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特集 つづき 占領憲法の非真理性とその影響
 
○安全のみならず生存までも"他国民まかせ
(過去記事1225日)
 
占領憲法で一番問題とされているのは、第九条の"戦争の放棄"である。
・・・・中略・・・・
「自衛のためならば陸海空軍はもってよいし、国の交戦権もあるのだ」ということになっていて、自衛のため.ならば核兵器をもってもよいというふうに拡大解釈される方向に進みつつあるのである。だからこの"戦争放棄"の条項は、ぜひとも改正しなくとも自衛隊や国防軍をもつことができないわけではないから、この第九条の戦争放棄のみが問題であるならば、日本国憲法の改正を必要とする必須の問題ではないのである。
 
それよりも重大なのは、この"戦争放棄"の条項のさらに背景になっているところのこの憲法の前文であるすなわち、
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とある点である。
 
「われらの安全」だけではなく「生存」までも、平和を愛する他国の国民の公正と信義に信頼して、それに頼って保持するのであって、自分の力によっては自分の生存さえも、守ろうとはしませんと決意したというのである。しかし、
「そんな公正と信義を有する隣国はどこにも見当らないのである。」
 
 
 
○日本国民の血縁的一体観を破壊した憲法 
(過去記事1226日)
 
この占領憲法のさらに最も悪いところは、“家”の制度を破壊し個人を祖先および父母から分断して相互の関係を断絶したことであります占領軍が、日本の良俗美風であるところの"家〃の制度の破壊を狙ったのは何故であるかというと、日本国が大東亜戦争中、世界五十二ヵ国と戦いながら、あれだけ強かったのは、日本国民は天皇を家長とし、天皇家を宗家とする一家族であるとの信念をもっていて、全国民一致団結して戦った結果であるから、日本を将来いつまでも弱小国の状態に陥れておくためには、「国民が天皇家を中心とする一家族」という日本民族独得の個性ある国家観念を打ち破っておかなければならないというわけで、“家”の制度を廃して、個人の男女夫婦の単位家族制度に改めてしまったのであります・・・・・省略
 
 
○個人主義を強調する占領憲法 (過去記事1227日)
 
占領憲法の第十三条には、
「すべて国民は、個人として尊重される」とありまして、ここにいかにこの憲法が反国家的であって、個人主義的憲法であるかを暴露しているのであります。これは「すべての国民は国家の一員として尊重せられる」とあるべきでありまして、この憲法には国家観念がないから、「個人として尊重せられる」などと個人主義的ことを堂々と打ち出しているのであります。もっとも、その第十三条には、続いて、「生命、自由、及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」とあって、個人の権利追求に対し「公共の福祉に反しない限り」という制限は、設けてあるが、それは「国家の福祉に反しない限り」ではないのであつて「公共の福祉に反しない限り」と書かれている点に注目しなければならないのであるたとえば共産主義者が、「国家を破壊しても、共産国の衛星国にすることが、公共の福祉にかなう」と考えた場合には国家の破壊工作を行っても、それは、この憲法に適するのであって、その革命運動を制圧することは、この憲法の下においてはできないのであります。
 
 
日本的思惟に於ける「公け」
 
日本の伝統的思考においては「公け」とは「大親家」であったわれらの生命は大生命より出で、大生命を大親として、そこより発して国家の形成となり、祖先、父母を通じて、大生命の流れを汲んで個人にいたるのである。大親なる大生命(天照大御神)のいのちの流れは国家の生命となり、祖先の生命となり、父母の生命となり、子孫の生命となる。ここに大生命→国家の生命→個人の生命は、一貫して一体であり、「公け」に尽すとは、自已の生命の本源の顕現のうち最も本源的なるものに尽すことになるのであります。
ところが、この占領憲法に於いては、公け(公共)とは、個人主義者の集団なるただの社会を意味するだけであり、「公共のために尽す」ことは、必ずしも国家の興隆のために尽すことではなく、国家をつぶしても「吾ら全般の福利のために尽す」という意味になっているのであります。そこに革命運動の種子が蒔かれているのであります
 
 
                        谷口雅春著「私の日本憲法論」より
 
 
特集(二)占領憲法の非真理性とその影響
 
 
○天皇中心理念の顕現としての日本国家(過去記事12月20日掲載)
 
外国の国家のうちには、人民が集まって協議して自已防衛のための団体をつくり、その人民群の福利のための信託組合のような形で国家が形成されたのがずいぶんあるようであります。しかしそのような国家形成の原理を日本民族国家の形成にまで当てはめて考えることは間違いなのであります。この間違いの原理を、国家形成の「普遍の原理」だなどと称して日本に押しつけたのが現行の占領憲催であります。
 
日本国家の形成は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の天孫降臨の神勅(みことのり)にある如く、天照大御神がその大御心(おおみごころ)の中に「豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂国(みずほのくに)は世々(よよ)わが子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり」という日本国家形成の個性ある根本原型が設計せられ、その精神的原型(すなわち理念)が天降って、その理念の具象化として神武天皇の建国となり、爾来、二干六百三十年にわたって、日本にのみ存在するこの個性ある天皇中心国家が連綿として継続して来たことはそれが人類普遍の個性なき国家形成の原理に従って機械的に形成された国家でないからこそであり、それが天授の国家理念の具体化であればこそ、このように天皇中心制度が二千六百三十年にもわたって継続し得たのであります。
これは他国に比類なきことであります。
 
 
皇位の神聖性は失われず
 
国家というものが「国民の福利のための信託組合」にすぎないところの諸外国においては、その国民から、選出または擁立(ようりつ)された「国民主権の代行者」であるところの“大統領”“首相”その他“為政の中心人物”が行なう政治が、国民の福利に背いていると国民の一部の有カ者又は国民の大部分が考えるにいたったとき、有カな一部の国民が“謀(はかりごと)”をもって、従来の為政者を倒して自分が為政の首班者としての地位につく。その“はかりごと”の中には暴カによる権カ者殺害によるクーデターから、権カ者の軟禁または追放や、軍の圧カによるものや、国会等の会議において従来の為政者の欠点を摘発して、群衆の総意または多数決によって前の権カ者を退陣せしめる方法にいたるまでいろいろの段階があるのであります。が、ともかく、世界各国の王位または権カの主班は、このようてして常に頻々(ひんぴん)として崩れ去って、ま別の王朝または権カ者の首班ができて、常に交代を繰返して来たのであります。ころが日本国塚においては、そのような易姓革命(えきせいかくめい)行なわれず、国政の首班は天皇によって任ぜられた。武家階級の相互間では権カの争奪戦はありましたが、天皇それみずからは、それらの争奪戦の上に超在する神聖な存在であったので、武家の最も有力なる者も、天皇−によって征夷大将軍の印璽(いんじ)を授かったのであjました。
ある時代においては、天皇家の中で、南北朝のごとく本家争いは一時あったが、それは天皇家内部の皇統のうちどちらが皇位を継ぐべきかの争いであって、天皇家の神聖性の皇位はその超在性を失わなかったのであります。ここに世界各国と日本国家の成立理念の相異が見られるのであります。
 
 
○部分が全体の意志から断絶するとき死を招く
(過去記事1222日掲載)
 
部分に主権があり、全体に統治の主権がないということは、これは人体にたとえれば、胃袋には胃袋自身の主権があり、腎臓には腎臓自身の主権があり、心臓には心臓自身の主権があり、おのおの自治的に生理作用を営んでいるのであるという考え方に似ているのであります、・・・中略・・・
このことは国家の場合も同様であります。国民のうちのある階級が、国家の統制から断絶して自分だけの繁栄を目的として、国家に反抗している場合には、これと同様の結果を招くのであります。
 
 
○国家に統一意思はなく内戦を孕む民主政治 
(過去記事1223日掲載)
 
占領軍が上陸して来て日本弱体化の政策を遂行するにあたって、第一に行なったことは、日本国家を「生きている生命体」で置くときは、日本は復活するに相違ないというので、生命体の中枢と部分とのつながりを断絶することにしたのである。つまり心臓は心臓だけの中枢で動けばよいのであって、生命の中枢が部分を支配する権限を奪ってしまったことである。・・・・省略
 
 
個性ある伝統を剥奪された国はすでに植民地である
 
すべての高級な生命体には個性があるのである。生命の個性ある顕現の歴史的文化的発展がいわゆる伝統というものであって、単なる民族の習慣とか〃しきたり"とかいうものではないのである。国家は生命体であるから、歴史を通じてその個性ある表現をつづける。その伝統を破壊することは国家という生命体の個性を破壊されるということになる。国家とその文化とが個性を剥奪されて、外国のそれを押し付けられたとき、その国家は仮りに独立国の体面を保っているにしても、その国の内容は植民地であり、その国の文化は植民地文化となったのであるその国の文化の中には、その国独得の政治形態が含まれていること無論である。政治形態を占領軍に押しつけられた時、日本はアメリカの殖民地になったのである。それが今もなおつづいているのが日本の現体制民主政治であるのである。私は反体制であるというのは、そういう意味においてである。
 
 
                      谷口雅春著「私の日本憲法論」より
占領憲法の非真理性とその影響      
 
○私は日本を愛する故に反体制に味方する  過去記事1213日掲載)
○明治憲法の大綱は決して改定できない   (過去記事1213日掲載)
○「憲法の条項改正」と憲法全文の変更」とは異なる
(過去記事1214日掲載)
○摂政を置く間(占領期間中)明治憲法は変更できない
(過去記事1214日掲載)
○日本国憲法がニセモノの憲法である第一証拠 
(過去記事1215日掲載)
 
 
○時間の流れを停止せしめて成立した憲法
(過去記事12月15日掲載)
 
「日本国憲法」がホンモノのわが国の憲法ではなくニセモノ憲法である証拠の第二は、その憲法の制定が、明治憲法第七十三条の、
「将来此ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ帝国議会ノ議二付スヘシ」とあるにかかわらず、明治憲法を改正するにあたって帝国議会の議に付したということが書かれていないで、その憲法前文に、
 
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し・・・・・この憲法を確定する」と書いていることであります。
「帝国議会」の議に.付さなければならないのを、「国会における代表者を通じて行動し」と書いているのであります。国会という名称は、占領軍作文の「日本国憲法」において定められている立法府でありまして、そんなところで、この憲法の制定が確定するなどということはあり得ないのであります。もっとも、この偽憲法は、帝国議会の貴族院議員たちはこれを通過させないつもりであったのでありますが、正面から占領軍に反抗しては政治追放又は戦犯裁判に処せられるから、時間をかせいで、時間切れで審議未了で流してしまうつもりであったのであります。ところがいよいよ時間切れになるその日の午後十二時の五分前になりますと、帝国議会のすべての時計が全部停ってしまった。むろん、これは議事の進行を見守っている占領軍が全部の時計を止めてしまったのであります。これでいつまでたっても時間切れにはならない。このような乱暴な押しつけ又は強制によって、「日本国憲法」と称するアメリカ製作文は、形式だけは議会を通過したのであります。
 
 
○西欧文明は「分割によって支配せよ」が原理(過去記事1217日掲載)
○今はまだ占領継続中である        (過去記事1217日掲載)
○占領憲法のもつ欺瞞性          (過去記事1218日掲載)
○部分に分割したら全体はなくなる    (過去記事1219日掲載)
 
 
 
 
谷口雅春著「私の日本憲法論」より
 
 
※参考資料
占領憲法に関わったユダヤ人
 
大日本帝国憲法は伊藤博文らがドイツにいきプロイセン憲法を手本にして作成したものです。伊藤博文はビスマルクに会い、ベルリン大学の憲法学者ルドルフ・フォン・グナイストの講義を受けます。グナイストはローマ法の教授だったことがあり、行政実務の経験もあり、イギリス法にも精通しており、かなりの人物でした。
グナイストはユダヤ人です。弟子にアルバート・モッセという人がおり、この人もユダヤ人で伊藤への講義はモッセも受け持っています。
アルバート・モッセは明治19年(1886年)に日本に招かれて4年にわたり滞在しました。モッセは憲法の起草を手伝っただけでなく、市、町、村、郡、府など近代的な行政区画単位を制定するのにあたっても助言して大きな役割を果たしました。
 
モッセは日本に魅せられて日本を深く愛するようになります。ドイツ帰国後、以下の詩を書いています。
 
私は日本人を心から深く愛する。
日本の風土を心から愛する。
まるで、わたしにとっては母国のように思われる。
日本での仕事は、毎日、忙しかった。
だが、いつも日本人の笑顔によって囲まれていたから、快かった。
そして、日本を去る日が巡ってきた。
日本はすばらしい、身近な、大切な思い出として、片時だに忘れることができない。
モッセは1925年に生涯を閉じました。
 
第二次世界大戦がはじまったころ、駐日ドイツ大使を務めたW・ゾルフの未亡人が、ベルリンの街でモッセの娘マーサに出会います。ワイマール時代に二人は日本関係のパーティでしばしば顔を合わせていたのでした。マーサはまもなくユダヤ人収容所に送られると語りました。そこでゾルフ婦人はその足で日本大使館を訪れ、マーサとその娘エバを保護するように訴えました。日本大使館はアルバート・モッセのことはよく知っていたので、ドイツ政府に特別な配慮を与えるように要請しました。このためマーサもエバも収容所に送られることなく、日本大使館からの食糧、医療の援助を受け、大戦を乗り切ることができました。
 
ちなみに現在のGHQ憲法もユダヤ人が関わっています。ホロコーストを免れるために東京へきていたピアニストのレオ・シロタの娘ベアテ・シロタという人です。作曲家の山田耕作が一家を救い出して日本に招いていました。
ベアテ・シロタさんは、GHQ民政局に通訳要員として採用され、ホイットニー准将はベアテさんをはじめ25人に9日以内に憲法を作るように命じました。ベアテさんは驚いて途方にくれたといいます。もちろん、骨子は決まっていましたが、細部のところや整合性などはここで共産主義者らが作成した憲法案や世界の憲法をもとにして25人の素人によって憲法が作られたのでした。実をいうとシロタさんはアメリカ共産党員でした。
 
参考文献
 WAC「渡部昇一の昭和史(正)」渡部昇一(著)
 徳間書店「ユダヤ製国家日本」ラビ・M・トケイヤー(著)
 朱鳥社「日本人が知ってはならない歴史 戦後篇」若狭和朋(著)
参考サイト
WikiPedia
「アルバート・モッセ」
 
 
※いつ、どこの資料か忘れました。
 
つづき 日本国憲法の背景となる哲学 
愛国組織の連合体 日本国民会議における講演
(昭和四十二年)
 
明治憲法に復元せよ
 
社会党(現民主党)或いは共産党の人達が現憲法を護る、即ち、護憲派に廻っておりますのは、決して永遠に現憲法を維持したいというのでないのは明かであります。今の憲法は、革命運動をどんなに推し進めてもそれを止めることが出来ないように作られていて思想の自由、表現の白由及び団体でいくら争議してもよいという団体争議権というものを認めている。だから国民政府を樹立する迄、現憲法を護って.おくということは、結局革命準傭の為の憲法を保存しておくということになるので運動するのに大変便利である。だから革命が成就するまでそれを保存しておきたいというのであって彼らは実際に何時までもそれを保存したい、いつまでも象徴としてだけの天皇でも保存したいというような気持は決してないのであります。
 
社会党の奉ずる杜会主義理論から言っても社会主義政権のもとにおいては天皇制は両立しないといことになるのでありますですから結局今の国会の議席が半数以上を社会党或いは共産党その他革新派の政党の人達によって占められるという事になりましたならば、国民の総意によって天皇の地位というものは廃せられてしまい、そして天皇制なき新たなる杜会主義憲法がそこに作られるということになる危険を著しく孕んでいるのであります。
 
中略・・・・革命と云うものは、そんなに大勢の革命の闘士を必要としないのであります。私はソ連の革命の映画を見たことがありますが、ごく僅かの人間が武器を持って蜂起して、それがもとになって革命が成就している。例えば日本でももし、・・・中略・・・・・或る外国からこの革命を企画する或る団体のメンバーに何千挺かの武器が供給されて、そして革命の闘士が立ち上って内閣を占領し大臣を軟禁して、放送局、新聞社を占領して「革命政権は樹立された。今迄の政府が革命政府に政権を譲り渡した」と云うことを、新聞、ラジオ、テレビ等によって報道すれば忽ち革命がそこに成就してしまう惧れがある
 
特に日本の国では思想的に、今の天皇制に対して反撥を感ずるような教育が日教組の教育によって行われているのであります「あの恥ずべき大東亜戦争を起こしたそんな天皇制は無くなる方がいいじゃないか」と云うようなことがもう準備教育として日教組によって行われ、多くの若い層の国民は革命を悦んで素直に受け入れる精神的素地が出来ているのでありますから僅かな人数が武器を持って蜂起したら自由に革命は成就してしまう慎れがあると私は思うのであります。
 
その場合に、現憲法では自衛隊と云うものは総理大臣の指揮下にありますから、革命新政府が出来てその総理大臣が出来たら、自衛隊は革命軍の指揮下にある軍隊になる訳でありまして非常な危険を孕んでいる・・・中略・・・明治憲法に復元して、日本国の軍隊は天皇陛下の統師権のもとにあるとして、はっきり天皇の軍隊であると云うようにしておかなければならないのです時の政府の支配下にあると云うことになれば、共産党政府になったり社会党(現民主党)政府になったらその支配下に自衛隊は入ってしまいますから、日本を護る軍隊ではなくて革命軍に味方する軍隊になると云う恐れが非常にあると思うのであります。
 
そう云う場合に、もう東京都内は新政府の出現した中心地なのですから都内の自衛隊はすぐに革命政府の指揮下に入ってしまう。・・・中略・・・東京都内の食糧は欠乏して来る。・・・中略・・・一度国鉄(JR)も私鉄も全部止まってしまったならば東京都内の国民に外から食糧が全然来ないと云うことになります。そして革命政府が「お前達が今迄の汚職の政府を倒して起ちあがった革命政府に対して帰順を誓うならば食料を送ってやる」と言つて宣言したら、皆餓死するよりは革命政府にお辞儀をした方がよかろうと云うことになり、自衛隊も含めて東京都肉にあるところのものは悉く革命政府に帰順を誓うという事になる。それはもう一週間か十日位のうちに、食糧が無い中でそうなってしまう可能性があるのでありますから、・・・中略・・・革命政府の指揮下に入った部隊とそうでない旧政府の指揮下に入った部隊とに分れて其処に内戦が始まると、明治維新当時の薩長の軍隊と彰義隊とが戦ったような悲惨が東京都内に起こる。
 
・・・中略・・・こうしてその結果どうなるかと言いますと、神武天皇建国以来二千六百二十七年ずーっと続いて来た神武建国の日本国、天照大神がその神勅によって「是れわが子孫(うみのこ)の王(きみ)たる可き地(くに)なり」と云う根本理念で造られた日本国は、それを以って終りを告げると云うことになります。そう云う危険が既に迫っているのであると云うように考えられる訳であります。そういう訳ですから、どうしても国防軍の統帥権が天皇にあると云う憲法に復元して置かなかったならば、この日本国を将来革命の時に護ることが出来ないので、私は是非とも現行の日本国憲法を廃してー廃すると云うよりもその無効を宣言してーそして明治憲法が既に生ぎているのであると云うことを宣言して欲しいと考えるのであります。
 
で、自民党が自主憲法制定と云うことを看板に掲げておりますけれども、今の憲法を生きているとして自主憲法を制定する為には、憲法改正の手続上国会の総議席の三分の二以上を占める議員が賛成しなければ今の憲法を変えられないと云うことになっております自民党はだんだん汚職の為に議席を失いつつあり、幾ら自主憲法を作ると言っても現憲法が生きているのではどうしても議員の数の上から不可能と云うことになるのでありまして、それは只(ただ)の空念仏で単に羊頭(ようとう)を掲げて狗肉(くにく)を売ることになっているのであります。
 
そこでどうしても、今の憲法は押しつけ憲法であってこれは本来無効の憲法であると云う事実を闡明(せんめい)して、その無効を宣言する必要がある。即ち「現行の日本国憲法と称するものは、占領軍が占領行政に都合のよいように日本国民自身の自由なる発言をなし得ない時に押しつけ的に定められた占領行政基本法に過ぎないのでありますから、既にサンフランシスコ平和条約が成立したその時から、明治憲法は自ずから復元して既に生きているのである。それを今迄の総理大臣が気附かなかったから宣言しなかっただけである。それを今気が附いたから爰(ここ)に宣言する」と云うことならば、これは議会の決議も協賛も何も、いらないのであると私は思うのであります。まあ、そうしなければ仕方がないと私は思うのであります。
 
それには、勇気と愛国心をもつ総理大臣が決死の覚悟をもって、「日本国憲法と称していたものは、占領行政基本法に過ぎないのであるから占領終了と共に、これは無効になったのである」と云うことを宣言する。そして内閣の閣僚達を悉くそれに賛成させる、そして天皇陛下に秦請してそれを天皇によって公布して頂くと云うようにすれば、私は一番無難であると云うように考えているのであります。誠にこの日本国憲法については私は法律家でも専門家でもありませんので、非常に杜撰(ずさん)な処があると思うのでありますが、請われるまま私の考えているところの一端を述べまして私の今日の責任を果した訳であります。どうも有難う御座いました。
 
 
谷口雅春著 「私の日本憲法論」より
 
つづき 日本国憲法の背景となる哲学 
愛国組織の連合体 日本国民会議における講演
(昭和四十二年)
 
唯物論に立つ日本憲国法(過去記事113日掲載)
 
しかし残念ながら今の日本国の政治は、憲法そのものが唯物論的であります。唯物論は、原子・分子が集まって全体ができるという物の考え方に立脚するのであります。即ち部分が先きで全体が後であると言う。国民と云う部分が先ず在って、それが集まって国家という全体を拵(あつら)えているんだと云う唯物論的立場に立つのが今の日本国憲法であり
・・・中略・・・
さて、この唯物論と云うものは、存在を細かく分子に還元し分子を細かく分けて原子とし更にそれを細かく分けて素粒子にして、その素粒子と云うような小さいものが集まって全体が出来るのであると云う機械観的な世界観なのであります。それが結局日本国を如何に観るかと云う国家観と云うものにも現われており、そう云う考え方が基になって今の憲法が出来ているのであります。この憲法は民主主義憲法と言われておりますが、民主主義と云うのは、最大多数の国民の幸福を目的とする政治的イデオロギーであると思うのであります。しかし最大多数の人間の幸福と云ってもその「人間の把(とら)え方」と云うものが唯物論的であり、その上に現憲法が成り立っているのであります。それには人間の幸福を護るように書いてありますけれども「人間とは何ぞや」と云う根本の把え方が唯物論的であり肉体主義なのであります。ですから現憲法では例えば、その第二十四条には「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とありますが、この文章の通りに解釈したら、婚姻即ち結婚は両性のセックスが合意したら、それのみに基いて成立すると云うのであります。両方のセックスのみが快楽を得て幸福感を得られるなら、その結婚は成立すると云うのであり、其処には魂的なものは少しも書かれていないのであります。両性の合意のみに基いて成立し」と「のみ」まで附いている処に注目すべきであります。だから両方のセックスの合意以上のもの、本当の愛と云うようなものであって結婚するなら、もう既に現憲法違反と云うことになる恐れがあるのであります。況(いわん)や親に相談をしたりしたら憲法違反であると云うことになるのです。そう云うふうに肉体の快楽のみが中心になって結婚と云うものは成立するのであると書かれている。此処に明かに、現憲法と云うものは民主主義憲法とは言うが、肉体民主主義憲法あって決して人間を霊的存在として認めている憲法ではない生言うことが出来ると思うのであります。
 
 
現行憲法が生み出した色々の社会的不祥事過去記事11月4日掲載)
 
だから幾ら人間を尊重する憲法であると言っても根本的に人間をセックスから産まれて来たところのそう云う低い次元に於ける唯物論的人間として認めているのでありますから、本当に人間の尊厳と云うものを認めている憲法ではないのであります。
 
だからセックスの快楽のみが重んじられて、その結果生じたところの胎児は堕胎してもよいという法津がこの憲法を背景に出来ているのであります更に現憲法には団体争議権と云うものが認められております。大変便利なようでありますけれども結局赤い思想の人達がこの憲法の条項を利用して革命準備演習をするのを停めることが出来ないように作られているのですで、毎年の定期闘争の如く、総評議長の命令一下、忽ち日本の大動脈であるところの国鉄を全部止め得るところの権利を持っている訳なのであります。で、何干万人の国民の足が奪われて、国民がどんなに迷惑を蒙っても「我々働く者がもっと多く給料を貰いたければ、闘争して国民の足ぐらい止まってもいいじゃないか。儂(わし)のふところさえ肥ればいいのである」という利己的な餓鬼道的な人間の物質的慾望の上に更に慾望を飽くなく追求して闘う煩悩を正しいとして基本人権として肯定しているのが現憲法であります。これは結局癌細胞が「儂さえ増殖して肥れば全体としての肉体が弱って行こうがどうでもいいじゃないかと言って愈々(いよいよ)増殖して行くようなものであり、そう云う考えが現憲法の奥にあると考えられるのであります。
・・・中略・・・
或いは交通事故対策というようなことが盛んに唱えられても、ジャリトラックが無暗に積載量以上のジヤリを積んで走り回ったり、人を轢(ひ)いて何とも思わないというのも、結局は「自分さえ肥れば自分の収入さえ増えればよいのである」というような唯物論的考えから来ているのでありまして現憲法が唯物論的哲学により成り立っているものですから、そのようになってしまっていると思うのであります。
 
青少年の非行化ということも問題になっておりますが、現憲法には、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立する」というように定められている一方表現の自由、言論の自由ということが保障されております“戦中或いは戦前においでは.一寸猥褻(ちょっとわいせつ)な文章が一行でもあるとそこを削除しなければ発売禁止になったのでありましたげれども、近頃の大抵の小説は何処かに赤裸々に女性の肉体を露出さして、そして猥褻な行為をするような描写がこと細かに書いてあるが、それを押えることが出来ない。それを押えたら憲法違反であるということになるのであります。
・・・中略・・・
そして性欲が興奮する。その上、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立する」と憲法で決められてあるのですから、どうしても日本の少年青年の非行化を止めようと思っても止めることは出来ない。その上、そのような非行によって妊娠した子供に対しては責任をもたないで堕胎すればよろしいという法律になっているのは現憲法が肉体民主主義憲法であるからでありまして、現憲法をこのままに保存して置く限り日本国民の道徳生活というものは益々低下するより仕方がないと思うのであります。
 
 
つづく
 
谷口雅春著「私の日本憲法論」より
 
 

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