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瑞穂(みずほ)の国の根本構図について
(何故憲法を変えなければならないか)
その水火国(みずほのくに)が如何なる形相をもつべぎか、換言すれば如何なる構造であるべきかの、根本構図として示ざれたのが、「世々わが子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり」というコトバであります。これは「この根本構図は、一切の存在は世々変らざる即ち永久不変の中心をもつべきものである」という意味であります。これが宇宙の大神たる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御宣言なのであります。それは宇宙の大神の御宣言でありますから、宇宙の万物すべてのものにあらわれている存在の根本構図の原理であります。
だから吾々が知っている最も小さな存在たる"原子"も、原子核という永久変らざる中心をもっているのであります。原子が原子としての存在を保っているのは、原子核という「永久変らざる中心」があるからである。原子核を中性子で攻撃して、核を破壊してしまえば、もうその原子は爆発して飛んでしまって存在しなくなります。太陽系統も、太陽というその系統の「永久変らざる中心」があるのでその存在を保っている.のであって、何らかの原因で太陽が爆発して飛んでしまったり、消えてしまったら、太陽系をめぐる天体は、中心を失って存在しなくなる。.無論、地球は単なる“死天体"として冷却して、一切の生物は存在し得なくなります。家庭も、家長たる父又は良人がその家庭から姿を消すと、従来の安泰平和な状態を失って、家族が四分五裂してしまう。国家も日本天皇の如き万世一系の変らざる中心が無くなっ.てしまえば四分五裂して、ゾ連や中共の革命当時のような混乱状態が起るのは必然であります。そしてその混乱は一時的ではなく、絶えず強者が弱者を倒して易性革命が起り、王朝が変り、インドネシアのような状態や、中共の紅衛兵旋風に類するものが起って存在の安定が失われてしまうのであります。このようにすべての存在は、永久変らざる中心を持つことによって、その存在を維持しているのであります。
.ところが現行の憲法では、国家の中心である天皇を象徴と称して半ば破壊し、“家”の制度を根本的に破壊した。家長とか戸主とかいうものはなくて唯夫婦単位に、陰陽がただ集っているのが家庭であって、中心というものはない。恰度それは分子を滅茶苦茶に集合さしただけであるから、親の言うことをきく必要もなければ、親孝行する義務もない。夫に操をつくすという要請もない。ほかに好きな男が出来たら離婚するのは自由だというようにできている。中心のない家族雑居は、もう既に「家」ではないのであって、それはただの下宿人の集りである。太陽を失った遊星のようにみんな冷えつつある。
谷口雅春著 「私の日本憲法論」
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2012年11月10日
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