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足取りは しっかりと、歩くことが 出来ます。 いつも、ゆっくり、しっかり 散歩を しています。 あるとき a さんと 手を繋いで 歩いていました。 a さんは じいばあ園に 最初に 入所した 痴呆重度の 女性です。 ただ、散歩を しているのなら、まあ、「 ほほえましい 光景 」 ということに な ります。 a さんが 捜し物をしているのを お手伝いを してる らしいのです。 a さんが 失くしたというものを 捜すために、どこか 他人の部屋の 箪笥を探して、 次に 自分の 居室に 入りました。 自分の居室で、自分の 箪笥だけを 捜せば 良いのですが、その判断が 出来ません。 同室の エーさんの 箪笥も 開けたらしいのです。 丁度、そこにエーさんが 帰ってきて、喧嘩になりました。 私は そこに 通りかかった ようです。 エーさんは 軽い痴呆です。 エーさんんは、「 黙って他人 ( ひと ) の 箪笥を 開けた 」 と 咎めました。 ウーさんは、「 だって、この人のものを 捜してたんだ。 しょうが ないだろう 」 痴呆ですから、理由に ならないことを、言ってます。 痴呆の人は よく物を 失くしたと 思いがちです。 実際は 始めから 無いものでも。 何かの 弾みで、思い出したものを、失くしたと 思ってしまうようです。 でも、そのうちに忘れてしまいます。 一緒に捜してるウーさんも、何を捜してるのか、分ってるのかなあ。 お読みいただき、ありがとうございます。
明日は、「 特養の 勤務 シリーズ 39 エーさんの 卒業式 」 です。
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そうなのですか・・・
なにかの拍子に思い出が現実の世界になってしまうのですね・・・
その時の探し物は、なんだったのでしょうね。^−^
2009/5/9(土) 午後 11:29
確かに。
痴呆の方どうしの会話って、傍から見ると噛み合ってなくて、
結構楽しめたりします。
このあと、どうして怒ってるのかまで忘れてたらおもしろいですね♪
2009/5/10(日) 午前 2:58 [ うここ ]
う〜ん、なんとも・・・。
ご本人さん方は真剣なんでしょうね。
2009/5/10(日) 午前 9:06
えがおさん
aさんは何かを言ったんでしょうが、聞いたほうは歩いているうちに忘れたんではないでしょうか。
そのような世界です。
2009/5/10(日) 午後 0:54
うここさん
言葉は合わなくとも、何か波長が合う、ということがあるようです。
エーさんは痴呆が軽度ですので、数時間は覚えているでしょう。
その後、卒業(退所)しました。それは本日。
2009/5/10(日) 午後 1:03
nego007さん
そうなんです。親切です。
傍からは、何やってんだろうと、見えますが、本人達は本気なんでしょう。
2009/5/10(日) 午後 1:06