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西欧文明は「分割によって支配せよ」が原理
(何故憲法を変えなければならないか)
この日本国憲法は、当時それを作製したアメリカの意図は、日本国民をバラバラに分割して国民互いに内紛内争を起して、家庭を不調和にし、経済界を衰退せしめ、国内に階級闘争を激化せしめ、もって国力を疲弊せしめて、」いつまでも、日本を東洋の第四等国以下の状態に抑えておく計画だったのであります。
これは日本が最初に真珠湾を爆撃してアメリカの太平洋艦隊の大半を全滅させたーその復讐の意味もあったし、戦争中、日本軍が予想外に強くて、アメリカ軍を悩まし続けて来た、そういう強い戦力を再び持つことのできないようにしたいーそれゆえに日本国内の分裂を誘起するに適当な条項を、日本国憲法の中に織り込んでおくことにしたのであります。
それですから、その意図の結果が、今、実際にあらわれて来ているのでありまして、階級闘争は激化し、事業は、資本、経営.労働の三者一体であるとき栄えるのであるが、労務者が経営者を敵として闘い、敵と敵とが同じ事務所や工場で仕事をしている奇怪な光景を現出しています。また学生は学長や教授会と相反目し、学生そのものがゲバ棒、投石、火烙瓶等をもって学校そのものの校舎、講堂、教室を破壊し、研究資料や勉学施設を破壊し、さらに街頭にまでも進出し停車場を焼打ちするような乱暴を働く。家庭は父母と子供との間は分割されたままで相互断絶して、親の世代と子の世代との間には魂の対話はないのであります。
老人は愛情の関係によって護られないで杜会保障という物質的施設の中にほうり込まれて、子供たちの世界から遮断され断絶したまま此の世を去って行くのであります。
谷口雅春著 「私の日本憲法論」より
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