誌『新歴史評論』の主幹、ドミニック・ヴェネール氏がこう書いた
とおりです。「嘆きなく、憾(うら)みなく、涙なし。いや、涙は、われら読者の目に
溢れざるをえないのだ。
 
 
一語一語の重み。わけても『あまたの御靈国護るらむ』の喚起する感動にー。
これらの調べこそ、つつましき情感をもって歌われた永遠の大和魂への
讃歌なのだ」と。
 
以上、反響のほんの一端にすぎませんが、尋常ならざるものが伺えましょう。
何よりも、多くは、感涙をもって讃仰(さんぎょう)を表しています。
 
 
御歌の一つ一つの奥深くに脈打つ、万物のいのちへの慈しみ、
むすびの大和心に、いかに西洋人が深く揺すぶられたかが切切と綴られ、
逆にこれを読む私たち日本人の胸を熱くせずにはいません。
 
 
異邦の心ごころに映じた純なる鏡像をとおして、いまや私たち日本人のほうこそ、
両陛下の祈りの重み、皇恩の有難さを噛みしめる時が来たと見るべきでは
ないでしょうか。
 
 
 
 

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天皇皇后両陛下の御歌はその真心の深さに、ただただ感じ入るばかりで、言葉のでないすばらしさです。
傑作

2011/9/19(月) 午後 1:58 [ さざんか ]


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