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皇位の神聖性は失われず
 
国家というものが「国民の福利のための信託組合」にすぎないところの諸外国においては、その国民から、選出または擁立(ようりつ)された「国民主権の代行者」であるところの“大統領”“首相”その他“為政の中心人物”が行なう政治が、国民の福利に背いていると国民の一部の有カ者又は国民の大部分が考えるにいたったとき、有カな一部の国民が“謀(はかりごと)”をもって、従来の為政者を倒して自分が為政の首班者としての地位につく。その“はかりごと”の中には暴カによる権カ者殺害によるクーデターから、権カ者の軟禁または追放や、軍の圧カによるものや、国会等の会議において従来の為政者の欠点を摘発して、群衆の総意または多数決によって前の権カ者を退陣せしめる方法にいたるまでいろいろの段階があるのであります。が、ともかく、世界各国の王位または権カの主班は、このようてして常に頻々(ひんぴん)として崩れ去って、ま別の王朝または権カ者の首班ができて、常に交代を繰返して来たのであります。
 
 
ところが日本国家においては、そのような易姓革命(えきせいかくめい)行なわれず、国政の首班は天皇によって任ぜられた。武家階級の相互間では権カの争奪戦はありましたが、天皇それみずからは、それらの争奪戦の上に超在する神聖な存在であったので、武家の最も有力なる者も、天皇−によって征夷大将軍の印璽(いんじ)を授かったのであjました。
 
 
ある時代においては、天皇家の中で、南北朝のごとく本家争いは一時あったが、それは天皇家内部の皇統のうちどちらが皇位を継ぐべきかの争いであって、天皇家の神聖性の皇位はその超在性を失わなかったのであります。ここに世界各国と日本国家の成立理念の相異が見られるのであります。
 
 
谷口雅春著 「私の日本憲法論」より
 
 

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