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昭和20年代。小学生5年生ころか。 子どもの収入源(4)
友達に誘われて、納豆売りをすることになった。近所に卸してくれる所があった。普通の民家のよう
で、特に 店らしい感じは ない家だった。
友達と 一緒に行って、10個 借りた。
そのころの 納豆は、三角の 経木に入っていたり、ワラの「 つと 」に 入っていた。
さて、借りては みたものの、どこへ行って 売れば 良いのか 分からない。
引っ込み思案の、人見知りする私が、よくこの話に 乗ったと思う。
不思議。お金が欲しかったんだろうなあ。
近所の家に行った。1つ買って もらった。嬉しかった。 勇んで、次の家に 行った。残念、断られ
た。 そして次も、断られた。
もう 意気 阻喪 してしまった。
そうだ、叔母さんなら、買って くれるだろう。 少し離れた 叔母さんの家に 行った。
叔母さんは、不思議そうな 顔をしていたが、思惑通り 1個 買ってくれた。 しかし、そこから、家に
連絡が行って 納豆売りは 止めさせられて しまった。
叔母の家にも 電話があった。110番だった。(警察とは関係はない)
2個 売れただけで、終了となった。 申し訳ない 仕儀となったが、 卸してくれた人に 8個 返却した。
1個8円で仕入れて、10円売りだった。4円 受け取る ことが できた。
あのころは、納豆1つを 家族みんなで 食べたんだ。 削り節を入れたり、大根おろしを 入れたりして、量を増やして。
その後、田んぼで採った せりを 売ったことが あった。これは 子ども会としての、行動だったかもし
れない。
これも、親に 止められたように 思う。
一昨日、先一昨日に書いた 栗や 水仙のように 特定のところに 行くのは良いが、不特定の ところに
売り歩くのは、親から見て 惨めに見えたのか、店を張ってる 商家の見栄か。
そのときのセリは、写真に比べたら、別の植物か と思われるほどだ。
茎はずっとずっと短くて、外側に反っていた。 根も外側に張り出していた。 また、こんなに青々は
してなかった。いかにも 野生という 感じだった。
数日前、「 子どもの仕事 」 で、キジ、ヤマドリが 出てきたので、 明日は 父の猟と 犬にしよう。
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