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特集 なぜ憲法をかえなければならないか
憲法復元か、革命か
 
占領憲法下では首相が事実上の元首である(過去記事1月30日掲載)
 
私のように「天皇に大政を奉還すべし」と説くのではないが「天皇を元首にすべし」と説いている武藤貞一氏にも反対する人からの投書や意見が送られて行くのか、武藤氏は次のように述べている。
・・・・省略・・・
 
天皇を「象徴」と観ることに対する反論
(過去記事1月31日掲載)
 
私は、占領憲法に於いて、天皇が何らの実権をもたず、「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定めて、ただのシンボルまたは一種の符号的、無人格的存在にしてしまったことに反対するものなのである。武藤氏は『改憲か革命か』の三十四頁に次のごとく書いている。
・・・・中略・・・・・
 
われわれは、生ける国家、生命体としての国家、その国家の生命の中核であり本質である天皇にこそ自分の生命を献げるのである。天皇を「国家の生命の中核」と観るのと、単に「国家の象徴」と見たり、「国家といっても漢然としていて国民の心を統合する中心になりにくいから、国民の心を一点に集中するために生み出した象徴的具象」と見たりするのは、天皇の本質についての理解が異なるのである。この点はやがて武藤氏はわれわれの説に同調して下さることだと思う。
 
 
首相を守るために傷つく警官もある(過去記事2月1日掲載)
 
昭和四十四年
 
武藤貞一氏は、佐藤栄作氏のために、「戦場で決死、敵に当る兵士はあるまい」と断言しておられるが、事実は、戦場ではないが、羽田飛行場に佐藤総理大臣がアメリカ訪問のために出かけるのを途上に邀(よう)して阻止しようとした三派全学連に対して佐藤総理の一身を守るために、警官が自分の生命を的にして出動して学生と戦って、双方、多数の負傷者を出したのであった。
これは占領憲法下では首相は単なる「象徴」ではなく、警察業務はもちろん、行政全般を掌握する指揮者であり、自衛隊と称する陸海空三軍の最高指令権をもつ指揮者であるからだこの実権をもつ指揮者が「俺の一身を衛るために、警官よ、出動して、全学連と戦え」と指揮すれば、その闘争が警官自身の生命にかかわる危険があっても、自身の生命を犠牲にして戦わねばならぬのであり、また戦ったのであった。
ただ「これでよいのか」という疑問がわれわれ国民の潜在意識の底に残るのである。佐藤総理がただ自分の一身を守るために、国民同士(警官と全学連と)を戦わしたことに対する反感から、「現在の体制」に対する反感がますます高まることになり、それ以来、全学連の反体制的暴動がエスカレートすることになったのであることに、佐藤総理は気がつかないなら、それはあまりに国民的反感に対して鈍感すぎる言わねばならないのである。
 
 
食べられない〃画餅(がへい)〃に注意せよ
(過去記事2月2日掲載)
昭和四十四年
 
「アメリカ出て行け」の叫びは、主として共産主義陣営に同調する国民または政党から出ているのであるが、これは沖縄返還の問題が国会論議の一つの焦点になったのを機会に、そして日米安保条約再検討の時期が近づくので、その闘争のための前哨戦として、国会及び言論界で戦わされているものであるが、沖縄返還は「即時無条件返遼」でなければならないとか、「B52爆撃機を沖縄から即時撤去せよ」とか、いろいろの現実ばなれのした理想論が、おおむね、革新側から提出されたのである。
政府与党に属しない革新側は、自分が政権をすぐ担当する見込みもなにもないから、現実に政権を担当したらとてもできない理想論を、国民の歓心を買うために唱えて、「あの政党は良い理想をもっているから今後投票してやろう」.と国民が思うように誘導するのである。国民はそれが単なる絵に描いた理想で、実際には食べられない牡丹餅(ぼたもち)であることを見破らねばならないのである。
 
 
非武装中立は理想論でなければ偽善である(過去記事2月3日掲載)
昭和四十四年
 
社会党(民主党)は、「非武装、中立」の政策を打ち出し続けているのであるが、それは宗教的理想論として宗教者が、たとえばイエスが、みずからを無防備にして、全然無抵抗にして刑場に曳かれて行って十字架にかかるごとき純粋なる心境でそれが説かれるならば尊いことであるけれども、防備を現実的に必要としている現体制を打倒すゐためだけの「言論の爆弾」としてそれが用いられるときは、それは、悪質なる偽善となるのである。
・・・・・中略・・・・
 
これを評して、民主社会主義研究会の遠藤欣之助氏は次のごとくいっている。「社会党は、幻想と希望的観測によって棲息している、世にも『不思議な政党』である。たとえ現実のきびしい国際政治のもとにあっても、ひとり超然として非武装平和の名のもとに反体制闘争に国民を巻き込むその感覚は、無責任時代の産物である
・・・・省略・・・・
 
 
ソ連は決して平和勢力ではない過去記事2月4日掲載)
昭和四十四年
左翼の学生やマルクス主義者は、「アメリカは戦争勢力であり、ソ連や中共は平和勢力であるから、アメリカと手をつないでいると、戦争に巻き込まれるおそれがある。だから、アメリカには日本から還ってもらって、日本は独立国となり、ソ連中共という隣国と仲よくして中立条約を結んでおいたら、日本は永久に平和で他国の侵略のおそれはない」ーなどという説をなすのであり、それを信ぜしめられている国民も多数あるけれども、それは全く事実に符合しない宣伝であるのである。日本がアメリカの空軍に広島、長崎を爆撃されて「日本弱し、抵抗カなし」と見たときに、ソ連が、日ソ中立条約を破って一方的に満洲、朝鮮、樺太に侵入して来たのであった。そのようなソ連国の性格を私たちは忘れてはならないのである。
・・・・省略・・・・
 
もし日本が分割されていたら(過去記事2月5日掲載)
昭和四十四年
・・・・省略・・・・
「なかんずく気の毒なのはドイツです。戦前のナチス・ドイツはヒトラーの指導の下に鉄の団結を誇る民族でありました。そのドイツは、戦いに破れて東西に分裂させられ、たとえば東京にあたるベルリンの町のまん中に国境線があって、旅行者はその国境線で厳重な身体検査を受けます。そして国境線では同じドイツ人が違った色の軍服を着て自動小銃をかまえて睨み合っているのです」
・・・・中略・・・・
 
日本がこんな状態にならなかったのは、ソ連の北海道進駐をゆるさなかったマツカーサー元帥と蒋介石総統の叡智ある処置に負うのである。われわれはこの恩恵を忘れないのである。アメリカに「還れ」といったり、蒋介石政府を国連から閉め出して、中共を国連に於ける中国代表者としようなどと考える者があれば、彼は破廉恥(はれんち)な忘恩者と評するほかは仕方がないのである。
 
『毛沢東語録』で進軍する中共(過去記事2月6日掲載)
昭和四十四年
ソ連に進駐されたら、こんな悲惨な状態になるはずだったが、中共の方は、はたして平和勢カであろうか。中共は、原爆水爆を実験していて、すでに中距離の弾道弾を開発中で、ソ連の各都市および日本全土は、その射程内にあるということである。それだから中共の御機嫌を損じないように、今から媚(こび)を呈しておかなければならないと容共派の政治家は考えているらしいが、それは敗北主義にすぎないのである。
中共は「みずから進んで最初の原水爆攻撃はやらない。世界から原爆兵器をなくするための抑止カとして、原水爆を開発しているのだ」とたびたび言明するけれども、『毛沢東語録』には、
「世界はただ武器によってのみ改造することができる」
「永久に戦争なき平和は、ただ戦争を通してのみ得られる」
「共産党員の一人ひとりが、みな『銃口から政権がうまれ出てくる』という真理を理解しているべきである」「革命の中心任務と最高の形態は武装による政権の奪取であり、戦争による問題の解決である。このマルクス・レーニン主義的な革命の原則は、普遍的な妥当性をもち、中国であろうが、外国であろうが、みな一様に妥当する」
・・・・中略・・・・
 戦争をけしかけることによって、戦争を通して全世界に共産革命を起こそうというのが、毛沢東の理想であり、理論なのだから。
'
つづく
 
谷口雅春著 「私の日本憲法論」より
 
 
 
 

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