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「ドジョウ汁と 屠殺」

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 ドジョウは 食べ物だ。祖父は 大好きだった。それで、家族全部が 好きになっていた。もちろん、私も好きだ。

 その昔、ドジョウ売りが 来ると、よく買っていた。売るほうも あそこへ行けば 売れるということを 心得ているのだろう。

 調理は 母がやっていた。豆腐、ネギ、ゴボウで 普通のドジョウ汁だ。使い切れなかった ドジョウは、桶に入れて、生かしていた。ドジョウの身が 軟らかくなる とかで、大豆を なん粒か 入れていた。
昭和20年代のこと。


 妻も食べるので、結婚してからも 何回か 食べる機会が あった。ドジョウは、買ったものは 養殖もので、小さい。もらったものは、天然もので 大きい。

 調理するとき、ドジョウが鍋の中で、バタバタ 音を立てて 暴れる。あの音は少なくとも、私にとって 快音ではない。そんなことを 言ったら、調理する妻に 申し訳ない。

 食べるときに「美味しい」と言って食べて、その音が、どうも、と言うのは、虫が良すぎる。


 それでは、牛を屠殺するのを 見たこともないし、見たくもなくて、ただ牛肉が 美味しいと 言って食べるのと 同じであろう。


 私は 中学生の時に、屠殺場で、豚を大ハンマーで 屠殺するのを 見たことがある。昭和31年ころ。

 屠殺人が、豚を隅に追い詰める。豚は死を察して、キーキー 鳴いていた。そして、動きが止まった一瞬に 屠殺人は ハンマーを 豚の眉間に 振り下ろす。

豚はキーと一声で もがいて、息絶えた。屠殺人は、直ぐに 喉を切って 血を出した。

 それを 残酷というのは 綺麗事であろう。

その日は、お弁当を 食べることが 出来なかった。

 随分前に、ある著名人が「自分で 殺すことが 出来るものを 食べるのが、体に合っている」というようなことを 言っていた。

 それだと、私は 小魚ぐらいしか 食べられない。しかし、それが 正解なのかも しれない。

 ただ、現実には肉も食べる。

少なくとも、食べられる動物と それに携わった人々に 感謝しなければ ならないであろう。

屠殺人だって 楽しいはずが ない。(その人は、町の 肉屋さんだった。)

 そういう仕事を してくれる人が いるから、肉だけを見て、肉も美味しく 食べられる。

単なる 食べ物ではなく、命を差し出した物への 感謝があって しかるべきで あろう。あだや、おろそかには 出来ない。

この文を書いていて、生きるということは、他の動植物の 犠牲の上に 成り立っていることを 私自身が 再認識させられた。

明日は話題を変えて、カレンダーにしよう。
 

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  ポスト 1
敬意を表して、まず 東京 中央 郵便局 前のポストから。

万国 郵便連合 加入 75年記念 ポスト。 大理石製。

左は 使用して いたときのもの。 昭和27年(1952)2月19日に 設置。

右は 使用廃止に なってからのもの。 平成17年(2005)9月に 使用廃止。

 2枚目は、ポストの 右側に 付いている プレート です。

どちらも、自分で 撮ったものです。

左の 入り口辺に 普通の ポストが あります。



これから、不定期に 色々な ポストを 紹介します。 お楽しみに。


 今日、10月13日は 私の 結婚記念日 です。

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