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憲法復元か、革命か
昭和四十二年 最高裁は都教組事件判決で「公務員の争議行為は不当性を伴わない限り刑事罰の対象にならない」とし、自民党が偏向判決と非難、最高裁が反論した。
日本にも愛国者はまだいるのだ
日本にはやはりまだ愛国者はたくさんいるのである。たとえば「動向」誌の武藤貞一氏や「新日本春秋」の角田時雄氏のごときである。 有名作家では三島由紀夫氏や、林房雄氏、評論家では福田恆存氏などがある。歴史家では田中卓博士、憲法学者では、井上孚麿(たかまろ)教授や森三十郎教授など私の親しい人々である。この力を互いに結集し、一つの運動体系にまとめあげて行くことにするならば、この日本の危機も無事切り抜けて、さらに、大日本帝国憲法を実際に、復元することができるに相違ないのである。
武藤貞一氏は「改憲か革命か二者択一のせとぎわ」というのを最近「動向」誌の特集号として出されたが、烈々たる愛国の至情に燃えていることを感ずるのである。武藤氏は次のじとく述べている。 「"日本国憲法"即ち米国製憲法が、平たくいうといよいよ日本の命取りとなって来た。いまわれわれを拘束している占領憲法が、われわれの日本を崩壊へ追い込む万悪の因であり、その呪縛(じゆばく)から脱け出さない限り、日本は助からない。これは、もはや心ある人々のだれもが一様に痛感するところであろう」 このように武藤貞一氏はいわれるのだけれども、総理大臣佐藤栄作氏だけは、この「心ある人々のだれも」の中にはいらない特別の不感性の人らしいのである。なぜ、われわれはこのような人を、日本の総理大臣に、直接または間接に選んだのだろうか。私は日本の「心ある人々」と共に後悔しているのである。 谷口雅春著 「私の日本憲法論」より
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2013年01月22日
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