|
革命政府は、天皇を戦犯者として処刑する
昭和四十四年
こうして国家権カを武カによって奪取した後、革命政府は何をやるのであろうか、田中卓氏は前記、太田竜著び日本革命のバイブルを引用して次のごとく書いている。
「その次には『革命政府の果たすべき課題』として、革命を行なった後どうするかということまで書いています。
天皇制については、『革命政府は天皇を直ちに皇居から追放し、対中国.ソ連侵略戦争の戦争犯罪人として裁判にかける』。警察官なども『警部以上の幹部は即時追放』し、場合によっては人民裁判にかける。検事も追放する。『自衛隊は解散する』そのかわりに『人民解放軍』をつくる。
そして『人民解放軍の基本原則は“全人民の武装“である』とありますから、徴兵によって国民全部を武装させ、『社会主義祖国の防衛のために、全勤労人民は戦闘準傭をととのえなければならぬ』と書いているのです。また個人でいいますと一切の銀行資本は無償で国有化される』『百万円以上の個人銀行預金は凍結される』『居住者一人当り、一〇坪以上の大邸宅は無償で国有化する』ーこういうことが書いてあるのです。
もし革命が行なわれますと、こういう事態になるわけです。決して夢物語りではありません。こんなことは、もうソ連や中共でやってきていることなので、何もめずらしい事ではありません。ですから日本でもやるんだと、彼らは五年も前から叫んでおるにすぎません」
このプログラムに従って革命運動は進行の途上にあるのであって、学生の騒乱は、その前哨戦にすぎないというのが田中卓氏の御意見なのである。
谷口雅春著 「私の日本憲法論」より
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





