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「ポポー」
中学生のとき、母の友人が「ポポー」という果物を 母に持って きてくれました。食べさせて もらったら、香りが とても素敵で 美味しいものと 思いました。大きなタネが 入っていました。
私は とても気に 入りました。
その後、なかなか このポポーに 出会うことが ありませんでした。社会人になってから、東京・新宿のタカノとかいう 果物専門店で やっと 巡り会いました。
そこで買ったものは、最初に 食べたときより、軟らかくて 熟した感じでした。私は 最初の印象が 強いので、前のほうが おいしかったなあと 思いました。
あれから7,8年後の 昭和40年ころの ことです。
「あけび」
あけびを 知らない人に どんなものか、口だけで説明するのは 非常に難しいです。ポポーとあけびは外見が似ています。
リンゴや ブドウのように 球形じゃないし。うん、円筒形でバナナを 小さくした感じかな。色は薄い深緑、紫も入っています。
十分熟すと、 外縁が 縦に割れて、中身が 見えるよう になります。
食べられる部分は 白く軟らかくて 黒いタネが いっぱい 埋め込まれて います。食べられる(飲み込める)部分は 非常に 少ないです。
食べられる部分を 口に含んで、スイカのときのように 種を吹き 出すのです。吹き出し方が スイカと違い、機関銃のように 連続的に 吹き出します。
そうしなきゃ ならない というのでは ありません。タネが多いのです。
ま、機関銃のように 出せるには 多少の慣れが 必要でしょう。
私が 子どもの時は あけびを採るのは 競争でした。そのため、熟すまで、待ってられませんでした。
あけびを 最後に採ったのは 私の子どもが 小学生のときです。
そのころは、もう野山で あけびを採って 食べようなんて 子どもは 居ませんでした。
あるところに、大きな木で、採る人もなく、熟したあけびが たくさん なっている木が ありました。
子どもと一緒に ゆうゆうと 採ることが できました。楽しかったねえ。
でも、残念ながら、その木は 切られて しまいました。 くやしい。
昭和55年(1980)ころです。
写真は あけびです。産直で、買ったものです。左上のものに 白く横線が 見えます。そこが 割れ目となります。色は 私のイメージと 少し異なり、紫が濃いものが 多いです。
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