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特養の勤務シリーズ178
終りに当たって(1) 長い間、お付き合いいただきましてありがとうございました。
特養の勤務シリーズを終了します。
このシリーズは昨年の3月1日に始まりました。
あおぞらは昭和60(1985)年4月1日に開園したじいばあ園に開園と同時に介護の仕事を始めました。
職員全員(事務員、調理員、看護婦含む)が隣町の特養で1週間、介護の研修を受けました。 3月に3班に分かれて、1週間その施設に泊り込みで、事務員、調理員、看護婦も介護の実習をしました。 帰るときは排便記録票、寮母日誌、色々な記録用紙を見本に貰いました。
このような用紙を確保することから、仕事が始まったんです。 現在はパソコン使用の時代になりました。 じいばあ園では全員が介護の未経験者でした。
福祉の大学を卒業した人は居ましたが、それも研修だけの経験です。
採用試験には定員の2倍ほどの応募があったとのことです。 1次の筆記試験と2次の面接、作文がありました。
経験者も含まれていたかもしれませんが、採用されたのは施設介護の未経験者だけでした。 園長の狙いは、なまじ経験者を採用すると、その経験者に引きずられて、その人の色に染まってしまう虞があるので、それを避けたい、
ということだったと思います。
じいばあ園は開所当時入所者は50人の定員でした。 初日の入所者は5人でした。すこしずつ入所者を増やして、職員に徐々に介護を勉強させようをいうことなのでしょう。 少しずつ入所者が増えていきました。 我々介護側は毎日あれはこうしよう、あの人はこういう処遇が良いのではないかと、業務終了後喫茶店などに集まり話し合いました。 よし、と なれば「じゃあやってみよう」、となりました。
そんなことが毎日のように続きました。 娘のような年齢の子と一緒に議論しました。 行事もこんな行事、あんな行事を他施設を参考に増やしていきました。
個人の好みも異なりますので、生きがいにもとクラブも増えていきました。 私達の仕事はドンドン増えました。 いえ、自分達で増やしたのですね。
いいこと、となるとまずやってみようと色々なものを増やしました。 みんな意気に燃えていました。 その1つとして、文集も作るようになりました。
あおぞらは第2集から第14集まで13年間編集長として製作に関わりました。 新聞形式で入所者を紹介することはどの施設でも行なわれますが、きちんと冊子で入居者の生活聞き取り集を作った施設は少ないのではないかと思います。
この文集はこのシリーズの初めのほうに紹介したゆう寮母の発案でした。
第1集は印刷も園の印刷機で印刷し、みんなで折って袋とじでホッチキスで綴じました。
第2集は折るところまで寮母がやって、製本は印刷屋さんにやってもらいました。 第3集からは印刷まで園でやって、その後の作業は印刷屋さんにお願いしました。 表紙は寮母が入居者の似顔絵を描いてもので通しました。 ただ、14集のうち2集は入居者から昔話や地元のわらべ歌などを聞き取り、伝承編を作りました。 その入所者の生活歴や考え方を知り、処遇に生かそうという面もあります。
大きな行事も新年会(酒あり)、運動会、夏祭り、敬老会、文化祭、クリスマス・忘年会を行ないました。
各月には誕生会を行い、季節には節分、お雛様、お花見、温泉旅行、外出デー、様々やりました。
また、色々な方が入所していました。
その思い出を177回にわたり綴り、紹介してきました。
今日もおいでいただき、ありがとうございます。
明日は終りに当たって(2)です。 それで終了になります。 |
特別養護老人ホーム
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福祉に携わる方達は優しい人が多いですね。
園が始まるときから皆が力を合わせて仕事をやってきた。その連帯感、絆は尊いですね。
聞き取りの文集貴重ですね。
2010/12/25(土) 午後 7:29
ぽちゃさん
今思うと、あの頃は幸せでした。仕事に夢中になれました。
回りが女性ばかりだったせいもあるでしょうかねえ。
自分達で園の基礎を築くという張り合い、意気込みがあり、評判のいい施設になりました。
文集は貴重なものです。昔の社会状況も分かります。
1度は話して見たかったというお話ばかりでした。
2010/12/25(土) 午後 9:09
おばんです♪
そうですよねぇ・・・色んな事があった・・・じいばあ園の記事・・・(゜_゜)(。_。) うん♪うん♪
けっこう勉強になりました・・・φ(..)メモメモ
これからも高齢社会が続きます。
介護問題もいい方向に向かって安心して老後が送れるようになって欲しいです♪
その為には・・・あおぞらさんのような介護福祉士が重要になりますね・・・(^_^)v
2010/12/25(土) 午後 9:50 [ ヒロ爺 ]
ヒロさん
じいばあ園の記事、介護の問題、現場、入所者はどを紹介しました。
終の棲家としての特養、人生最後の場です。
安らかな生活であって欲しいものです。
ご愛読ありがとうございました。
2010/12/26(日) 午前 10:42
先月から長男が特養の職員になりました。
私は来月から週2回デイサービスの職員になります。
勉強のためまた訪問させていただきます。
2012/6/29(金) 午後 11:29
TORISURIさん
息子さんが特養の職員に。
そしてあなたはデイサービスでお仕事。
このシリーズがお役に立てれば嬉しいです。
2012/6/30(土) 午前 10:14