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今後の政治の要諦は
このような左翼革命煽動家の乗ずるところとなるような隙をつくらないのが政治の要諦なのである。そのためには、国家の根本法規である憲法の筋を通すことである。 そもそも事の起こりは、占領行政の便宜上、占領軍が押しつけたニセモノの自称日本国憲法を温存したままで、詭弁をもって自衛隊などを作って政府みずから多数決の暴力で憲法を蹂躙するからである。政府は速やかに「現行憲法は憲法でなかった」と正直に素直に真実を告白すべきである。そして、「バラバラの国民主権の多中心国家」で、国民が指名した一公務員にすぎないものを、あたかも国家の統治の大権を有する者のごとくふるまわせぬことである。 すみやかに現行憲法の無効を宣言して、神聖なる伝統をもち給う天皇を、単に象徴ではなく真に国家の元首とし、主権者とし中心を多極化せずに天皇御一人に中心帰一する国家として日本国を復活せしめることである。 三島由紀夫氏が、『英霊の声』という創作において天皇を理想化して左の如く描きたるごとき、天皇中心国家、に引き戻すことによって、永遠に左翼革命家が純情なる青年を(煽動)して暴動にまでかりたてる隙なきようになすべきである。「皇祖皇宗のおんみ霊を体現したまい、兵を率いては向うに敵なく、蒼生(たみくさ)を憐れんでは慈雨よりもゆたかなおん方。われらの心は恋に燃え、仰ぎ見ることはおそれ憚(はばか)りながら、忠良の兵士の若いかがやく目は、ひとしくそのおん方の至高のお姿をえがいていた。われらの大元師にしてわれらの慈母。勇武にして仁慈のおん方。」 国民から選ばれ指名されたるあらゆる総理大臣は、何かの党の利益代表であり、国家全体の福祉と興隆とを代表する者とはなりえないのである。ただ、天皇のみ無我無私にして、どの団体、どの政党の利益代表でもないのである。終戦に際しても「自分の体はどうなっても、できるだけ多くの国民に生き残ってもらって、日本国の再建につくしてもらいたい」と仰せられたのが日本天皇である。よろしく日本天皇を単に象徴としてマーク扱いして天皇から仁慈無限の人権を奪うことなく、国家の元首となり給いて、すべての国民が「唯一つの中心」に帰一し奉って一糸紊(みだ)れず秩序整然たる日本国たらしむべきである。
そのためには、占領暴力によって制定された占領憲法を否定し、「多中心国家」を「一中心国家」たる元に戻すべく、1日も速やかに占領憲法の無効を宣言し、「大日本帝国ハ萬世一系ノ天皇之ヲ統治ス」と定められたる帝国憲法の有効を宣言公布すべきである。これがあらゆる国内多党化による、国内闘争、ひいては生ずる赤色革命を防止する唯一の方法である。帝国憲法有効の宣言が1日おくれれば、それだけ日本国内の危機は増大するのである。革命は足音をたてて近づきつつあるのある。
谷口雅春著「私の日本憲法論」より |
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2013年05月01日
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