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ブログ10年記念焼き直し(19) 平成20年11月12日のブログ 中学生3年生の職場実習 これは昭和31(1956)年の夏休みでのことです。
あのころは中学校を卒業して、そのまま就職する人が多かったんです。金の卵だって。もてはやされて。 そのような時代ですのでした。 職場実習というのが夏休みの期間に1週間ありました。もちろん希望者だけで、職種も希望です。 私は事務系ではなく、工業系を希望しました。ところがそのころ街には工場らしいものがありませんでした。 それぞれが町役場、運送会社、パン屋やお菓子、農協などに行きました。 私ともう1人クラスの仲間と自転車屋に行くことにしました。最初は先生に連れられて行きました。 朝、出勤(?)して挨拶のあと、仕事の手伝いをするわけですが、自転車が1日に1台売れるわけでもありませんでした。並べてある自転車を磨いたり、分解掃除のため自転車をばらしたり、パンクの修理を手伝いました。 そっちを上げて。これを拭いて。2人で、はい。はい。 パンク修理はチューブをタイヤとリムから外して、その状態で一度空気を入れてみる。そして浅い桶に汲んだ水の中にチューブを少しずつ回しながら入れて、空気の泡が出てくる場所を見つけます。そこがパンクしている場所ということです。 見つかったらそこに印を付けて、布で拭いて、乾かします。 修理部分が乾いたら、そこをヤスリで磨っておきます。またそこを覆うゴム板も同様に磨っておきます。この両方に専用のゴム糊をきれいに薄く塗ります。少し時間をおいてから両方をぴったり合わせて、ヘラでコリコリやって密着させます。 落ち着いたら、元のようにタイヤとリムにセットして、空気を入れて、終了をなります。 ただ、1度だけですが、これで終了にならなかったんです。それはパンク個所がもう1か所あったのでした。また空気が抜けてしまいました。残念やり直し。
あ、そうだ。エンジン付きの自転車か、バイクがあったんだなあ。メーターが付いているものがあった。 お昼はお弁当を持って行き、居間にあげてもらい、店の人と一緒に食べました。お弁当は楽しいが、店の人と一緒なので、ちょっと緊張してお茶をこぼしてしまったことがありました。
実習期間が終わり、最後の日に夏の下着のシャツを2枚頂戴しました。 さしたることもしないで、役にも立たないで、もしかしたら邪魔だったろうに。全く恐縮なことです。
その自転車屋はまだそこに店があります。当時のご主人はとうになくなり息子さん夫婦がやっています。
平成30年11月現在もそこの自転車屋さんは健在です。 その時のクラスメイトは昨年亡くなりました。
今日もおいでいただき、 ありがとうございます。
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